池袋呑み
今日は友達と呑み。
池袋西口の東京芸術劇場で19時半に待ち合わせして、「雅屋」という店へ。
いつもは満席で入れないこの店だけど、奇跡的に入ることが出来た。
刺身の舟盛りともつ鍋を食べながら、ビールと酎ハイと日本酒。
二次会は「歌広場」でカラオケ。1時間のみだけど楽しかった。
電車に乗って1時前に帰宅。
今日は友達と呑み。
池袋西口の東京芸術劇場で19時半に待ち合わせして、「雅屋」という店へ。
いつもは満席で入れないこの店だけど、奇跡的に入ることが出来た。
刺身の舟盛りともつ鍋を食べながら、ビールと酎ハイと日本酒。
二次会は「歌広場」でカラオケ。1時間のみだけど楽しかった。
電車に乗って1時前に帰宅。
今日は下北沢 CLUB Queへ、「どんと20周年祭-2020 魂の成人式-」を観に行く。
2000年の今日、どんとがハワイで情報化してから早いものでもう20年が経つ。
自分にとってどんとは、とても大切で大きな存在。決して忘れることなんか無い。
「魂の成人式」と題された今夜のイベント、久しぶりに集まる“ボガンボローザ”も楽しみ。
15時に退社。どうしようかと思ったけど、雨が降っていたのでひとまず家に帰ってひと休み。
そして開場時間の18時15分に間に合うよう下北沢へ。18時15分とは変則的な開場時間。
予定通り開場して、整理番号49番で入場。ステージ正面の二列目をキープ。
のんびりと観ようと思っていたけど、何故かステージ前が空いていたのでそこは遠慮せず。
チケットはSOLDOUTということで、それほど広くないフロアはお客さんでギッシリ。
ステージ後方の壁にはどんとの写真。優しい笑顔でこちらを見つめている。
ほぼ予定通り、18時45分過ぎ開演。
まずは小嶋さちほがひとりステージに登場し、「どんとを20年間忘れないでいてくれてありがとう」と挨拶。
そして「どんとの唄は素晴らしいものばかりなので、若い世代に唄い継いで行って欲しい」と話す。
一番目に登場したのは“Gateballers”。ドラム、ベース、ギター、ヴォーカル&ギターの四人編成のバンド。
ドラムは久富奈良・・・言うまでもないどんとの息子ナラ。ビックリするほど表情がどんとに似ている。
まずは「でっかいうちで」「夢の中」と、“BO GUMBOS”ナンバーを二曲続けて演奏。
けっこう凝った音造りで悪くはないのだけど、ヴォーカルにやはりどんとを求めてしまう。
続いてオリジナルを二曲。なんだかとても「優しい」感じ。これが今風なのかな? 物足りなさをちょっと感じた。
二番手は“ナツノムジナ”。こちらもドラム、ベース、ギター、ヴォーカル&ギターの四人編成のバンド。
そしてこちらもドラムは久富奈良。しばらく見ないと思ったら、頑張っているんだなナラくん。
オリジナル一曲と“BO GUMBOS”のカバー「誰もいない」。オリジナルはこちらも「優しい」感じ。
ギターに繋いであるエフェクターの数が半端無くて、そこから造られるサウンドは凄いなぁ~と思った。
一方の「誰もいない」はなかなかハードなタッチで良かった。後半へ行くに連れて、昇り詰めていく感じがして。
ここまでで既に50分が経過。セットチェンジにけっこう時間がかかり、これは長丁場になりそうな予感。
そして19時40分過ぎからラキタがステージに登場。Pすけのドラムをバックにアコースティックギターで弾き語り。
ラキタ、大人になったな・・・。オリジナルの「とうめいにんげん」を唄ってから、どんとのソロ「心の中の友だち」。
ギターはちょっとおぼつかないところがあったけど、唄はほんわかと浮遊した雰囲気でイイ感じ。
続いてベースの永井利充が加わり、トリオ編成となって「あたたかい方へ」。
永井さんのベースはやはりイイ! そして永井さん、背が高い! そんなことを思っているうちに終了。
続いて20時10分過ぎから“踊ってばかりの国”の演奏が始まる。
以前から名前はよく聞いていたバンド、ドラム、ベース、ギター×2、ヴォーカル&ギターの五人編成。
バンド名からすごくFunkyなノリを想像していたのだけれど、どちらかというとサイケデリックなサウンド。
ヴォーカルがちょっとイカれてる感じで、とってもイイ味出している。けっこう好きなタイプ。
どんと関連では“ROSA LUXEMBURG”の「橋の下」、“BO GUMBOS”の「トンネルぬけて」をカバー。
バンドの音に合うように上手くアレンジされた演奏。特に「トンネルぬけて」はダブっぽい解釈。
最後にオリジナル曲を演奏して、バンドとしてしっかり存在感を示していたところはさすが。
チホさんが再びステージに登場して、“ボガンボローザ”をステージに呼び込む。
Drums:岡地曙裕、Bass:永井利充、Keyboards:Dr.kyOn、Guitar:玉城宏志に加えて、Percussion:Pすけ。
やっぱりこの顔ぶれだよなぁ~ワクワクする。「めでたいね~よくぞキャッチしたね~」と永井さん。
まずは永井さんがヴォーカルをとって「ポケットの中」。いきなり涙が出そうになるほど楽しい。
「今日は20年という大き目のページだから、みんなと一緒にめくりたい。ペローーーーン!」という
永井さんの言葉に続いて、ラキタと永井さんが交互にヴォーカルをとって「ゆ~らゆら祭りの国へ」。
そして玉城さんがギターソロから「だけどジュリー」を唄う。この人のギターもFunkyでスゴイ。
続いて「ニカラグアの星」。このあたりはすっかり玉城さんの世界。思わず身体が動いてしまう。
ここでドラムが岡地さんからナラくんに替わり、kyOnがヴォーカルで「Zulu Rice Shop」。
今夜はなかなかシブめの選曲。だけどこの曲、kyOnのキーボードが異常にカッコいい。
「ここからは皆さんの力が必要です」と永井さんが言い、「振り向かないで~ハーイハーイ♪」と合唱。
「見返り不美人」だ。みんなで「ハーイハーイ♪」と手を振る。まるであの頃に戻ったかのよう。
そして“踊ってばかりの国”のヴォーカル:下津光史がヴォーカルをとって「絶体絶命」。
かなりぶっ飛んだ雰囲気だったけど、どんとに負けないヴォーカルを聴かせてくれた。
本編最後は永井さんヴォーカルで「あこがれの地へ」。これがものすごく良かった。
永井さんのどんとに対する思いが溢れていた。寂しいけど楽しく前に進んでいこうという思い。
泣きそうになりながらサビの部分を唄っていたら、永井さんがそっとマイクを向けてくれた。
アンコールの拍手は、途中からセカンドラインの手拍子に変わる。
セカンドラインの手拍子はBo DiddleyでもなくDr.Johnでもなく、“BO GUMBOS”から教わったんだよ。
今夜久しぶりにやったけど、みんなさすがに上手いよな~。すっかり昔に戻っている感じ。
チホさんがベースを手に取り、町田 康がステージに呼び込まれて「おめでとう」が始まる。
永井さんを中心にみんなで交互にヴォーカルをとり、町田 康は歌詞をリーディングする。
どんとの「魂の成人式」。「おめでとう」としか言いようがないじゃないか・・・「おめでとう」。
そして最後は「どんとマンボ」でフィナーレ。往年のファンの皆さんもステージに上がっての大団円。
「一番悲しい日を一番楽しい日に変えてくれた。新しい船出・・・乗組員の皆さんありがとう!」とチホさん。
シメは「ボガンボラップ」、徐々にテンポアップ。最後にみんなで記念写真を撮って22時30分ごろ終了。
ひょっとしたら どんと って、そもそもこの世に居なかったんじゃないか? そんな事を思った夜・・・。
次のページへ。ペローーーーーン♪
今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time #21」を観に行く。
毎月開催中のCHABOのDJナイト、2018年の5月から始まって今夜はその第21弾。
19時15分ごろ会場入り。座席番号は30番。ステージ下手のソファー席、ステージ真横。
あまり座ったことのない席だけど、ゆったりとくつろいで観るのには最高のポジション。
ステージ中央のテーブルにはCDラジカセ、テーブル横のピアノ椅子にはCDが積み上げられている。
予定より遅れて19時35分過ぎ開演。
CHABOはグレーと黒のボーダー柄のカーディガン、細かい白ドットの黒シャツ。メガネをかけている。
ステージ中央の椅子に腰かけ、椅子の上に積まれたCDを手に取りながらかけていく。
そしてステージ下手のスクリーンには、プレイ中のアルバムのジャケットが投影される。
というわけで、以下はDJナイト恒例のメモをたよりに書き起こし。
OpeningSE. Hey Mr. DJ [Van Morrison]
⇒オープニングはもちろんこの曲。まずはファンクラブ新年会で起こったビックリ出来事の報告。
そしてエミ社長がダウンして今日は来ていないとの話。居るとうるさいけど居ないと寂しいとCHABO。
M01. Long Way Back Again [Peter Wolf]
⇒今日のテーマは「ふと目が合って聴きたくなったアルバム」。まずはこの曲から。
M02. Too Close Together [Peter Wolf]
⇒Peter Wolfを続けてプレイ。先ほどかけたアルバムの5枚隣にあって目が合ったアルバム。
“The J. Geils Band”は清志郎と観に行ったらしく、アンコールが7~8回あったという話を。
⇒そんな流れから、話は清志郎の事へ。「ナニワ・サリバン・ショー」で唄った「まぼろし」。
自分でも唄おうかと思っていたけど、スタッフのリクエストの中にあったので挑戦してみた。
M03. Tribute To Chuck Berry [Ronnie Wood With His Wild Five]
⇒Peter WolfのアルバムにKeith Richardsが参加している事から、“Rolling Stones”つながりでプレイ。
M04. All Those Heroes [John Mayall & The Bluesbreakers]
⇒最近は古い方へ気持ちが向かっていて、CD棚の端っこでコイツと目が合った。
このところ思い出に生きているから(笑)、こういう感じが自分にフィットする。
歌詞をリーディングしてからプレイ。BluesHarpがカッコ良くて、奥津光洋くんが真似していたな。
M05. Hitch Hike [Marvin Gaye]
⇒公平と共作した“麗蘭”の新曲「誇りと歓び」、そのアイデアの元になった曲。
M06. Raining In My Heart [Slim Harpo]
⇒こちらも“麗蘭”の新曲「心に雨」のイメージをもらった曲。ちょっとユルい感じのBluesで好き。
⇒今日はなんだかDJっぽいね。でもエミちゃんが居ないと、コーチが居ないみたいで・・・とCHABO。
M07. Nobody Listens To Our Teenage Problems [Trini Lopez]
⇒子供のころ「ギターを持っている」という理由だけで買ったレコード。久しぶりにCDショップで再会。
M08. Gee Baby Aint I Good To You [Geoff Muldaur]
⇒ギターを弾いているAmos Garrettを新宿LOFTへ観に行った。音の秘訣はエフェクターでなく「指」だった。
M09. Sail Away [Randy Newman]
⇒歌詞がとても好きな曲。歌詞カードを手に取り、リーディングしてからプレイ。
⇒ここで開演してからちょうど1時間が経過。店長からクッキーと紅茶が差し入れられる。
M10. Skin It Back [Paul Barrere & Fred Tackett]
⇒Paul Barrereのライブを横浜へ観に行ったとCHABO。意外と活動的なんだなぁ~と感心。
ここでミニギターを手に取り、チューニングを始める。その様子を見ているのがとても好き。
M11. GO!GO!放課後 [麗蘭]
⇒仲井戸くんのバカっぽい一面が出ている曲という紹介で。大音量で聴くとカッコ良くてたまらない。
M12. Shenandoah [Donovan]
⇒Donovanの新譜。「ガルシアの風」をリーディングするとき流している曲。
そのときはCharlie Hadenのバージョンを使っているけど、こちらはDonovanのバージョン。
歌詞カードをリーディングしてからプレイ。
M13. Yesterday <LIVE> [仲井戸麗市]
⇒CHABOの生演奏。思い出の話をたくさんしたから、「昨日」というテーマで。
M14. A Hard Road [John Mayall & The Bluesbreakers]
⇒ここでインフォメーション。「Dessin Vol.3」を3月か4月ごろ発売する。今回は春編なので2月はレコーディング。
ESE. Walk Out To Winter [Aztec Camera]
⇒前の曲をブチっと終わらせ、「元気に寒い冬を乗り切ってくれ!」という思いを込めて。
こうして今夜のDJナイトは、21時50分過ぎに終了。
今日はお疲れ休みでのんびりしたいところだけど、午前中から下高井戸へ。
来週の法事の準備。あっという間に終わったので、駅ビルの「吉野家」で牛丼を食べる。
それから井の頭線に乗って渋谷へと向かう。
今日はBunkamura シアターコクーンへ、「七転抜刀!戸塚宿」を観に行く。
