Leyona「Leyona 20th Anniversary Premium Live」六本木 Billboard LIVE TOKYO
今日は六本木 Billboard LIVE TOKYOへ、「Leyona 20th Anniversary Premium Live」を観に行く。
“歌姫”Leyonaのデビュー20周年のお祝いライブ。時の流れの速さに感嘆しつつ、お祝いに駆けつける。
本当は1st stageも観たかったのだけれど、18時30分開演はさすがにキツくて断念。
18時半ごろ仕事を切り上げて、大江戸線で六本木駅へと向かう。
開演まで時間があるので、とりあえず腹ごしらえしようと「正直家」という店に入ってみる。
呑み屋として使うにはちょっと割高だけど、定食が1000円程度で食べられるのでお得。
六本木という街に一矢報いたような気がして、なんだかちょっと気分がイイ。
食後の腹ごなしを兼ねてイルミネーションを見ようと思ったのに、雨が降り出してきてしまった。
それでもミッドタウンガーデンのイルミネーションは、なんとか見ることが出来た。
例年の凝った造りに比べて、ちょっとばかり地味な印象を持ったのは気のせいかな?
21時過ぎに会場入り。今日の席はメンバーズシート19c。ステージ下手のお気に入りの席。
ほぼ予定通り、21時30分ごろ開演。
Drums:ASA-CHANG、Bass:三浦淳悟、Keyboards:森 俊之、Guitar:會田茂一、Chorus:うつみようこ
という顔ぶれのバンドをバックに、Leyonaがギターを弾きながら「STARS」を唄い出す。
いきなりこの曲で始まるとは想定外。久しぶりにナマで聴くけど、Leyonaの唄はやはり胸に沁みる。
ここからは次々とゲストが登場して、Leyonaとセッションを繰り広げていくという展開。
まずはFunkyな演奏に乗って、Spinna B-ILLがステージに登場。初めて観るけど、ゴキゲンじゃないか!
お客さんを煽りながら、ソウルフルでネッチリとした唄を聴かせる。こんな人がいるんだなぁ~パワフルですごい。
ドラムもベースもとんでもなくGroovyで、思わず身体が動き出す。ギターはトーキング・モジュレータを使ってるし。
Spinna B-ILLが書いたというバラード「揺れながら」を、二人でデュエットするシーンも良かった。
続いてSpinna B-ILLと入れ替わる形で、アコースティック・ギターを抱えたCaravanがステージに登場。
オリジナルの「Soul Music」を唄ったあと、Leyonaがレコーディングに参加したという「Free Bird」を演奏。
ものすごくナチュラルで自由なフィーリングを感じて、今さらながら好きになってしまった。
ここでコーラスのうつみようこがヴォーカルをとり、Leyonaと二人でソウルナンバーをデュエット。
Etta James & Sugar Pie Desantoの「In The Basement」という曲、あまりの迫力に度肝を抜かれる。
Leyonaはこういう曲をもっと唄えばイイのになぁ~。ソウルフルなヴォーカルがたまらなく素敵。
続いて「Funky代表!」という紹介で佐藤タイジがステージに登場。ステージがパッと明るくなる。
「セカンドはやっていいという噂を聞いています」と言うタイジに、「ほどほどにやで!」と釘を刺すようこさん。
まずはタイジがプロデュースしたという「Tone」を演奏。久しぶりに演奏したというけど、これもまたイイ感じ。
そしてタイジと言えば「ありったけの愛」。いつも通りと言えばそれまでだけど、この曲はやっぱりアガる。
バンドが「Green Onion」を演奏する中、「私のルーツ」という紹介でCHABOがいよいよステージに。
CHABOはメガネなしテレキャスの完全ロック仕様。バンドの演奏に合わせて、ひとしきりギターソロ。
予想通り始まった「サ・イ・フ」は、ニューオリンズ風アレンジのLeyonaバージョン。
會田さんのパリパリに乾いたギターもイイけど、森 俊之のローリング・ピアノが何よりもゴキゲン。
ここでLeyonaはひとまず退場し、CHABOが今日のために書き下ろしたという「Song for Leyona」。
Leyonaに捧げるアップテンポのナンバー、「これからもずっと唄ってくれよな、れよな♪」という歌詞が最高。
後半はLeyonaも加わり、めちゃめちゃホットなステージはひとまずフィナーレ。
アンコールが始まるとともに、ステージバックのカーテンがオープンし、六本木の夜景が広がる。
そして「バリバリの私のヒットナンバー」という紹介で、「Travellin' Man」が始まる。
思えば私がLeyonaを意識したのはこの曲から。大好きなこの曲を演ってくれたのはとても嬉しい。
続いてアルバム「SMMR」から「HOW」。このアルバムは個人的に敬遠していたけど、こうして聴くとイイ。
曲の途中でLeyonaは「スロー・バラード」を唄ってくれた。ちょっとだけだけど、心に沁みた・・・。
ここでバンド・メンバーは退場して、Leyonaは再びCHABOをステージに呼び込む。
CHABOはメガネをかけて椅子に腰掛ける。「20年前からこの緊張は続いています」とLeyona。
「清志郎が横で唄っていたときと同じ感覚なんだけど、Leyonaは声という才能を持っていると思う。
自分でもいいコト言ったと思う。だから何度でも言っちゃう。Leyonaは声に才能がある」とCHABO。
その言葉に妙に納得・・・そうなんだよなぁ~まさしくLeyonaの声が大好きなのだ。
そしてCHABOが弾くアコースティック・ギターをバックに、デビュー曲の「オレンジ」を唄う。
20年前、CHABOがプロデュースしたこの曲からLeyonaは始まったのだ。
最後に出演者全員がステージに勢ぞろいしてカーテンコール。23時05分ごろ終了。
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