VA「ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー 2019 ~WINTER GIFT~」新宿 LOFT
今日は新宿 LOFTへ「ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー 2019 ~WINTER GIFT~」を観に行く。
二年ぶりとなる「ミューヂック・アワー」、今回は“LONG VACATION”のメンバー三人の共演。
ロンバケとしての演奏があるのかはわからないけど、こんな機会は滅多に無いので楽しみ。
時間をちょっと読み違えてしまい、開場時間の18時15分ギリギリにLOFTへ到着。
整理番号A38番で入場。今夜は椅子席なので、ステージ下手の三列目、一番端の席に座る。
フロア後方エリアはスタンディング、こちらもほどよい感じで埋まっている。
予定より遅れて、19時05分ごろ開演。まずは中野テルヲのステージ。
ギターとパソコン、そしていくつかの機材を駆使しながらエレクトリカルなサウンドを奏でる。
ヴォーカルには絶えずボコーダー的なエフェクトがかかっている。近未来的なサウンド、でもどこか懐かしい。
個人的には初めて聴く曲ばかり。どこか1980年代のテクノポップを思わせるようなメロディー。
ライブ中盤に演奏された小沢健二のカバー「今夜はブギー・バック」が、とても素晴らしい演奏で感激。
めちゃめちゃテクノでポップなひととき、45分ほどで演奏は終了。
セットチェンジをはさんで、20時ごろからみのすけの演奏が始まる。
中野テルヲの演奏との落差が、あまりにも大き過ぎて笑える。
だけどじっくりと耳を澄ませて聴いていると、その世界にスッと入っていくことが出来る。
途中からアコーディオンが加わって、サウンドの透明感が更に増したような気がした。
神経質なぐらいにチューニングをするみのすけ・・・その間がかえってストイックさを演出する。
ちょっと短めの40分弱の演奏。だけどとっても輝いているひとときだった。
そして20時05分ごろからKERAのステージ。
Drums:佐久間 亮、Bass:坂出雅海、Keyboards:杉山圭一、Keyboards:佐藤真也、Guitar:伏見 蛍、
Trumpet:上石 統、Trombone:湯浅佳代子、Sax:ハラナツコという編成のバンド。
KERAさんは黒ずくめの衣装にシルクハットをかぶって「これでおあいこ」を唄い出す。
続いて「シリーウォーカー」「ケイト」。小編成のバンドだけど、KERAさんが唄うJazzをまた聴くことが出来て嬉しい。
あいかわらずニヤリとさせるMC。ロンバケは21世紀まで休みでなく、22世紀まで休みにすれば良かったと。
そしてコーラスにReikoを迎えて、「BITTER SWEET SUNSHINE」「操行ゼロ」とロンバケのナンバーが続く。
再びJazzナンバーに戻って「フォレスト・グリーン」「キネマ・ブラボー」。この曲は中野さんが作った曲。
ロンバケの「いつか聴いた歌」はJazz風のアレンジでソロまわし。このバンドにとても合っている。
本編最後は「LANDSCAPE SKA」。この曲の愛すべき“やり切った感”が心地良く響く中フィナーレ。
アンコール、KERAさんとバンドが再びステージに登場して「夏の遺跡」。
そしてステージに二本のマイクスタンドが追加され、中野テルヲとみのすけが演奏に加わる。
期待してはいたけれど、実現するかわからなかった“LONG VACATION”三人が揃ってのステージ。
「中野が唄うぞーっ!」とKERAさんが叫ぶと、お客さんは大歓声で応えて「LEGS」が始まる。
続いて「BEACH TIME」「憧れのミュージカル・スタア~ラジオスターの悲劇~」と演奏は続く。
イントロが始まるたびに沸き起こる歓声。その期待感がとても大きいことが感じられる。
KERAさんもすごく嬉しそう。「また観たい」と言うお客さんに、「また会えたらイイですね」と答える。
ラストは「シェリーにくちづけ」。大盛りあがりのうちに演奏は22時10分ごろ終了。
終演後、来年2月の“有頂天”La.mama 2daysのチケット販売。
整理番号はシャッフルということだけど、何枚販売されるのかわからないのでドキドキ。
前回はギリギリで買えたので焦ったけど、今回はあっさりと買うことが出来て良かった。
いずれにせよとても楽しみなライブ。また来年の楽しみがひとつ増えた。
遅くなってしまったけれど、せっかくの土曜日なので「夢やぐら」で呑む。
カウンターに座って、いつも通りの料理をつまみながらビール・酎ハイ・日本酒を呑む。
仕上げは冷たい蕎麦。けっこうハイペースで、23時40分ごろおひらきにして帰宅。
| 固定リンク
« 増田惠子「増田惠子 コンサート2019 Winter Rose」よみうり大手町ホール | トップページ | KISS「THE FINAL TOUR EVER KISS END OF THE ROAD WORLD TOUR」ゼビオアリーナ仙台 »
コメント