明石家さんま主演の芝居、生さんまを観るのは実に8年ぶりになる。
あいかわらずパワフルなお笑い怪獣が、どれだけ笑わせてくれるのか楽しみ。
12時40分ごろ会場入り。今日の席は2階C列9番。二階席なので、ステージはちょっと遠い。
13時開演。時は幕末から明治にかけての激動の時代。
日本が諸外国に開国を迫られ、国内も意見が対立して、天誅と称した刃傷沙汰が横行していた混乱期。
そんな中、藩士(藩の家臣)の仇討ちをテーマに物語は進行していく。
中尾明慶演じる藩士が狙う親の仇は、明石家さんまが演じる凄腕の浪人。
ところがその仇討ちは、お互いにわかりあったうえで演じているまったくの芝居。
二人を中心に、佐藤仁美、温水洋一、山西 惇、八十田勇一などが繰り広げるドタバタの数々。
ストーリーはそんな感じだけど、この際それはどうでも良くて、さんまの一挙手一投足に自然と目が行く。
中でもステージのヘリで音を拾っているマイクを使って、松山千春の歌を唄うところは大喝采。
ちょっと声が聞き取りにくいところがあったけど、徹底的に笑わせようとするところはやはり最高。
脇を固める佐藤仁美や温水洋一の本格的な芝居もすごく良くて、さすがプロだなぁ~と思った。
15時45分終演予定だったけど、5分ぐらい長くなっていたような気がする。
ほど良い時間になったので、終演後は「鳥市」で呑む。
昨日はよく呑んだからほどほどに・・・と思いつつ、いつも通りに楽しんでしまった。
18時前にはおひらきにして、バスに乗って帰宅。
やりたいことがたくさんあるから寝落ちはしないようにと思っていたのに、いつの間にか気絶。
ところが今日はこれで終わらない。
今日はBillboard LIVE TOKYOへ、麗蘭「Everything Gonna Be Alright」を観に行く。
昨日の大阪に続いて今日は東京。二日間で4ステージが観られるなんて夢のよう。
15時過ぎに六本木に到着して、しばらくミッドタウンガーデンで時間調整。
16時ごろ入場してメンバーズシート26eに座る。ステージ正面で意外と良い席。
1st STAGEは、予定通り16時30分に開演。
SE「波路はるかに」が流れる中、ステージ下手の楽屋からメンバーがステージに登場。
「とっくに新年あけましてご苦労さん」とCHABOは言い、「Everything Gonna Be Alright」で演奏はスタート。
続いて「Oh Load」。大阪では「Sweet Home大阪」が演奏されたところ、東京では差し替えになっている。
CHABOのスライドギターが公平のリズムギターにねちっこくからみつく。かなりディープな雰囲気。
私の席はステージほぼ正面の位置で、ものすごく音がイイ。メンバーズシートがこの位置というのもうなづける。
そしてSlim Harpoに影響されたという新曲「心に雨」。ミディアム・テンポのナンバーを演奏する“麗蘭”も素敵。
メンバー紹介では、いつも通り早川さんを「こいつ」と紹介するCHABO。膝の怪我の様子を話す早川さん。
公平のソロ曲「Jiving Honey Bee」に続いて、またもや新曲の「誇りと歓び」。公平のギターが心地良く響く。
「心に雨」からこの曲まで、早川さんはFenderプレシジョンベースを使用。あいかわらず良い鳴り。
「なんと公平が子年なんだよ」とCHABOが言うと、「今年は還暦です。本厄です」と公平が応える。
そして子年にちなんで「ネズミ」。「ネズミもトラの如し」という歌詞がなんとも意味深い。
「Yes We Can 2019」は、2020年用にちょっとだけ歌詞を変えてプレイ。Funkyでゴキゲンなナンバー。
続いて「ミュージック」。今回もCHABOはギターをチェットアトキンスに持ち替えずに、テレキャスのまま演奏。
ちょっとばかり尖った「ミュージック」。ここでいつも通りお客さんは総立ちになってヒートアップ。
本編最後は「年始SONG」。「せっかくだから声を聞かせてくれ!」とコール&レスポンス。
「ヘイ!ヘイ!ヘイヤ!」からの「関東平野!」「十勝平野!」、「ハイヤー!」からの「タクシー!」は大阪と同じ。
エンディングでいったんブレイクして、CHABOの挨拶をはさんで演奏が終わるというパターン。
早川さんがストラップを肩からはずして、ベースを置きかけていたのを私は見逃さなかった。
アンコール、例年は階段を下りて登場するところ、今回はステージ下手からメンバーが登場。
早川さんが怪我で階段を下りるのがキツいからなんだろうな・・・こればかりは仕方がない。
そして公平ヴォーカルで「ロックとロール」。ストーンズを思わせるゴキゲンなRock'n'Roll。
「じゃあもうイッパツいく?」とCHABOは言い、ロックンロールの賛美歌「R&R Hymn」。
まだ時間が早いからなのか、ステージ後方のカーテンは開くことはなくそのまま。
気がつけば今回のセトリは、「ミュージック」「年始SONG」を除き3月発売のライブ盤「麗蘭2019盤」と同じ曲順。
そんな仕掛けがあったのかぁ~!と驚くとともに、ライブ盤の発売が楽しみだったりする。
SE「マニフェスト」が流れて、17時45分過ぎにライブは終了。
2nd STAGEの開場時間は18時30分。中途半端な時間なので、店の前で友達と話をして時間調整。
指定席なので開場時間はスルーして、19時10分ごろ会場入り。今回の席はDXシートカウンターDL1。
“麗蘭”を上から眺めることが出来るのはココだけなので、毎年必ずこの席を予約している。
せっかく通路際を確保したのに、今回は階段から降りて来る演出が無かったのは残念。
2nd STAGEは19時30分スタート。
セットリストは基本的に1st STAGEと同じだけど、「ネズミ」の前に「イノシシ」が追加された。
時間的に余裕があるからか、進行は若干のんびりした感じ。メンバー紹介での早川さんいじりも入念に。
「Oh Load」で労働を表現するのに、畑を耕すようなアクションをするところがいかにもCHABO。
「ミュージック」の間奏、ステージ中央でCHABOと公平が並んでギターを弾き、その後に早川さんとJAH-RAH、
私の席から四人の動きがバッチリと見えて、この一体感が“麗蘭”なんだなぁ~と感じた。
個人的に気になり出した「年始SONG」のエンディング、今回は全員でビシッとキメてくれた。
アンコールの拍手と共に、ステージ後方のカーテンがオープン。六本木の夜景をバックに“麗蘭”を観る贅沢。
アンコール最後の「R&R Hymn」では、エンディングで「Don't Let Me Down~!」とシャウト。
終演時間は1st STAGEよりちょっと長めの20時50分。これにて二日に渡るビルボード4ステージはすべて終了。
7時半に起床。昨夜遅かったからさすがに眠い。
10時前にはチェックアウトして、梅田東通りにある「横綱」で呑む。
今回はあまりゆっくり出来ないけれど、大阪へ来たからには串カツを食べないと。
1時間ほど呑み喰いしてから、御堂筋線に乗って新大阪駅へ。
予定をちょっと前倒しして、12時過ぎの新幹線で東京へ戻る。
友達とブラブラと駅へ向かう途中、道端でスマホを拾う。
正確には拾った人が道端の石段に置くところを見て「えっ?」と思って預かる。
人に踏まれないようにという配慮だとは思うけど、そんなとこに置いたら絶対見つからないだろ。
というわけで曽根崎警察へ届けに向かう。友達の電車の時間があるから焦ったけど、
自分の中で「落とし物を拾ったらキチンと対応してあげよう」という気持ちがあるから。
これまで二回ほど落とし物をして無事に返ってきたことがあるので、その時の恩は忘れられない、
拾った時は恩返しをしたいと思っているのだ。警察へ行く途中で本人から電話があり、無事に返却。
女子四人組。女子会かなんかの帰りなのかな? 楽しい気分が台無しになるところだった。
良かった・・・すごく喜んでいた。「気をつけて帰ってください」とか言ってくれた。なんだか逆にありがたい。
友達を改札まで送ろうとしたら、御堂筋線の入口がどこも閉まっていて焦る。
どうやら大きい入口しか開いていなかった模様。運転はホントに2時までやっていた。
友達とバイバイして1時半過ぎにホテルへ戻る。
今日はBillboard LIVE OSAKAへ、麗蘭「Everything Gonna Be Alright」を観に行く。
ここ数年、ファンクラブ新年会を除いて、CHABOのライブ初めは麗蘭ビルボード大阪になっている。
今年は金曜日の開催で行けるかどうか怪しかったけど、やはり行きたいと思って休みをとった。
せっかく平日に行くのだから、太陽の塔へ行けばよかった・・・と今日になって気づいたけど時すでに遅し。
そんなわけで12時10分東京駅発の新幹線に乗り込み、弁当を食べながら新大阪駅へと向かう。
新大阪駅から御堂筋線に乗り換えて梅田駅に着いたのは15時になろうとする頃。
久しぶりに「disc union」へ行って、ロッカーズやスライダーズのアルバムをゲット。
一心不乱にエサ箱をあさっていたら、あっという間に一時間が経っていた。
今夜は開場時間が早いので、ちょっと焦りつつ今夜泊まる「セカンド・イン梅田」にチェックイン。
安定の「リッツ・カールトン」の隣のホテル。寝るためだけに泊まるにはちょうどイイ感じ。
しばらく部屋でくつろいだあと、17時過ぎに再び出かける。
会場へは10分もかからない距離だけど、地下街でちょっとだけ迷ってしまい焦る。
17時30分開場。整理番号がかなり良かったので、迷わずCHABO前のテーブルへ。
私のポジションはCHABOと公平の間で、ほぼステージ中央の最前列。友達に感謝だ。
1st STAGEは、予定通り18時30分に開演。
SE「波路はるかに」が流れる中、ステージ上手の楽屋からメンバーがステージに登場。
早川さんは骨折した右足を気遣いながらも、松葉杖ナシで歩いている。驚異の回復力。
「とっくに新年明けちゃってご苦労さん~」とCHABOは言い、「Everything Gonna Be Alright」で演奏はスタート。
続いて「Sweet Home大阪」。もはや大阪では欠かせないナンバー。CHABOの関西弁も板についてきた(?)。
今夜も公平のギターがものすごくイイ音。CHABOのテレキャスも然り。座席の位置も関係しているかもしれない。
さらっとした感じのメンバー紹介をはさみ、「新曲をたくさん用意してきたぞ」ということで「心に雨」。
それから公平のソロ曲「Jiving Honey Bee」。磔磔で初めて披露したときより、随分とこなれてきた印象。
次も新曲の「誇りと歓び」。モータウンに影響されて、CHABOと公平が共作したというナンバー。
「心に雨」からこの曲まで、早川さんはFenderプレシジョンベースを使用。ぶっとくてイイ音している。
「皆さんお若いから干支なんて御存知ない? 公平が子年なんだよ」とCHABOは言い、子年にちなんで「ネズミ」。
CHABOのギターカッティングが心地良い軽快なタッチの曲だけど、その割に歌詞が意外と深かったりして。
そして「Yes We Can 2019」。2020年になっているけど、歌詞は2019年バージョンのまま演奏。
その一年を斬る感じの歌詞だけれど、公平のギターカッティングと早川さんのうねるベースがカッコいい。
続いて「今年も救いの神様・・・それはミュージック!」という紹介で「ミュージック」が始まる。
驚いたのはCHABOがギターをチェットアトキンスに持ち替えずに、テレキャスのまま演奏したこと。
CHABOが段取りを間違えたのではないかと、思わずマチャミさんを見てしまった。
エレキで聴く「ミュージック」はいつもより若干とんがったサウンド。これはこれでイイかも。
CHABOは今日明日のビルボード4ステージのうち、今回だけおにぎりピックを使用。
間奏でCHABOと公平が肩を並べてギターを弾くとき、私からは1メートルも無い距離・・・たまらない。
本編最後は「年始SONG」。「せっかくだから声を聞かせてくれ!」とコール&レスポンス。
「ヘイ!ヘイ!ヘイヤ!」からの「関東平野!」「十勝平野!」、「ハイヤー!」からの「タクシー!」も飛び出す。
エンディングでいったんブレイクして、CHABOの挨拶をはさんで演奏が終わるというパターン。
アンコールに応えて、メンバーが再びステージに登場。
公平は錦鯉のようなラメのジャケット。あまりのカッコ良さに、フロアからため息とどよめきが沸き起こる。
そして公平ヴォーカルで「ロックとロール」。やっぱりカッコいいなぁ~この曲・・・めちゃめちゃ気分がアガる。
いつものように帰ろうとする素振りをしながらも「もう一曲やる?」とCHABOは言って「R&R Hymn」。
ストーンズっぽいと言えばそれまでだけど、ロックンロールへの思いが感じられて良い曲だと思う。
ちょっとだけリクオの「永遠のロックンロール」と同じ匂いを感じる。ロックンロールの賛美歌だ。
SE「マニフェスト」が流れて、19時40分ごろライブは終了。
2nd STAGEの開場時間は20時30分。中途半端な時間、どこかへ行こうかとブラブラしたけど断念。
今回はCHABO前のテーブルが埋まっていたので、公平前ふたつめのテーブルに座る。
1st STAGEとは違った角度でステージを観られるので、これはこれで良いかもしれない。
お腹が空いたので、みんなでステーキをシェア注文。これがかなり美味しくて大正解!
