仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time #20」南青山 MANDALA
今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time #20」を観に行く。
毎月開催中のCHABOのDJナイト、去年の5月から始まって今夜はその第20弾。
19時05分ごろ会場入り。座席番号は8番。ステージ上手一番端のテーブル席、前から二番目。
ステージ中央のテーブルには、CDラジカセとカセットラジカセが置かれている。
テーブル横のピアノ椅子に積み上げられたCDが、いつもより少ないのは気のせい?
予定より遅れて19時35分ごろ開演。
CHABOは黒のカーディガン、その下に襟付きのベスト、黒のロンT。メガネをかけている。
ステージ中央の椅子に腰かけ、椅子の上に積まれたCDを手に取りながらかけていく。
そしてステージ下手のスクリーンには、プレイ中のアルバムのジャケットが投影される。
というわけで、以下はDJナイト恒例のメモをたよりに書き起こし。
OpeningSE. Hey Mr. DJ [Van Morrison]
⇒オープニングはもちろんこの曲。楽屋にスマホを忘れて、「みんな忘れ物に気をつけろよ」と言うCHABO。
M01. Do You Want To Know A Secret [The Beatles]
⇒「まずは言い訳から」という前置きのあと、昨日ライブが終わってその映像を観てから選曲したけど
全然テーマが見つからず、何故だかわからないけど浮かんだ曲を紹介するということでプレイ。
M02. Because [The Dave Clark Five]
⇒「これも何故だかわかないけど浮かんだ曲」と、しきりに不思議がるCHABO。
M03. Joy To The World [The Staple Singers]
⇒クリスマス特集は自分としてはもういいかなと思ったけど、いくつかかけてみたいということで。
M04. The Ragpicker's Dream [Mark Knopfler]
⇒クリスマス・ソングではないけれど、クリスマスを感じる曲。歌詞を朗読してからプレイ。
M05. X'mas In February [Lou Reed]
⇒この曲が収録されているアルバム「NEW YORK」のジャケットに写っている五人の男、
バンドメンバーかと思いきや全てLou Reed本人。「人間関係が無くてイイなぁ~」とCHABO。
歌詞カードをリーディングしてからプレイ。Lou Reedが静かに唄う反戦歌。
M06. Christmas Card From A Hooker In Minneapolis [Tom Waits]
⇒「マンボのボーイフレンド」の「ミネアポリスの友人から」という歌詞のモチーフになったという曲。
「ミネアポリスの女からの・・・」と言うところで何度も噛み、「なまむぎなまごめ」と言い出すCHABO。
この曲も歌詞カードを朗読。歌詞に対するCHABOなりの解釈が垣間見られるようでおもしろい。
M07. ごほうび [仲井戸麗市]
⇒「自分のクリスマス・ソングをかけなくて良いんですか?」という社長命令により(笑)ニューアルバムから。
⇒ここでちょうど1時間が経過。いつものように店長から、クッキーと紅茶が差し入れられる。
M08. Everyday I Have To Cry Some [The Duke Robillard Band]
⇒斉藤和義とのラジオ番組でせっちゃんがこの人の曲をかけたと、本人の物真似を交えながら紹介。
M09. I Loves You Porgy [Keith Jarrett]
⇒ご飯を食べるときによくかけている曲。ギター曲は熱中してしまうので、ピアノ曲が丁度良いらしい。
M10. Groovin' [The Young Rascals]
⇒ここからは秘蔵カセット・テープ特集。まずは「F.E.N」と書かれたSONY「C30」のテープ。
清志郎が録音したのをCHABOにくれたモノ。「『Groovin'』は山下達郎のテーマソングだよな」とCHABO。
そのあと「皆さんこんばんは山下達郎です」と、達郎の真似をし始めたのには悶絶。
M11. さよならマスター [古井戸]
⇒1978年3月14日、渋谷ジァンジァンで録音されたというライブ音源。
この曲は現在のMANDALAあたりにあったBARでの出来事をモチーフに書いたとのこと。
ベースが入っているのを聴いて、「もしかするとリンコかもしれない」とCHABO。
M12. 流浪 [古井戸]
⇒ラジオ関東で放送されていた「ミッドナイトプラザ」という番組でのライブ。1977~78年ぐらい。
CHABOがべろんべろんに酔っぱらって出演していたらしいが、今日はそこは聴かせないと。
M13. 僕は本気さ [RC's House Session]
⇒国立に住んでいた清志郎の部屋で録音された音源。Vocal:忌野清志郎、Guitar:仲井戸麗市、
Bass:小林和生、Guitar:奥津光洋、Piano:新井田耕造というメンバーでのセッション。
「清志郎は居なくなったし、奥津も居なくなった。でもスゴイね、音は残る」とCHABO。
M14. White Christmas~よォーこそ [RCサクセション]
⇒1980年12月25日の渋谷公会堂でのライブ音源。ホーン・セクションは“生活向上委員会”。
オープニングのCHABOのMCは聴かせないと言うので「えぇーっ?」と思わず声をあげると、
「えぇーっじゃねえだろ! 人の過去を笑ってどうする?」とCHABO。あのMC、好きなのになぁ~。
M15. さびたとびら [山口フジオ]
⇒カセットテープ特集の最後は、文字通りの「PRIVATE CASETTE」という作品から。
M16. God [John Lennon]
⇒アルバム「ジョンの魂」収録曲。当時衝撃を受けたという歌詞を、曲に合わせてリーディング。
読んでいるうちに気持ちが高揚したのか、「もう一回初めから。そういう唄!」 と初めからかけ直す。
M17. ラジオ<LIVE> [仲井戸麗市]
⇒「昨日のライブで唄って、久しぶりで喜んでもらえた」と言い、アコースティック・ギターで弾き語り。
昨日聴いたときの気持ちと、ライブ後にCHABOへ感想を話した時の気持ちが入り混じる。
ESE. Merry Christmas Baby [Otis Redding]
⇒「ギターで安定したフレーズを弾いてしまったとき、そんな自分が悔しいよね。
俺もハッパかけてトライするから、みんなも進化してくれよ!」とCHABO。
開演前にChuck BerryとB.B.Kingの直筆サイン入り写真をもらったので、
「部屋に飾って頑張るぞ!」と言い残してCHABOはステージをあとにする。
ところがステージにスマホを忘れてしまい、取りに戻ってくるCHABOが可笑しい。
こうしてクリスマスのDJナイトは、22時05分過ぎに終了。
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