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2020年1月17日 (金)

亜無亜危異「デビュー40周年祝賀会 プランクス イズ ノット デッド」恵比寿 LIQUIDROOM

今日は恵比寿 LIQUIDROOMへ、亜無亜危異「デビュー40周年祝賀会 プランクス イズ ノット デッド」を観に行く。
1980年にデビューした“亜無亜危異”のデビュー40周年を記念してのライブ、
ファーストアルバム「アナーキー」とセカンドアルバム「'80維新」の収録曲をすべて演奏するという。
この二枚は特に影響を受けたアルバムなので、こればかりは絶対に見逃すことが出来ない。
開場時間は18時30分だけど、どうせグチャグチャになると思われるので19時10分ごろ会場入り。
上着をロッカーに預けてフロアへ降りると、ほど良い埋まり具合。個人的に大好きな雰囲気。
とりあえずステージ上手の一番端、前から三列目あたりにポジションをキープする。
ステージバックには、親衛隊から寄贈された“亜無亜危異”の赤いバックドロップ。

「アナーキー」コールが沸き起こる中、予定より少し遅れて19時35分ごろ開演。
揃いのナッパ服に身を包んだコバン・テラオカ・シンイチ・シゲル。気合が入っている。
演奏は「叫んでやるぜ」から始まって「3・3・3」「缶詰」「シティ・サーファー」「もうアウト」「あぶらむし」と、
とびきり速いナンバーが次々に演奏されていく。そのサウンドに身を任せ、ステージ前で踊り狂う。
ここでちょっとだけブレイクをはさんで「SUKE IN WEEKEND」。この曲をナマで聴くことが出来るとはね。
続いて「おかわりブギ」「省エネSONG」「ロック・スター」「季節の外で」「教室の中で」。
こうして並べて聴いてみると、このあたりはパンクというよりロックンロールというを印象を受ける。
どういう順番で演奏するのかな?と思っていたけど、かなり考え抜かれた曲順のようだ。

「団地のオバサン」「アナーキー」をブチかましたあと、「'80維新」「80年の町」を演奏。
この二曲はレゲエやスカの要素が取り入れられていて、他の曲とは一線を画している感じ。
それから「カシム」「タレントロボット」「ヒーロー」。バンドの演奏はトップギアに入っていく。
シゲルはお得意の聖水を何度もお客さんに浴びせかけ、フロアへダイブして唄い続ける。
ツインギターで聴けたらもっと良かったと思うところもあるけど、そこは心の中でギターを鳴らす。
ここで今夜初めてにして唯一のMC。「40年前にアルバム二枚を馬車馬のようにレコーディングして、
今日はそれを馬車馬のように演ってる」とシゲル。ズボンに染み込む汗を見て「漏らしてないからな」とも。
そしてバラードの「"530"」、重厚なナンバー「安全地帯」と続く。このあたりのバリエーションもイイ。
キラーチューンの「ジョニー・B・グッド」「東京 イズ バーニング」「ホワイト・ライオット」が演奏されると、
ステージ前は蜂の巣をつついたような大騒ぎ。だけどみんなすごく楽しそうでゴキゲンな雰囲気。
最後はもちろん「ノット・サティスファイド」。全25曲60分ちょっとのステージだけど大満足の内容。

インターバルをはさんで、21時ごろからメンバー全員によるトーク・ショーが始まる。
全員が還暦を迎えたということで、赤いナッパ服に身を包んだ四人。とてもカッコいい。
そしてもちろんマリのナッパ服も・・・在りし日の写真とともにステージ上手にディスプレイされる。
ステージ上手からテラオカ・シゲル・コバン・シンイチという並びで座ってトーク。
今夜のライブを振り返ってから、デビュー当時の思い出話(裏話)に花を咲かせる。
そして重大発表ということでフロア横のプロジェクターに告知が映し出される。
2020年初夏にNEWアルバムがリリースされ、6月から12月までリリースツアーが開催されると。
コバンがだんだん眠そうになってきたので、21時25分ごろトークは終了。

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