2nd STAGEは21時30分スタート。
セットリストは基本的に1st STAGEと同じだけど、「ネズミ」の前に「イノシシ」が追加された。
メロディーはまったく同じなのに、歌詞が違うとこんなにも印象が変わるとは驚き。
時間的に余裕があるからか、進行も若干のんびりした感じ。メンバー紹介もじっくりと。
「Sweet Home大阪」では「通天閣」を言い間違え、ものすごく悔しそうにするCHABO。
「チクショー!他人の不幸を笑いやがって・・・東京タワーで育ってるからよ」とポツリ。
「ミュージック」はやはりテレキャスでプレイ。どういう心境の変化なのだろうか?
本編最後の「年始SONG」は、「昼の部で好評だった」とコール&レスポンス。
「ハイヤー!」「タクシー!」のくだりでは「ちょっと清志郎ぽかった」と一言。
ブレイク後にCHABOが挨拶して再度「ジャーン!」と演奏を終わらせるところ、
早川さんは既にベースのボリュームを絞っていたのを見逃さなかった。
アンコールはいつも麦わら帽子をかぶってくるCHABOだけど、今回だけ毛糸の帽子。
毛糸の帽子をかぶってこれだけカッコいいバンドマンって他にいないと思う。
おそろいの「Everything Gonna Be Alright」のTシャツを登場したのだけれど、
CHABOは何故か「MY LIFE IS MY MESSAGE」Tシャツを着ていたのが笑えた。
アンコール最後の「R&R Hymn」では、エンディングで「Don't Let Me Down~!」とシャウト。
終演時間は1st STAGEよりちょっと長めの22時45分。今回もゴキゲンだった。
終演後はいつものように打ち上げ。
かなり遅くなってしまったから今日は無しかと思いきや、
御堂筋線が試験的に2時まで運転するというので行けることになった。
東梅田まで歩いて、「梅田楽天地1923」というハイボールバーで呑む。
1時閉店ということで店を追い出され、仕方がないので帰ることにする。
今日はマイナビBLITZ赤坂へ、“Harry and The Siegfried”のライブを観に行く。
久しぶりにライブを行うHARRYは、新しいバンド“Harry and The Siegfried”を率いての2days。
メンバーには中村達也やウエノコウジが名前を連ねていて、いったいどんなライブになるのか楽しみ。
ほぼ定時に仕事を切り上げて、千代田線で赤坂へ向かう。赤坂へ来るのは久しぶり。
とってもキラびやかな印象。しばらくあたりをブラブラしたあと、18時40分過ぎに会場入り。
今日の席は指定席1階U列21番。ステージ下手の後から二列目。ステージはかなり遠い。
段差があるのがかえって見にくくしている感じで、スタンディングなら絶対にココには来ないな。
予定より少し遅れて、19時05分ごろ開演。
大きな音でSEが流れる中、Drums:中村達也、Bass:ウエノコウジ、Keyboards:高野 勲、
Guitar:フジイケンジ、そしてVocal&Guitar:村越弘明がステージに登場。
オープニングはスライダーズナンバー「Can't Get Enough」。HARRYの唄がフロアに響く。
前半はスライダーズナンバーを随所に散りばめつつ、ソロのレパートリーを演奏していく。
「RUN SILENT, RUN DEEP」「今はこれでいいさ」「Ready To Go」「おけら人間もどき」「万引き小僧」
「King Bee Buggin'」「Time Is Everything To Me」「Still Crazy」と、けっこうシブめの選曲。
HARRYは曲間に飛ぶ声援に「サンキュー」と応えるぐらいでMCは無し。だけど機嫌はとても良さそう。
時折タツヤとウエノと輪になって次の曲の打ち合わせ(?)をしながら、演奏は着々と続いていく。
今回のバンドは結成したばかりということもあり、ハラハラする場面もあったけど、そこは百戦錬磨の面々。
タツヤとウエノのリズム隊は強力だし、フジイのギターもワウを効かせたりバリエーション豊かで良かった。
フジイは“The Birthday”のメンバーというのは初めて知った。個人的には初めて観るような気がする。
後半はスライダーズナンバーのオンパレード。「Baby, 途方に暮れてるのさ」「Velvet Sky」から始まり、
「カメレオン」「のら犬にさえなれない」「Baby, Don't Worry」「Back To Back」へと続いていく。
コーラスの入れ方や楽器のコンビネーションも、スライダーズそのままという感じの演奏。
フジイはSGを弾きまくっているし、なんだかスライダーズを聴いているような錯覚に陥る。
だけどやはりスライダーズとは違うということも実感。当たり前だけれど、違和感を感じたのは確か。
そして「Let's go down the street」「Angel Duster」。「えんじぇるだすたぁ~♪」のコーラスを入れるフジイ。
これまでいろいろな人とバンドをやってきたHARRYだけど、公平以外がこのフレーズを唄ったのは初めて聴いた。
最後に「もう一曲ロックをやるぜ!」という紹介で「Tokyo Junk」を演奏して本編は終了。
アンコール、「三分で終わるやつを演るぜ」とHARRYは言い、ゴキゲンなBoogie「サイレンノイローゼ」。
続いて「次は二分半だ」と言ってから「Bun Bun」。「Bun Bun Bun~♪」と唄いながら、両手を広げるHARRY。
こんなアクションは初めて観た。にこやかな表情で振りを交えて唄うHARRYが観られるとはね。
楽器を置いてメンバーと共にステージ袖へ向かうHARRY・・・ところがひとりステージ中央へ戻る。
そしてマイクに向かって、「三月から“JOY-POPS”のツアーをやるので、良かったら来てください」と話す。
衝撃的な発表にフロアがどよめく中、20時50分過ぎにライブは終了。
久しぶりに赤坂へ来たので、どこかで呑んでいくことにする。
ちょっと迷ったけど、いつもお世話になっている「赤坂亭」へ。
この店は全品330円という価格設定。赤坂というと高級なイメージがあるので助かる。
23時半ごろおひらきにして、シメに「春樹」という店でラーメンを食べてから帰宅。
7時半に起床。昨夜遅かったのでさすがに眠たくて二度寝。
11時にホテルをチェックアウトして、道頓堀界隈をブラブラ。
散々迷った挙句、もはや恒例となっている「づぼらや」で昼呑み。
ビールとひれ酒をのみながら、てっさ・てっちり・ふぐ唐揚げ・・・シメはふぐ雑炊。
二時間近くかけてじっくりと満喫して、13時過ぎに店をあとにする。
もう思い残す事は無いので、予約を前倒しして14時過ぎの新幹線に乗り込む。
酎ハイを呑みながら思い切り爆睡して、16時半ごろ東京駅へ戻る。
今日はエディオンアリーナ大阪へ、「忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー Oh!RADIO ~五十年ゴム消し~」を観に行く。
忌野清志郎もといオーティス栗原が2000年代に開催していた「ナニワ・サリバン・ショー」が14年ぶりに復活。
しかもCHABOが出演するとなれば、これは行くしかない。2020年初の遠征は大阪からということになった。
11時30分東京駅発の新幹線に乗り込み、新大阪駅に到着したのは14時ごろ。
そしてそのまま会場のエディオンアリーナ大阪に直行。なんば駅からほど近い好立地。
14時40分ごろ到着すると、既に先行グッズ販売の列が出来ていた。だけど思っていたほどの人数ではない。
15時から販売開始。列はサクサクと進んで、20分ほどで購入完了。欲しいものはすべて買うことが出来た。
続々と集まってくる友達。いつもの事ではあるけれど、こういう瞬間ってなんだかとても気分が上がる。
今夜泊まるホテル「ル・ボテジュール ナンバ」へチェックインするため、ちょっとだけ離脱。
再び会場へ着いたのは17時ごろ。16時30分に開場していたので、そのまま会場入り。
今日の席はアリーナA6ブロック3列2番。ステージ上手寄りではあるものの、前から3列目という神席。
高いステージのヘリには「NANIWA SULLIVAN SHOW」の文字がくっきりと浮かび上がっていてカッコいい。
ステージ横と後のスタンド席にもお客さんが居て、なんだかちょっと不思議な感じ。
予定より遅れて、17時35分ごろ開演。
まずはこれまでのナニサリを振り返る映像。2001年・2004年・2006年・・・そして今回は14年ぶりの開催。
Drums:サンコンJr.、Bass:中條 卓、Keyboards:伊東ミキオ、Guitar:藤井一彦、TenorSax:多田葉子、
AltoSax:梅津和時から成る“NANIWA SULLIVAN ROCK'N'ROLL CLUB BAND”の演奏に乗って、
トータス松本+渡辺大知+奥田民生+宮藤官九郎が「ナニワ・サリバン・ショーのテーマ」を唄う。
当然ながらこのイベントでしか聴いたことの無い曲だけど、何気に名曲で好きなんだよなぁ~。
ここからは例によってヴォーカルが入れ替わり立ち替わり、演奏が繰り広げられていく。
司会はオーティス栗原風の衣装とメイクでキメたリリー・フランキー。とはいえ別室から映像のみの登場。
奥田民生は「つ・き・あ・い・た・い」。すっかりお馴染みとなった感がある、安定感たっぷりの演奏。
続いて宮藤官九郎が「自由」を唄う。「よろしくお願いします!」と頭を下げ、やたらと低姿勢なのが笑える。
次はYO-KING+浜崎貴司+間 寛平+斉藤和義という異色の顔ぶれで「腰をふれ」。
せっちゃんはドラムを叩き、寛平ちゃんは「チャチャマンボ」のような感じで文字通り腰を振る。
演奏後に浜ちゃんから「ふざけ過ぎ」と突っ込まれると、何故か「血ぃすうたろか」をレクチャーする寛平ちゃん。
賑やかだった演奏から一転して、YO-KINGがバンドをバックに「雑踏」を唄う。
いきなりの展開と切々と唄いあげるヴォーカルにグッときた。清志郎ソロからの選曲というのもイイ。
更に寺岡呼人と渡辺大知が加わり、三人でアコースティック・ギターをかき鳴らしながら「わかってもらえるさ」。
今回の選曲は「自分がやりたい曲を出し合う」方式だけど、かぶってしまったため三人で唄うことにしたとのこと。
寺岡呼人はRCファンのバイブル「愛しあってるかい?」を手に取り、「最後のほうのページに歌詞が載っていた曲。
アルバム『MARVY』でようやく聴くことが出来た」という紹介で「ありふれた出来事 PART2」を唄う。
ここでひとまずバンドだけになり「あの娘とショッピング」。ヴォーカルをメンバー全員でまわす。
多田さんのヴォーカルがとても可愛くて艶っぽくて、それが聴けただけでも大満足という感じ。
演奏は「RUN 寛平 RUN」へと変わり、フロア後方から客席の間を駆け抜けて寛平ちゃんがステージへ。
寛平ちゃんはこの曲を聴きながらアース・マラソンに挑戦し、その途中であの報せを聞いたんだよな・・・。
そんなことを思いながら、清志郎が作った「ジャングル・ジム」を唄う寛平ちゃんを観る。
続いてトータス松本+のんという組み合わせで「I LIKE YOU」。のんちゃんと言えばこの曲という感じか。
唄はあいかわらずという感じがしたけど、ギターはちょっとだけ上手くなったような気がする。
トータスは「今回のナリサリは『清志郎の声でいま聴きたい唄』というコンセプトで選曲した」と話し、
「だけど清志郎さんは居ないので僕が唄います」と言ってOtis Reddingの「Try A Little Tenderness」。
