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2019年12月 8日 (日)

KISS「THE FINAL TOUR EVER KISS END OF THE ROAD WORLD TOUR」ゼビオアリーナ仙台

今日はゼビオアリーナ仙台へ、「THE FINAL TOUR EVER KISS END OF THE ROAD WORLD TOUR」を観に行く。
大好きな“KISS”の最後の来日ツアー、本当かなぁ~?と思いつつやはり無理してでも行きたくなる。
仙台~東京~盛岡~大阪~名古屋、どこへ行くか迷ったけど、初日の仙台と二日目の東京をチョイス。
アリーナ公演とドーム公演、両方楽しもうという計画。本当は最終日の名古屋も行きたかったけどガマン。
11時20分東京駅発の新幹線に乗って仙台へ向かう。東京駅のホームで友達とバッタリ会ってビックリ。
おまけに同じ車両なんて「どこまで偶然なんだよ!」と、二人して大笑い。
寝不足気味ということもあってか、ぐっすりと眠っているうちにあっと言う間に仙台に到着。
仙台と言えば牛たん・・・今日はハピナ名掛丁の「福助」という店に入ってみた。
やっぱり牛たんは美味しい。ビールを呑みながら、とろろ飯と一緒に大盛を平らげる。

開演時間まではまだまだ時間があるけど、グッズを買いたかったので地下鉄で長町一丁目駅へ。
少し歩くと何やらテントが見えてきた。物販のテント、まだ14時半だというのにたくさんの人が並んでいる。
気温はそれほど低くないと思うけど、風が強いのでメチャメチャ寒い。震えながら列に並ぶ。
一時間ほどでようやく自分の番。欲しかったモノはひと通り買えたので良かった。
あとは開演を待つだけ・・・いつもならあたりをブラブラと散策というところだけど、寒いので「IKEA」へ避難。
気がつけば「IKEA」初体験。決められたコース通りに店内を歩かなければならず、ちょっと困ってしまった。
迷宮からようやく抜け出した頃には、そろそろイイ時間。会場へと引き返す。
17時20分ごろ会場入り。今日の席はアリーナ13列14番、ステージ下手だけど13列目という神席。
ステージにはシルバー文字で「KISS」と書かれた黒幕がかかり、ステージサイドにはモニター。

18時開演予定のところ、若干フライング気味に“Led Zeppelin”の「Rock And Roll」が流れる。
お客さんは一気に総立ち。既にノリノリでライブが始まる瞬間を待っている。
ステージを覆っていた幕が上がると、天井から八角形の台に乗ってメンバーが下りてくる。
一曲目は「Detroit Rock City」。ステージ上には火柱が立ち、破裂音が響き渡る。
Drums:Eric Singer、Guitar:Tommy Thayer、Vocal:Bass:Gene Simmons、Vocal&Guitar:Paul Stanley、
もはや不動のメンバーと言っていい。Paulの体調が心配だったけど、四人とも元気そうでなにより。
続いて「Shout It Out Loud」を演奏したあと、「KISSの古いクラシック・ナンバー」という紹介で「Deuce」。
「Say Yeah」「I Love It Loud」「Heaven's On Fire」と新しめの曲が続いたところで「War Machine」。
サイレンの音がけたたましく鳴り響く中、Geneは火吹きパフォーマンス。やっぱりこれが出ないと。
「Lick It Up」ではTommyのスペイシーなギターソロ。だけどレスポールは最後まで煙をあげなかった。
次は「Calling Dr. Love」。重々しいGeneのヴォーカルに重なるメンバーのコーラスがイカす。

「100,000 Years」ではEricのドラムソロがフィーチャーされる。かなりたっぷりの時間、これまでに無い展開。
初期の名曲「Cold Gin」を演奏したあと、雷がゴロゴロと鳴り響いて「God Of Thunder」が始まる。
Geneは斧ベースを弾きながら、口からドロドロと血を吐き出す。これまた見逃せないお馴染みのシーン。
そのままGeneはお立ち台に乗ったまま天井へと上りつめる。ゆっくりと上がっていったのがちょっと意外。
そして「Psycho Circus」から「Let Me Go, Rock 'N' Roll」。このあたりの軽めのRock'n'Rollナンバーもイカす。
ここでPaulはシルバーに輝くギターをかき鳴らし、お客さんと一緒に「Sukiyaki」を唄う。
「みんなの近くに行きたいぜ。俺の名前を呼んでくれ!」とPaulは言い、アリーナ中央のサブステージへ。
「Love Gun」のイントロと共に空中を飛んでいくPaul、何回観ても興奮するしカッコいい。
「一緒に唄ってくれ!」とPaulは叫び、そのままサブステージで「I Was Made For Lovin' You」。、
Paulはまばゆい光に包まれながら「Black Diamond」のイントロをつま弾き、空中浮遊してメインステージへ。
EricのヴォーカルにGeneとPaulが声を重ねる。この曲は重く哀しく切なくて最高のナンバー。
エンディングではEricのドラムセットが天井高くせり上がり、本編はフィナーレを迎えた。

アンコール、ステージ中央に現われたのはグランドピアノを前にしたEric。
バラードの名曲「Beth」。切なげな声で唄うEricが泣かせる。今回はかなりEric推しの演出だな。
エンディングで他の三人が合流して、Ericを取り囲むようにしている姿が微笑ましかった。
続く「Crazy Crazy Nights」では、色とりどりのバルーンがアリーナへ投げ込まれる。
そして始まったのは「Rock And Roll All Nite」。爆音とともに紙吹雪が大量に舞い上がる。
バルーンと紙吹雪に加えてリボンキャノンまで発射されて、もう笑うしかない狂うしかない。
エンディング、再びEricのドラムセットがせり上がり、Paulがギターを叩き壊してフィナーレ。
ステージの灯りが一瞬にして落とされると、楽しいRock'n'Roll Showは20時ちょうどに終わりを告げた。

規制退場と言いつつ割とスムーズに会場の外へ出ることが出来て、20時半の地下鉄に乗って仙台駅へ。
JRはメチャメチャ混んでいそうだったので、ちょっと遠回りだけど地下鉄にして正解だったかも?
新幹線の時間を早めたかったけど、1時間に一本しか出ていない事に気づく。
弁当やら何やらをゆっくりと買い出しして、21時30分発の新幹線に乗り込む。
あれこれ呑み喰いしているうちに、あっと言う間に東京駅。仙台ホントに近いな。
家に帰ったのは24時前。ちょっと疲れたけど、やっぱり行って良かったと思う。

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