これがもの凄くて「さすがトータス!」としか言いようが無い感じ。パワフルでスィートでソウルフルな唄声。
「ガッタ!ガッタ!」と繰り返し、しまいにはフトンショー。サポートするのはシャブちゃんでなく宮藤官九郎。
最高の形で第1部は19時ちょうどに終了し、10分間のインターバルに入る。
19時10分過ぎに第2部がスタート。まずはFM COCOLOのDJブースがスクリーンに映し出される。
ステージに並べられた清志郎ゆかりの品(オレンジ号・ORANGEアンプ・Fenderエスクワイヤー)が紹介され、
「ここ大阪府立体育館では1981年にRCが武道館ライブの数日前に演奏した」というエピソードが語られる。
そしてステージには寺岡呼人+奥田民生+斉藤和義+浜崎貴司+YO-KING+トータス松本が登場。
つまりは「カーリングシトーンズ」。寺岡シトーン、奥田シトーン・・・とか呼ばなければいけないのだっけ?
唄われたのは「いい事ばかりはありゃしない」。なかなか良かったけれど、「CHABOは?」と思ってしまった。
続いてせっちゃんが、アコースティック・ギターを弾きながら「空がまた暗くなる」を唄う。
せっちゃんが初めてナニサリに出演した時に清志郎と唄った曲・・・その光景がクッキリと浮かんできた。
ここでせっちゃんがリリー・フランキーをステージに呼び込む。オーティス栗原に似せたメイクのつもりが
「すごく占いの当たりそうなゲイバーのママ」になってしまったと自虐的に話すリリーさんが可笑しい。
そしてせっちゃんと二人で「三番目に大事なもの」を弾き語り。リリーさんのヴォーカルが予想以上に素敵。
リリーさんと入れ替わる形で“T字路s”の二人が加わり、せっちゃんと「甲州街道はもう秋なのさ」を演奏。
伊東妙子のぶっとい唄声とせっちゃんの透き通った唄声が交錯して、なかなかおもしろいコントラスト。
続いて“T字路s”がバンドと共に「RHAPSODY」。この曲は梅津さんのサックスがやはり泣かせる。
次に浜崎貴司+宮藤官九郎の組み合わせで、「みなさんの大好きな曲を演ります」と「トランジスタ・ラジオ」。
イントロのサックスだけでたまらなくなる。藤井さんのギターも、CHABOを完コピしているところに感動。
二人と入れ替わりに登場したのはのんちゃん。「プン・プン・プン(オコリンボ リンボ)」という選曲は良かったけど、
唄はとにかくスゴイことになっていた・・・梅津さんがさりげなくフォローしてくれて事無きを得たという感じ。
その微妙な空気を一変させたのが渡辺大知。清志郎への思いを少し話したあと「ヒッピーに捧ぐ」を唄う。
かなり攻めた選曲に最初は「大丈夫か?」という気持ちで聴いていたのだけど、これがまたもの凄くて。
本人不在で悪く言えばコピー大会・カバー大会になってしまいそうなイベント・・・そんな中で
完全なオリジナルに昇華して唄っているところに心を動かされた。魂こもりまくり。音楽の本質を感じた。
バンドが「Green Onions」を奏でる中、「清志郎と出会うことが運命だった男」という梅津さんの紹介で、
グリーンのシャツを著たCHABOがステージに登場。今夜はメガネなしテレキャスの完全ロック仕様。
始まったのは「まぼろし」。スポットライトに照らされて、目の前の闇に語りかけるように唄うCHABO。
そこには確かに清志郎が居たような気もするし、CHABOの中に清志郎を感じたのかもしれない。
続いてCHABOは民生とクドカン、そしてのんちゃんをステージに呼び込み「ドカドカうるさいR&Rバンド」。
CHABOは曲が始まる前、「こんばんは。RCサクセションです」とサラリと言い放つ。
七色のライトに照らされてテレキャスを弾きまくるCHABOは、妖精度が200%アップ している感じ。
至近距離で演奏してくれたり、サインをしてくれたりするCHABOはもちろん好きだけど、
遠く離れたステージに居るCHABOも最高。思えばこの距離感・・・いつまで経っても憧れのRockスター。
ステージに出演者全員が登場し、クドカンの「オーケー!CHABO!!」の掛け声と共に「雨あがりの夜空に」。
「ドカドカ」と「雨あがり」ではギタリストに徹して、他の出演者の後にまわってギターを弾きまくるCHABO。
「自分が一番年上だと思ったら先輩が居た!」と、自分より年上の寛平ちゃんが居たのが嬉しいみたい。
CHABO用にセッティングされたマイクに向かって張り切る寛平ちゃんに、拝み倒すようなジェスチャーをして
「雨あがりの夜空に吹く風が~♪」のフレーズだけは自分で唄うCHABO。そこにCHABOの意思を感じる。
そして「RCサクセションが聴こえる~♪」と「激しい雨」。今夜のCHABOは完全にRCを背負っていた。
だけどRCのメンバーはCHABOと梅津さんだけという事に気づき、ちょっと複雑な気持ちになったのも確か。
遠くへ行ってしまった人や演奏をやめてしまった人に想いを馳せて、目の前で繰り広げられる演奏を観ていた。
せめてコーちゃんが居てくれたらなぁ~と思ったりもした。そんな中で多田さんのサックスがとても良くて・・・。
RCの凄さはメンバー全員がそれぞれ際立っているところだと思うけど、多田さんのサックスもすごい存在感。
アンコールは「毎日がブランニューデイ」。CHABOはサングラスをかけての演奏。
単にライトが眩しかったのか? 何か思うことがあったのか? 本当のところはCHABOにしかわからない。
「RCが止まる1990年、梅津と片山に助けられました。今日は居ないけど金子マリに助けられました」とCHABO。
清志郎と最後に共作した歌詞をひとつひとつ噛みしめるように唄い、テレキャスでゴキゲンな音を鳴らす。
気がつけば普段はあまり汗をかかないCHABOの背中が、汗ですごいことになっていた。
最後はスクリーンにエンドロールと共に清志郎が唄う「Oh! RADIO」が流れ、21時05分過ぎにすべて終了。
CHABOはRCをやりたいんだろうな・・・いろいろあったけど、今のフィーリングとして。
それは再会など絶対あり得ないと思っていた加奈崎芳太郎と、“古井戸”を復活させた事でもわかる。
「思い出に生きる」と口癖のように言いつつ、想い出だけではない現在の形で表現しているCHABOだもの。
完全な形でRCを観たい。だけどそれは・・・そんな事を思った今回のナニサリだった。
終演後は千日前の「とりひめ」で打ち上げ。
あいかわらず楽しかった。昨日誕生日だった友達にサプライズで「Happy Birthday♪」も出来た。
24時には閉店のため、八人で流れて「一心」という店で二次会。
けっきょく2時まで呑んで、千日前を徘徊しつつ3時にホテルに戻る。
今日は恵比寿 LIQUIDROOMへ、亜無亜危異「デビュー40周年祝賀会 プランクス イズ ノット デッド」を観に行く。
1980年にデビューした“亜無亜危異”のデビュー40周年を記念してのライブ、
ファーストアルバム「アナーキー」とセカンドアルバム「'80維新」の収録曲をすべて演奏するという。
この二枚は特に影響を受けたアルバムなので、こればかりは絶対に見逃すことが出来ない。
開場時間は18時30分だけど、どうせグチャグチャになると思われるので19時10分ごろ会場入り。
上着をロッカーに預けてフロアへ降りると、ほど良い埋まり具合。個人的に大好きな雰囲気。
とりあえずステージ上手の一番端、前から三列目あたりにポジションをキープする。
ステージバックには、親衛隊から寄贈された“亜無亜危異”の赤いバックドロップ。
「アナーキー」コールが沸き起こる中、予定より少し遅れて19時35分ごろ開演。
揃いのナッパ服に身を包んだコバン・テラオカ・シンイチ・シゲル。気合が入っている。
演奏は「叫んでやるぜ」から始まって「3・3・3」「缶詰」「シティ・サーファー」「もうアウト」「あぶらむし」と、
とびきり速いナンバーが次々に演奏されていく。そのサウンドに身を任せ、ステージ前で踊り狂う。
ここでちょっとだけブレイクをはさんで「SUKE IN WEEKEND」。この曲をナマで聴くことが出来るとはね。
続いて「おかわりブギ」「省エネSONG」「ロック・スター」「季節の外で」「教室の中で」。
こうして並べて聴いてみると、このあたりはパンクというよりロックンロールというを印象を受ける。
どういう順番で演奏するのかな?と思っていたけど、かなり考え抜かれた曲順のようだ。
「団地のオバサン」「アナーキー」をブチかましたあと、「'80維新」「80年の町」を演奏。
この二曲はレゲエやスカの要素が取り入れられていて、他の曲とは一線を画している感じ。
それから「カシム」「タレントロボット」「ヒーロー」。バンドの演奏はトップギアに入っていく。
シゲルはお得意の聖水を何度もお客さんに浴びせかけ、フロアへダイブして唄い続ける。
ツインギターで聴けたらもっと良かったと思うところもあるけど、そこは心の中でギターを鳴らす。
ここで今夜初めてにして唯一のMC。「40年前にアルバム二枚を馬車馬のようにレコーディングして、
今日はそれを馬車馬のように演ってる」とシゲル。ズボンに染み込む汗を見て「漏らしてないからな」とも。
そしてバラードの「"530"」、重厚なナンバー「安全地帯」と続く。このあたりのバリエーションもイイ。
キラーチューンの「ジョニー・B・グッド」「東京 イズ バーニング」「ホワイト・ライオット」が演奏されると、
ステージ前は蜂の巣をつついたような大騒ぎ。だけどみんなすごく楽しそうでゴキゲンな雰囲気。
最後はもちろん「ノット・サティスファイド」。全25曲60分ちょっとのステージだけど大満足の内容。
インターバルをはさんで、21時ごろからメンバー全員によるトーク・ショーが始まる。
全員が還暦を迎えたということで、赤いナッパ服に身を包んだ四人。とてもカッコいい。
そしてもちろんマリのナッパ服も・・・在りし日の写真とともにステージ上手にディスプレイされる。
ステージ上手からテラオカ・シゲル・コバン・シンイチという並びで座ってトーク。
今夜のライブを振り返ってから、デビュー当時の思い出話(裏話)に花を咲かせる。
そして重大発表ということでフロア横のプロジェクターに告知が映し出される。
2020年初夏にNEWアルバムがリリースされ、6月から12月までリリースツアーが開催されると。
コバンがだんだん眠そうになってきたので、21時25分ごろトークは終了。
今日はNHKホールへ、「KAI BAND 45th Anniversary Tour HEROES 2019」を観に行く。
昨年の夏に行われたライブハウスツアーに続いて、10月から始まったホールツアー。
45周年を飾るにふさわしいツアーも、今日で千穐楽。どんな演奏になるのか楽しみ。
今日は在宅勤務にして16時30分終業にしたので、18時30分開演でも大丈夫。
バスに乗って会場のNHKホールへと向かい、18時過ぎに会場入り。
今日の席は、2階L11列14番。2階席ステージ下手側のブロック11列目。
NHKホールは2階・3階と言っても、1階から続いているような造りになっているので見やすい。
今夜はWOWOWの生中継があるということもあり、たくさんのテレビカメラが並んでいる。
開演予定時間の18時30分になると共に、客席からは手拍子が沸き起こる。
そんな状態が10分ほど続いたところでようやくオープニングSE「Sweet Caroline」が流れて、
Drums:松藤英男、Guitar:田中一郎、Vocal:甲斐よしひろがステージに姿を現す。
そしてサポートのドラム、パーカッション、ベース、ギター、キーボードと共に「キラー・ストリート」から演奏が始まる。
続いて「野獣」を唄ったところで、「今夜も最高のショータイムを最後まで味わって欲しい!」と挨拶。
マイクスタンドを振り回しながら「ダイナマイトが150屯」を唄ったあと、「らせん階段」「ナイト・ウェイブ」と続く。
いつもよりツインギターが全面に押し出されたようなサウンド。NHKホールだからこその音なのかもしれない。
前半は割とシブめの選曲、「シーズン」なんて久しぶりに聴くような気がする。改めて曲の良さを感じる。
「この一曲で世間に広く知れ渡った」という紹介で「裏切りの街角」を唄ってから「そばかすの天使」「観覧車 '82」。
ここでこれまでドラムを叩いていた松藤がギターを手に取り、「メガロポリス・ノクターン」を唄う。
いつもなら「ビューティフル・エネルギー」を唄うところだけど、この曲も松藤らしい繊細さが感じられてイイ。
「着席!」の合図と共に椅子に座って聴き入るお客さん。次の「安奈」もじっくりと聴かせてくれた。
「NHKホールで演歌と歌謡曲以外で最初に演ったのは僕たち」と、甲斐は誇らしげに話す。
一郎は次々にギターを持ち替え、曲にさまざまな色を添えていく。やっぱりこの人のギター好き。
「ティーンエイジ・ラスト」「三つ数えろ」を演奏したところで、ライブはいよいよ佳境を迎える。
「氷のくちびる」は、甲斐と一郎がステージ中央に並んでギターを弾く姿がとても絵になる。
そのまま「ポップコーンをほおばって」「翼あるもの」、このあたりの流れは王道中の王道。
「なかなかたどり着けない領域にたどり着きたいと思って、いろいろな切り口のライブをやってきた」と甲斐。
確かに様々なシチュエーションのライブをやってきたなぁ~と思っていたら、7月に横浜の赤レンガ倉庫でやると。
そんな発表のあと、ツアータイトルでもある「HERO(ヒーローになる時、それは今)」を演奏して本編は終了。
アンコール、五人の女性コーラスが先導する形で「嵐の季節」が始まる。
それに合わせて、みんなでコブシを振り上げて唄う。“甲斐バンド”はやはりこうでないと。
「きんぽうげ」で大いに盛りあがったあと、メンバー紹介をはさんで「漂泊者(アウトロー)」。
ギリギリと切り込んでくるような、スリリングでエキサイティングな雰囲気がたまらない。
セカンド・アンコールに突入して、「破れたハートを売り物に」が始まる。
ステージ中央に並べられたスタンドマイクに向かって、松藤・甲斐・一郎が声を重ねる。
最後の曲は「熱狂(ステージ)」。ライブを締めくくるのにふさわしいナンバー。
SE「アベ・マリア」が流れる中、20時45分ごろ演奏は終了。
終演後、まだ時間も早いので呑んでいくことにする。
「鳥市」も「多古菊」も混んでいたので、けっきょく「山家」に落ち着く。
いつものように呑み喰いして、閉店時間とともにおひらき。バスに乗って帰宅。
今週末はナニサリ!ということで、昔書いたナニサリの記事を再掲します。(事実誤認やつたない文章は原文のまま)
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今週末は、ナニワサリバンショーを観に大阪へ。体調がいまいちだったのでいくかどうか迷ったんだけど、今日は今日しかない!ということで意を決して出発。12時13分ののぞみに乗り、新大阪に着いたのは14時49分。そのままJRに乗り換えて、京橋へと向かう。お腹も空いていたので、京橋駅界隈を探索。お好み焼き屋を探すが、飲み屋ばかりでなかなか見つからない。たこ焼きはあちこちで見かけるんだけどなぁ~。あきらめかけていると、ようやく「風の街」という店を発見。鉄板焼きとお好み焼きのセットを、ビールと焼酎を飲みながらたいらげる。とても美味しかったけど、自分で焼くのでは店で食べる意味がなかったかな?とも思った。17時近くになったので、歩いて大阪城ホールへと向かう。
既に会場前はたくさんの人。物販のテントを覘くが、Tシャツとステッカーぐらいしか目ぼしいものはない。けっきょく何も買わずに、またしばらく会場のまわりをブラブラ。17時半を過ぎた頃、会場入りする。それからまた会場内を探検し、けっきょく席に着いたのは開場時間18時ギリギリ。席は、アリーナ11列50番。メインステージからはかなり近いけど、サブステージは全然見えなかった。
「今夜のショーを強力にサポートしてくれる素敵なバンド、NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNSは、粉飾決算なし、耐震強度に優れたスーパーバンドです。その想定外にイカしたライブパフォーマンスを、たっぷりご堪能ください。忌野清志郎は、今後も選挙に出馬する予定はございません。近親者に勝手に献金を振り込まないよう、お願い申し上げます」という場内アナウンスが笑える。
いつものようにBGMのR&Bがひときわ大きく流れる中、18時9分メンバーが登場。いつもと違うのは、MCが中村獅童ということ。清志郎に負けないくらい派手派手なカッコで、清志郎を呼び出す。ステージ上空からは雪が舞い落ち、クリスマスカラーのコーディネイトで、清志郎が登場。一曲目は、「ナニワ・サリバン・ショーのテーマ」。何年かに一度しか聴けない曲だけど、けっこう好きなんだよね~この曲。この曲だけ、ギターで宮藤官九郎が参加。
続いて「トランジスタ・ラジオ」を演奏した後、「大阪ベイベー! 夕べ『探偵ナイトスクープ』に出ました。すごい自慢です」と挨拶。「いまバリバリの発売中のシングルをお送りしよう」ということで「仕草」、「1988年に本田美奈子に書いた曲をやります。天国から聴いてるだろう」と「あなたと、熱帯」を演奏。
ここで「国分寺第三中学校の後輩です」という紹介で、ハナレグミが登場。アコースティックなアレンジで「君が僕を知ってる」を演奏。国分寺三中のマラソン大会の話から、映画の話になりその主題歌の「サヨナラCOLOR」。うぉぉ~この曲がナマで聴けるとは・・・とっても感動。
ここでハナレグミは退場し、“Queen of Rock'n'Roll” 山下久美子が登場。ほんのりSweetな久美子のヴォーカルで聴く「たとえばこんなラヴ・ソング」は、ちょっと違う味わいがした。山下久美子も25周年ということで、いっしょに唄ったという「愛の行方」をふたりで熱唱。山下久美子が退場し、「スローバラード」を演奏して、ひとまず清志郎のステージは終了。
続いて、サブステージにグループ魂が登場。いつものように、お下劣に客席を煽る。でも、全然見えないんだなぁ~これが。。。だから、メインステージ上空のスクリーンでしばらく静観。「ペニスJAPAN」「本田博太郎~magical mystery UPAAAAAAAAA!!!!!~」で盛り上がるステージを横目に、私はのんきにトイレタイム。そのままアリーナ後方で、スタンディングで観る。「い・け・な・いルージュマジック」や「デイドリーム・ビリーバー」のコール&レスポンスの後、「パンチラ・オブ・ジョイトイ」。ここで中村獅童が加わり、シナロケのカバーで「レモンティー」。MCのあと「君にジュースを買ってあげる」、ここで中村獅童は退場し「チャーのフェンダー」。最後に三三七拍子で、グループ魂のステージは終了。セットチェンジの間に、自分の席に戻る。
場内が暗転し、SEとともにGO!GO!7188が登場。メインステージ前にセッティングされている。まずは2・3'sのカバー「Let's Go (IKOHZE)」でスタート。これがなかなかいい感じ。「次は私達の曲を一曲聴いて欲しい。やってもいいですか?」ということで「浮舟」。最後はこれまた2・3'sのカバーで「芸術家」。これもまたいい感じで、GO!GO!と2・3'sの相性ぴったりという感じ。
続いて聴きなれたテーマ曲とともに、HISが学生服でサブステージに登場。すっごく楽しみにしてたんだけど、やっぱりよく見えなくてステージ上のスクリーンで観る。一曲目は、「パープル・ヘイズ音頭」。「ライブは初めてです」というMCの後、「Oh, My Love ~ラジオから愛のうた~」。「500マイル」に続いて、メンバー紹介。アコーディオンに越 美晴っていうのが、なかなか泣かせる。細野さんが一曲ヴォーカルをとり、最後に「幸せハッピー」を演奏して終了。
ブラリという感じで、メインステージ前のサブステージに斉藤和義が登場。ギターの弾き語りで、清志郎の「雪どけ」。続いて「歌うたいのバラッド」を唄い、あっという間に退場。
次に、矢野顕子が登場。キーボードの弾き語りで、「海辺のワインディング・ロード」。ビシッとスーツで決めた清志郎が加わり、「二人の歌を二人のために」ということで「ひとつだけ」。いいよなぁ~この曲。アッコちゃんが唄っても清志郎が唄っても、とってもハマってて素敵。あっという間に、素敵な時間は終わりを迎える。
続いて、メインステージにBEGINが登場。「イェ~!!って言わないライブを、15年続けてきたわけでございますけれども」と言いながら、「あるとすればハイサイ」ということでしばし「ハイサイ」の言い方のレクチャー。「恋しくて」に続いて、ゴーヤ柄のアロハを着た清志郎が加わりHISの「日本の人」。アコースティックな感じで「雑踏」が始まり、そのままNICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNSが合流する。
BEGINが退場し、清志郎はフルートを吹きまくる。そしてそのまま「明日なき世界」へ。アロハを脱いでTシャツ姿になった清志郎、「ROCK ME BABY」で客席を煽る。「愛しあってるかい?」のコール&レスポンスに続いて、「世界中の人に自慢したいよ」。ほんのり雪が降り注ぐ。次の「キモチE」では中村獅童が加わり、清志郎以上に盛り上がって去っていく。続く「JUMP」では、巨大風船が場内を転げ廻り、大盛り上がりのうちに終了。
アンコールの声に応えて、NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNSのメンバーが登場。ひとりひとり紹介したあと、「もうひとり、もうひとり、大事なヤツを忘れてた」ということでCHABOが登場! 「あれっ、どうしたの? 奇遇だね。何しに来たんだ」と、いつもながらに清志郎の照れ隠しなコメント。まずは、「いい事ばかりは ありゃしない」。CHABOのギターとヴォーカルが加わると、なんとも言えない味わいになる。清志郎は「もうイッパツいくかい? 何やる? 『さなえちゃん』やる?」と言いつつ、「君が僕を知ってる」。これまた、たまらないナンバー。あまりに絵になる二人に、思わず涙ぐむ。。。「じゃぁ昔とったきねづかで、お送りしよう」ということで、CHABOのギターから「ドカドカうるさいR&Rバンド」。
ここで本日の出演者全員と大西ユカリが登場して、「ナニワ・サリバン・ショーのテーマ」。続いて、「上を向いて歩こう」。間奏のソロまわしでは、清志郎の法螺貝だけでなく、アッコちゃんのキーボードソロまで聴けてとってもラッキー。そしてCHABOのギターとともに、「雨あがりの夜空に」が始まる。途中、いつものコール&レスポンスの後、突然の静寂・・・ 「ア~メマ~!」という叫び声とともに、ギンギラギンのアメママンに扮した間 寛平が登場。みんな大げさにコケまくる。。。その後、「ア~メ~マ~」というコール&レスポンスに変わったのは言うまでもない。そんな盛り上がりの中、ステージは終了。「どうもありがとう。また会いましょう」と言い、清志郎はTシャツを客席に投げ込む。
ステージには、清志郎とCHABOふたりだけが残る。「最後に二人でお送りしましょう」という清志郎の言葉に、「清志郎、35周年おめでとう~! 日本の生んだ偉大なシンガー、偉大なソングライター。From東京、府中三多摩国立~。SweetSoul清志郎~」と応えるCHABO。この感じ、この感じ・・・ いいよね。。。CHABOがアコギでイントロを爪弾き、「夜の散歩をしないかね」が始まる。やっぱりいいなぁ~。二人はやっぱり絵になる・・・。
最後、ふたりで手をつないでステージ袖に退場しようとするも、CHABOが清志郎をステージへ押し返す。清志郎は再びTシャツを客席に投げ入れ、走って退場。名残惜しそうに、「Johnny Blue」が鳴り響く。時間は22時35分、4時間半に渡るステージ。でもあんまり長さを感じさせない、いいイベントだった。
仕事帰りに幡ヶ谷へ。今年初の「みやび屋」。
20時前から呑み始めて、二時間かけてじっくり楽しむ。
久しぶりにカラオケへ行ってみようと思い、「カラオケまねきねこ」へ。
ここへ入るのは初めて。会員登録が面倒くさかったけど、1時間500円はまずまず。
ルースターズ、ボガンボス、仲井戸麗市、有頂天、山下達郎などを二時間唄いまくる。
既に24時を回っていたけど、「ダルヴィッシュ」でカレーを食べてから帰宅。
今週末はナニサリ!ということで、昔書いたナニサリの記事を再掲します。(事実誤認やつたない文章は原文のまま)
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今日は休みをとって大阪へ。大阪城ホールで「続 ナニワ・サリバン・ショー」を観るのだ。11時33分ののぞみに乗り、14時過ぎには新大阪へ到着。そのまま地下鉄に乗って道頓堀へ。金曜の昼間だというのに、たくさんの人でごった返している。さすが大阪!って感じ。ここはやっぱり“ふぐ”ということで、「づぼらや」に入る。てっさ、てっちり、唐揚、それにひれ酒と、こりゃぁたまらないフルコース! お腹も一杯になったので、16時にひとまずホテル「ル・ボテジュール・ナンバ」へチェックイン。
しばらく休んだあと、地下鉄に乗って大阪城ホールへ。18時過ぎに会場に着くと、既に大勢の人。会場前のテントを覗くと、WANTEDツアーグッズに加えて、本日限定のTシャツが四種類。ん~パンフレットがないのが残念・・・。会場へ入り、自分の席へと急ぐ。アリーナ4列35番、ステージ真正面でゴキゲンなポジション。
予定の19時を少し過ぎて、いよいよ開演。まずはステージ上空の巨大スクリーンに、紙芝居風の映像が映し出される。前回の「ナニワ・サリバン・ショー」で、酔っ払ったオーティス栗原のせいで歌詞を覚えられなかったトータス松本。文句を言っているうちに、今回のメンバーからはずされていた!といった内容。
続いてスタンド席に、銀色のスーツにアフロヘアの竹中直人が登場。小指を立てながら開演を宣言すると、いつの間にかステージにNICE MIDDLEのメンバーが登場していて「KINGのテーマ」が始まる。清志郎を呼び込むMCも、そのまま竹中さんが行い、グリーンのスーツで清志郎が登場。「WANTED」「玩具」「世界中の人に自慢したいよ」「明日なき世界」「キモちE」を、MCもなく一気に演奏。いきなりワンステージ終わったような感じで、ひとまずブレイク。
セットチェンジが行われ、Dr.StrangeLoveのメンバーを中心にしたオールスターバンドが登場。ベースの根岸孝旨は、個人的に思い入れのあるミュージシャンなので、久しぶりに観れて嬉しい。コハ・ラ・スマートという司会者が、ひとりひとり出演者を呼び込み、それぞれの曲が演奏されていく。
YO-KING、佐藤タイジ、斉藤和義、浅井健一が二曲づつ演奏したあと場内暗転。伊藤正則が主役のショートフィルムが上映される。「DJの仕事がなくなったら、ちょっとハードロックに詳しいただのおっさん」というのがスゴイ笑えた。
フィルムのあと、何故かしばしの静寂・・・。にわかに後のほうが騒がしくなったと思ったら、前回同様、アリーナ後方のサブステージに清志郎が登場。サイケな柄の衣装に身を包み、アコースティックギターを抱えている。これまた前回同様に、「うしろのヤツらぁ~」という曲を唄う。うしろのヤツらにとってはいいんだろうけれど、私の席からは後姿がわずかに見えるだけになってしまったので、仕方なくステージ上空のスクリーンで我慢する。
それからCHARAを呼び込み、いっしょに「Oh! Baby」。独特のボーカルでなんともいえない雰囲気だったけど、もうちょっとちゃんと歌詞を覚えておいて欲しかったな。続いて、玲葉奈。こちらはもう、息がぴったりという感じ。真っ赤なジャンプスーツにフワフワの髪型で、「こんばんは、佐藤タイジです」とのギャグも冴えてた。曲は「500マイル」。ちょっとザワつき気味だった場内も、あまりのすごさに水をうったようにシーンとなっていた。
竹中直人と「危ない二人」を熱唱したあと、ゆずの北川悠仁が登場。“ご気楽亭”というユニット名をつけて、おそろいのユニット名入りTシャツを着ている。「サン・トワ・マ・ミー」「ご気楽亭」「デイ・ドリーム・ビリーバー」の三曲を演奏。
ここまでで既に2時間以上が経過していたと思うが、再びメインステージに戻って後半に突入。田島貴男&佐藤タイジ、CHARA、藤井フミヤ&土屋公平、LOVE PSYCHEDELICOが続々と登場。フミヤと蘭丸という組み合わせはなんとも違和感あったけど、CAROLのナンバーを三曲も演ってくれた。
そして再び清志郎のステージ。ピンクのスーツでキーボードを弾きながら「雑踏」を演奏。それから、水色のキンキラビキニ姿の玲葉奈と「HB・2B・2H」。更に憂歌団の木村充揮も加わって、「上を向いて歩こう」。いつもながらの大盛り上がり大会となる。
そして更に、YO-KING、斉藤和義、北川悠仁、蘭丸がステージに呼び込まれる。おぉ~これは!と思っていたら、伸ちゃんと蘭丸とで「雨あがりの夜空に」のフレーズを弾き出す。蘭丸の「雨あがり」・・・本日イチバンの目玉でした。清志郎が唄おうとすると、他の人が唄いだし、清志郎は「俺が唄うんだよ~」というジェスチャー。結局、ほとんど清志郎は唄わずに「雨あがり」は終了。これで終わりかと思ったら、「愛し合ってるか~い!」のコールアンドレスポンスのあと「Baby何もかも」。マントショーで盛り上がる中、終了。
短いアンコールのあと、再び清志郎がステージに登場。「長すぎねーか?このイベント」と言いつつ、宮藤官九郎とともにテーマ曲「ナニワ・サリバン・ショー」を演奏。途中から今日の出演者全員が登場し、まさに大団円ってな雰囲気。おなじみのメンツはさておき、浅井健一を「鹿児島空港で荷物が出てくるトコで待ってたら『清志郎さん、そこじゃないですよ』と教えてくれた」、田島貴男を「初対面でいきなり7分間も話込まれた」、藤井フミヤを「ミュージックフェア以来・・・年ぶり」と紹介して握手。最後は正面席、バックステージ席それぞれに向かって、一列に並んでお辞儀。いつもの場内アナウンスが流れる中、全てが終了。
気がつくと、既に23時20分。実に4時間を越える長丁場であった。演奏曲が清志郎と関係ない曲だったり、清志郎とセッションするわけでもなかったり、正直、何でこの人のライブを観てるんだろう?ってな瞬間もあり、もう少し出演者を絞っても良かったような気もした。でも、トータルで考えると、なかなかゴキゲンなステージだった。
今週末はナニサリ!ということで、昔書いたナニサリの記事を再掲します。(事実誤認やつたない文章は原文のまま)
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今日は、大阪城ホールの「ナニワ・サリバン・ショー」へ、遥々行ってまいりました。
新幹線で16時過ぎに大阪について、ちょっとブラブラしてから、会場へ。京橋から歩いても、ほど近い距離でした。会場前のテントでは、パンフレットなんかも売ってたりして、いきなり得した気分。席もアリーナ2列目。ちょっと横のほうだったし、カメラや場内警備員が邪魔だったけど、かなり良く見えました。開演は19時。畠山桃内の例の調子の前説が笑わせる。気分もかなり盛り上がっていく。
第1部は、オーティス栗原司会、ナニワ・スウィング・オーケストラの演奏にのせた、ソウルショー。ナニワ・スウィング・オーケストラは、村上ポンタ秀一と高水健司なんかが中心となったフル・バンド。そのナニワ・スウィング・オーケストラのインストナンバーに続いて、オーティス栗原が登場! ソウルフルな「I can't turn you lose」で、いきなり盛り上がる。「ガッタ、ガッタ」と、オーティスのボーカルが冴えわたる。途中で布袋寅泰が登場して、ギターソロへ。長身で派手なアクションで、ギターを弾きまくる姿はまさに圧巻でした。
その後、ゲストのアーティストが入れ替わり立ち替わりで、演奏が続いていく。
その間、オーティスは、ステージ脇に作られたソファーでタバコを吸ったり、飲んだりおしゃべりしたりというくつろいだ雰囲気。トータス松本がダンサブルなナンバー「Having a party」、トータス松本&玲葉奈でメロウなナンバー「I say a little player」、玲葉奈でファンキーなナンバー「Sweet Soul Music」 が演奏された。3曲ともシブい選曲。ソウルフルでなかなか良かった~。斉藤和義は持ち歌の「さよなら」、birdはキャロル・キングの「I feel the earth move」を唄う。オーティスはbirdがお気に入り? どうしてbirdというのかというエピソードまで、披露してくれました。
次は、ゆず。オーティスが「ゆずりあい」とかギャグを入れながら紹介しようとすると、なにやらAD風のひとが耳打ち。なんでも、新幹線に乗り遅れたため、まだ着いてないとか(まぁ、いつものジョークなのだが)。そこで、アリーナ真中から、「びん すけひこ」こと竹中直人と「びん むねよ」こと西田尚美が乱入して、ステージに上がる。そして、竹中直人がお得意の「Strangers in the night」を唄う。「かいてかいて背中をかいて」というフレーズも、おなじみですね。
続いて、例によって特製Tシャツのゆずが登場して、「ラブ・イズ・オーバー」。ゆずはイイよね~。音楽の幅が広いっていうか、固まってないっていうか・・・。オーティスからのリクエストということで、ゆずに斉藤和義が加わっての「男達のメロディー」もサイコー。この曲は、個人的に好きなもんでね。3人が並んで、Tシャツの胸にかかれていた「清」「志」「郎」の文字が揃うという狙いもバッチリはまってました。最後は、山崎まさよしで「迷信」。途中からbirdも参加して、ファンキーな演奏となりました。再度、ナニワ・スウィング・オーケストラのインストナンバーにのせて、第1部は終了。1時間程度でしたか・・・。
15分ほどのセットチェンジをはさみ、提供であるコニカや「不確かなメロディー」のCMが流れる。唐突に、畠山桃内のニュースに変わる。凶悪犯が逃げ出したという設定で、メンバー紹介。笑える。
第2部が始まる。アリーナ真中から、ギター片手に清志郎登場。アリーナ後方に作られたステージで、アコースティックセッションが始まる。「後ろのヤツラのために オレはここまでやってきた~」という曲を唄う。なかなか面白い企画。でも、前のほうにいる自分からは後姿しか見えず、みずらいスクリーンを観ながら楽しむことにする。
その後、お馴染みの「カニ」「南氷洋の海の底から(イカ)」を唄う。おもろいですねぇ。ここで、山崎まさよしが加わり、山崎が勝手にアレンジしたという「トランジスタ・ラジオ」。なかなかいいねぇ。こういうアコースティックバージョンというのも、またいいもんだな。でももう廃盤だそうで、非常に残念。続いて、玲葉奈と一緒に「夜の散歩をしないかね」。こちらもしっとりと、なかなかの出来栄え。
そのまま、「SE:南国の意味不明」が流れ、清志郎はメインステージに移動して、ラフィータフィーの演奏が始まる。今日は、新メンバー宮川 剛、藤井 裕・武田真治というメンバー。やっぱり、メインステージだとよく見える。あたりまえか・・・。まずは「トランジスタ・ラジオ」から始まり、「グレイトフル・モンスター」「水の泡」というのは、先日の武道館と同じ流れ。
そして、ここからはゲストを交えての演奏となる。birdと一緒に「君が僕を知ってる」。1番をbird、2番を清志郎という感じで、交互にボーカルをとりあう。斉藤和義とは、「空がまた暗くなる」。ラストでみんないっせいに前を指さすポーズは、前日に練習したそうで。カッコいい~。次は、ゆずが登場。清志郎もおそろいのTシャツを着て唄う。「言論の自由」「国立市中区3-1」と、初期のナンバーを演ったが、完全に自分の持ち歌という感じ。「素晴らしい若者、ゆずでした。いつもTシャツを作ってきてくれるんです。助かります。」とは、清志郎の弁。トータス松本が唄うのは、「すべてはALRIGHT」。ライブでは初めて聴いたような気がするが、いい曲だ。盛り上がりも、最高潮。
続いて、銀ラメ衣装の布袋寅泰。 テクノ♀19号(玲葉奈)が唄う「テクノ・クイーン」のバックで、アバンギャルドなギターを弾きまくる。スゲえ。そのまま、「Sweet Lovin'」へと続く。出だしでエフェクターのかけ方を間違えて(「操作ミスっ!」と清志郎は言っていた)、やりなおしする場面もあったが。それにしても、布袋のプレイは凄い。ちょっとオーバーアクション過ぎるんじゃないかと思うくらい、ノリノリな演奏。カッコ良すぎ。それにツインギターだと、安定感が違いますなぁ。ラストは、「君が代」。こちらも、布袋とのツインギターでバッチリ。
アンコールは、再びナニワ・スウィング・オーケストラの演奏で、オーティス栗原が唄う「そして神戸」。これにはびっくり。先日のトークショーで「歌詞がパンク」と言っていたし、「同じ清なので一度唄いたかった」とステージでも言っていた。とにかく意外だったけど、なかなかハマってた。
最後は、出演者全員がステージに呼び出され、そして遊びに来ていたちわきまゆみ(懐かしい!)を加えて、「雨上がりの夜空に」。やっぱり、これですよね。この盛り上がりですよ。しばらく、ライブハウスのマジカな清志郎しか観てなかったけど、こうした大会場で客を煽って盛り上げる清志郎も、やっぱり最高です。ナニワ・スウィング・オーケストラのエンディングで、ステージは終了。時間は22時過ぎ。3時間に渡るステージ。サイコーでした。
楽しかった三連休はあっという間に終わってしまい、今日からまた仕事。
行きたくないなぁ~と思いつつ、そこは仕方がないのでなんとか出勤。
今日からオフィス・カジュアル開始だけど、結局スーツで行くことにした。
土壇場でドレスコード・フリーに変わったこともあり、何を着ようか?と考えるのが面倒になった。
つくづく自分はA型だなぁ~と思う。自分のベクトルから外れたものは、もうどうでも良くなる。
そもそも自分の中では、ノーネクタイOKになった時点で満足だったからな・・・。
でも、暑い季節になればポロシャツやTシャツで行けるというメリットもあるし、
仕事帰りにライブへ行く時や遠征で朝帰りする時には便利かと思う。
無理せず徐々に利用していければイイかな。。。
今日は南青山 MANDALAへ、土屋公平「KOHEY MANIAX 新年会2020」を観に行く。
土屋公平のファンクラブ「KOHEY MANIAX」主催の新年会、昨日のCHABOに続いての開催。
個人的には二度目の参加。抽選会も楽しみだけど、文字通りマニアックな公平が観られる事に期待。
全席指定なので、開演時間16時の20分ほど前に会場入り。今日の席は09x番、ステージ下手のスタンド席。
ステージをちょうど横から見るようなポジション。スタッフ気分も味わえて、まさに一石二鳥という感じ。
予定より遅れて、16時05分ごろ開演。
「年が明けて、こんなにたくさん人が居るところに来たのは初めて」と言う公平の音頭でまずは乾杯。
「『おめでとう』をたくさん言うと運気が上がる」と言って、オケに合わせてES-295を弾きながら唄い出す。
「四ツ辻のBlues」「スペードのクイーン」「おれと悪魔のBlues」と、いきなりRobert Johnson三連発。
これだけでもう~充分という感じ。このあたりの選曲は、まさにマニアックという感じで最高。
そして椅子に腰かけてトーク。今年はオリンピックYEARということで、1964年の東京オリンピックの話。
家にあった東京オリンピックの記念1000円硬貨をグヤトーンの真空管アンプと取り替えたとか、
部屋の窓際にそのアンプを置いて下を歩く通行人に向かってギターを弾いて聴かせたとか・・・。
HARRYちゃんからはちょくちょく連絡があって仲良くしています」という言葉でトークは終了。
再びギターを手に取って「Jiving Honey Bee」。オリジナル・バージョンのオケをバックにプレイ。
続いてChuck Berryを題材に、リズムが「跳ねている人」と「跳ねていない人」の違いを解説。
そしてそれをふまえて作ったというトラックをバックに「明日は明日の風が吹く」。
何気なく聴いてしまう音源にも、いろいろな思いが込められているのだなぁ~と改めて感心する。
次は「午前三時のブルー」。通常のライブと変わらない、熱の入りまくった公平のプレイ。
ステージ前に出てきてギターを弾きまくる姿は、観ていてやはり興奮する。
私の席からはそれを見つめるお客さんの顔も見られて、ライブってやはりイイなぁ~と実感。
ミニ・ライブの最後は「クレイジー・ホース」。17時05分ごろ演奏は終了。
インターバルをはさんで、17時10分ごろ「新春大抽選会」が始まる。
公平が抽選箱からくじを引いて、当選者を次々に呼び出していく。
麗蘭グッズの詰め合わせ、ツーショット写真、ギターフィギュア、サイン入りタンブラー、サイン入り麗蘭Tシャツ。
「CHABOさんが70歳、僕が60歳の麗蘭・・・そんなひとつの夢が今年実現しそうですよ」と公平。
これで抽選会は終了し、ここからはジャンケン大会。公平がセレクトしたシャツと年間LIVEフリーパス。
「これをもらった人、今年は相当通えるはずだよ」という公平の言葉にどよめくフロア。
熾烈なジャンケン大会が終わり、「Struck a Blue Guitar」が流れる中、18時05分ごろ終了。
そして今日も「ミライザカ」で新年会。店の中には、先ほどお見かけした方々がちらほら。
けれども二連荘というだけあって、さすがにグロッキー気味。21時過ぎにはおひらきにして帰宅。
今日は南青山 MANDALAへ、仲井戸麗市「ギャラリー新年会2020 "今年もよろしく"」を観に行く。
CHABOのファンクラブ「ギャラリー」主催の新年会、毎年「CHABOはじめ」はこれから始まる。
昼の部と夜の部の二部制。いつも昼の部に申し込んで夜の部にまわされるけど、今年は希望通り昼の部。
全席指定なので、開演時間15時の40分ほど前に会場へ。既に集まっていた友達と新年の御挨拶。
しばらく話をしてから会場入り。今日の席は06x番。ステージ上手のスタンド席最前列、いきなり好ポジション。
いつものライブに比べて、なんとなくのんびりとした雰囲気のフロア。今年も始まるんだな・・・。
予定より遅れて、15時05分ごろ開演。
SE「夜のストレンジャー」が流れる中、CHABOがステージに登場。今年も元気そうでなにより。
「とっくに明けましておめでとう~!」とCHABOは言い、ギターを少しつま弾いてから「祝祭」が始まる。
手拍子をするか迷うお客さんに「自分で判断しなさい!」と言うCHABO。これで一気に緊張がほぐれる。
続いて“The Beatles”のカバーで「I Feel Fine」。イントロのフィードバック音だけで持っていかれた。
CHABOはこの曲の映像をテレビで観て、Johnがどのようにギターを弾いているかわかったと話す。
新年会なので正月にちなんだ話をいくつかしたあと、久しぶりに演奏するという「夜のピクニック」。
曲の前後に「夜のストレンジャー」のメロディを入れ込んでのプレイ。なかなか凝った構成。
ステージ横でスタンバイするマチャミさんに、「場所変わる? 衣装も貸すからよ」と言うCHABO。
そんなマチャミさんが操作するリズムボックスにあわせて、これまた久しぶりに聴く「おいしい水」。
この曲の歌詞ではないけれど、人間味あふれる優しい曲。大好きだぁ~この曲。
続いて「当時、冬によく唄っていた」という“古井戸”のナンバー「退屈」を披露。
「ちっちゃな飛行機見つけ あれ落ちたらいい」という歌詞がある出来事を境に唄えなくなってしまい、
しばらく封印した結果、「あれ消えたらいい」と歌詞を変える事にしたと話すCHABO。
そして今年は子年という話から、ネズミが歌詞に出てくる唄ということで「ずいずいずっころばし」を唄う。
「思い切りサイケデリックな歌詞だよな。絶対にLSDやってる」と言うCHABO。その発想がおもしろい。
それから「糧」演奏して、土曜日だからおまけということで「Take You To The Movies Tonight」。
55分ほどの短い時間だったけれど、とっても充実したライブ。新年からイイもの観させて頂いた。
インターバルをはさんで、16時20分から新春恒例の抽選会が始まる。
“司会のCHABO”が楽しいトークを繰り広げながら、抽選箱に手を入れて番号札を引いていく。
「なんでこんなことをしなくちゃならないんだ」と言いつつ、極めてスムーズな進行ぶりはサスガ。
「Song For You」賞のリクエストは「君がぼくを知ってる」。KEYはAでプレイ。間奏のフレーズの解説つき。
当選された方の嬉しそうな笑顔を眺めつつ、私はかすりもしないで抽選会は終了。
「今年もハッパかけて出ていくから、みんな仕事大変だろうけど聴きに来てよ」とCHABOは言い残し、
17時10分ごろ新年会【昼の部】は全て終了。
ファンクラブの新年会のあとは、これまた恒例の仲間内での新年会。
秩父宮ラグビー場帰りのお客さんと重なって路頭に迷うところだったけど、「三喜園」になんとか滑り込む。
6人掛けのテーブルにギュウギュウに座るという感じだったけど、なんとかなるもんだな。
それぞれのタイミングで好きなように帰っていくスタイル。そういう自由なところがまたイイ。
22時になって夜の部終わりのメンバーと「ミライザカ」で合流。
今日はけっきょく6時間近く呑み続けていたことになる。あぁ~もう呑めない。。。
23時半ごろおひらきにして、電車に乗って帰宅。
19時まで仕事をして、帰りに「鳥八」で呑む。
今年初めてということで、マスターに挨拶。今年もよろしくってな。
あいかわらず心地良い空間。この関係はいつまで続くのかな?
マスターがくたばるか?こっちがくたばるか?だ。
それはそんなに遠くない将来・・・だからこそ今を大切にするんだよ。
気がつけば今日は土曜日。正月休みももうすぐ終わってしまう。
日にちとしてはもう正月ではないわけだし、至って普通の土曜日だ。
ちょっと遊び疲れた感もあるので、今日はおとなしく家で過ごした。
今日はTOHOシネマズ新宿へ、「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」を観に行く。
1977年に「エピソード4/新たなる希望」公開されて以来、32年かかってようやく完結。
その壮大なストーリーを見届けることが出来て、なんだかこちらまで感無量という感じ。
完結編というだけあって、見終わったあとの感想は「スッキリ!」の一言に尽きる。
迫力のある戦闘シーンよりも、ヒューマニズムな側面が強調されているような気がした。
(上映時間:142分)
映画が終わったのは12時半過ぎ。
新宿駅西口の「ヨドバシカメラ」で買い物をして、14時から「アカマル屋」で呑み出す。
今年初営業ということなので、私が今年最初のお客さんだったみたい。
ストップするまで中焼酎を入れてくれるシステムなので、すっかり呑み過ぎてしまった。
14時におひらきにして、ブラブラと歩いて帰宅。そして、あっという間に気絶。。。
今日は新宿LOFTへ、「毎年恒例!1月2日に新宿ロフトでやってやる! 仲野茂 生誕60周年スペシャル!!」を観に行く。
2020年のライブはじめ。このところ新年一発目のライブは、これが恒例となっている。
おまけに今年は茂の生誕60周年。これでメンバー全員が還暦を迎えたことになる“亜無亜危異”。
整理番号は18番だけど、今日はライブというより新年会という感じなので、開場時間の15時30分はスルー。
開演時間の16時ちょっと前に会場入り。今年は例年よりお客さんがたくさん入っているような気がする。
入場するやいなや、ひとつの楽しみである北千住「加賀屋」の煮込みを堪能する。
予定時間の16時をちょっと過ぎたころ開演。
まずはネズミのコスチュームを着た“G.D.FLICKERS”のDEBUと茂がステージに登場。
新宿LOFTから贈られたという樽酒を鏡割り、そして「あけましておめでとう」の乾杯。
あいかわらずグダグダした展開だけど、正月らしい茂らしい雰囲気を醸し出している。
そして16時10分過ぎから“LTD EXHAUST LX”の演奏が始まる。
今日のメンバーは、Drums:茂木 左、Bass:西田代洋海、Guitar:越川和磨、Guitar:佐々木亮介、
Vocal:仲野 茂。先ほどと同じネズミのコスチュームで、茂が「Ready Steady Go」を唄う。
オリジナルナンバーの「LTD EXHAUST」に続いて、“The Damned”のカバー「Neat Neat Neat」。
日本語の歌詞でゴリゴリと突き進むところが、初期の“アナーキー”を彷彿とさせる。
そして始まったのは“LTD EXHAUST”らしからぬ、なんともノホホンとしたイントロ。
なんと“忌野清志郎 Little Screaming Revue”の「人間のクズ」じゃないか!
茂のヴォーカルでこの曲を聴くことが出来るとは思わなかった・・・茂にとても似合っている。
長渕 剛の「純恋歌」「乾杯」らしき唄を唄ったあと、“Sex Pistols”のカバー「No Feeling」。
定番となっている加川 良のカバー「教訓Ⅰ」を演奏して、最後は「WhiteRiot」でフィナーレ。
30分ほどの短い演奏時間だったけれど、“LTD EXHAUST”らしさを満喫することが出来た。
続いて16時55分ごろから”怒髪天”のステージ。
いきなり「ノット・サティスファイド」から始まって、立て続けにオリジナルナンバーを披露していく。
”怒髪天”をちゃんと観るのは初めてかもしれない。けっこう好きなタイプのバンド。
縦ノリのビートにメロディアスな旋律、人気があるのも分かるような気がする。
最後にギターを抱えた内田勘太郎とパンツ一丁になった茂が加わり、「オトナノススメ」をセッション。
なんだかものすごい顔合わせになったけど、とっても楽しい30分間であった。
そして17時35分過ぎから“画鋲”の演奏が始まる。
“画鋲”は“グループ魂”の「暴動」こと宮藤官九郎(Guitar)、同じく“グループ魂”の「石鹸」こと三宅弘城(Drums)、
“LTD EXHAUST”のよーかいくん(Bass)から成る三人組のバンド。個人的には初めて観る。
一曲一曲がとても短くて「今日は16曲演る!」と言いながら、次から次へと激しいサウンドを奏でていく。
「ノット・サティスファイド」はナッパ服に着替えた茂がヴォーカル。こういう茂がやっぱりサイコー!
最後は“BOφWY”の「On My Beat」を延々とプレイして、あまりの速さにヨレヨレになりながら終了。
次は18時25分ごろから“THE TOKYO”のステージ。
毎年このイベントでしか観たことがないけど、とっても好きな五人組のバンド。
古き良き時代のロックンロールという感じ。揃いのスカジャンがイカしている。
ヴォーカルのスター性もさることながら、指弾きギタリストのストイックな感じがとてもイイ。
文句なく楽しい30分の演奏。最後のフロアへのジャンプがとてもカッコ良かった。
19時10分になろうとする頃、ステージには椅子が用意され、内田勘太郎がギターを弾き出す。
左手にはもちろんボトルネックバー。渋いフレーズを次から次へと繰り出していく。
そこにDrums:小林高夫、Bass:岡本雅彦、Guitar:内藤幸也、Guitar:クモン、Vocal:仲野 茂が加わり、
“コバンセッション”が始まる。茂はヒョウ柄のコスチュームを着ている。けっこうお気に入りなのかな?
“憂歌団”の「どす黒いやつ」は“二丁拳銃”のヘドロットンがBluesハープを吹き、
“村八分”の「水たまり」は更に“The Privates”の延原達治がヴォーカルで参加。
そして最後は「天国の扉」。こういう茂もまたイイ・・・年齢を重ねたからこそ味わえるこの感じ。
最後は「日本一のロックンロールシンガー」コバンが「ノット・サティスファイド」を唄って、
40分近くに及ぶセッションはゴキゲンな雰囲気のまま終了。
20時15分からは“OLEDICKFOGGY”のステージ。
一時期は好きでよく観ていたけど、なんだかとても久しぶりに観る。
あいかわらず荒っぽいステージ、だけどそのラスティック・サウンドは独創的でイイ。
キーボードがメンバーチェンジしたと聞いていたけど、復帰していたようで良かった。
最後は「月になんて」。この曲が聴けるだけで充分だと思った。それほどに名曲。
これまではステージ上手の前方で観ていたけど、この時だけ上手の一段高いところで観た。
ステージ全体を見渡すことが出来て、なかなかゴキゲンなポジションだと思った。
21時を過ぎたころ、親衛隊長が先導する“アナーキー”コールを受けて“ANARCHY”が登場。
今日はデジロック期の“ANARCHY”ということで、メンバーはDrums:名越藤丸、Bass:寺岡信芳、
Guitar:藤沼伸一、Vocal:仲野 茂。全員がヒップホップのようなスタイル。
正直言ってデジロック期はあまり聴き込んでいないのだけれど、こうしてナマで聴くとカッコいいのなんの。
パンク期とは異なるずっしりと重たいサウンド、特に伸一のギターが全然違う感じで驚いた。
茂のヴォーカルもまた違う雰囲気だけど、やはり心にグイグイと迫ってくるところはサスガだ。
30分ほどで“ANARCHY”の演奏は終わり、本日の出演者全員がステージに勢ぞろい。
コバンがドラムを叩いて「ノット・サティスファイド」。いったい今日何度目の演奏になるのかな?
だけどこの曲は永遠に唄い継がれていくだろう・・・俺たちの世代のパンク・アンセム。
茂はひとりステージに残り、「仲野茂生誕祭はこれにて終了させて頂きます」と宣言。
そして山口百恵の「さよならの向こう側」が流れる中、顔を覆ってステージに膝まづく茂。
どこまでが演出なのか洒落なのかわからないけど、ひと仕事やり終えた茂の表情は素敵だった。
こうして21時50分ごろ、本日のイベントは幕を閉じた。
ライブ終了後は、行きつけの「夢やぐら」で今年初の打ち上げ。
今夜もイイ感じで呑み喰いすることが出来て良かった。
今年もこの調子で楽しませてもらいますよ~。
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