有頂天「有頂天 LA MAMA 2days 2020」渋谷 La.mama<Day-2>
今日は渋谷 La.mamaへ、「有頂天 LA MAMA 2days 2020」を観に行く。
昨年から始まった「有頂天 LA MAMA 2days」、今年は1日に続いて本日が二日目。
18時の開場時間に合わせて会場へ。雨が降りそうだけど、ギリギリ持ってくれたので良かった。
予定通り開場して、整理番号A-076で入場。ステージ下手の三列目に滑り込む。
左側が花道なのでスペースに余裕があるし、エアコンが直撃するので涼しくてちょうど良い位置。
SOLDOUTでは無いらしいけど、フロアはビッシリと超満員。あまりの寿司詰め状態に驚く。
予定より遅れて、18時40分ごろ開演。
ステージ下手の花道・・・つまりは私のすぐ横を通って、メンバーがステージに登場。
黒と黄色を基調にした衣装。いかにも“有頂天”という感じのビジュアルがイカしている。
KERAさんのトロージャン・ヘアは、いつもに増して高くそびえ立っている。気合が入っている。
演奏は「TOKYO FUCK ELEPHANTS」からスタート。ピコピコと鳴るサウンドが心地良いテクノポップ。
続いて「WHY」「マリオネットタウンでそっくりショー」。個人的に一番大好きな時期のレパートリー。
「懐かしさの行方」を唄ったところでMC。「MCばかりをツイートする人が居るので気を付けないと」とチクリ。
新曲をはさんで「カイカイデー」。KERAさんのヴォーカルに、コウ、クボブリュ、ジンがコーラスをつける。
それぞれが違うフレーズを唄い、それが微妙に絡み合っていく様子は圧巻。“有頂天”は本当にプログレッシブ。
「嘘つきマーキュリー」に続いて「KARADA」。ジンのドラムがドカドカと鳴り響いて気持ちイイ。
KERAさんはひとまず退場し、コウさんがヴォーカルをとって「SHELL SHOCK」。ハードな縦ノリのナンバー。
ここでクボさんがおもむろに喋り出す。「今回のセトリに『MCクボ』と書いてあった」とボヤきつつ、
「自分がむかし担当していたバンドのライブを横浜で観て、MCを研究してきた」とも話す。
そしてメンバー紹介。いつから“有頂天”に参加しているかを、ひとりひとり解説しながら紹介。
「KERAさんが来ないからみんな呼ぼうか?」と言ったところで、「やめてやめて!」とKERAさん登場。
始まったのは「ミシシッピ」。この曲も大好きなナンバー。こういう歌詞を書けるのはKERAさんしか居ない。
後半はアルバム「カフカズ・ロック/ニーチェズ・ポップ」のナンバーが中心の選曲。
「100年」「ニーチェズ・ムーン」「コレカラノヒト」、現在の“有頂天”を感じさせる曲たち。
コウさんはお馴染みのPaul Reed Smithのギターを、曲によって6弦と12弦とを使い分けてプレイ。
クボさんは全編プレシジョンベースを使用。最近はジャズベースを使っていたので、これは珍しいかもしれない。
KERAさんは「今年はライブはあまり出来ないと思うので曲をたくさん作るよ。気長に待っていてください」と宣言。
「2090年のクーデターテープ」に続いて、「シュルシュルシュール」「HAPPY SLEEP」を演奏して本編は終了。
アンコール、KERAさんとシウさん以外はグッズのパーカーに着替えてステージに登場。
「今日初めて“有頂天”を観た人いる?」とKERAさんが訊くと、かろうじて一人が手を挙げる。
この人数だとコアなファンばかりなのかな? KERAさんは「こんど友達を連れてきてよ」と一言。
演奏は「大失敗’85」から。KERAさんが自らエフェクターを操り、声をさまざまに変化させる。
続けざまにアッパーチューンの「B.C.」を演奏して、大盛りあがりの中をひとまず終了。
二回目のアンコールに突入して「ニュース」。曲間のブレイクで「ノってるかい? ラママ~!」と叫ぶクボさん。
「ここはあまり喋るところじゃないね」と言いつつ、KERAさんは芝居や映画の話をしばし。
そして最後は「愛のまるやけ」。どこかさっぱりとした切なさを感じさせるナンバー。
「NWA世界ヘビー級王者テーマ曲:ギャラクシー・エクスプレス」が流れる中、20時40分ごろ終了。
終演後、「山家」へ呑みに行くと、なにやら店の中が騒がしい。
警官が何人か来ていて、ひとりのお客さんをなだめている。
事の成り行きはよくわからないけど、支払いのことで揉めている模様。
それでもカウンターに通してもらい、何事もなかったように呑み始める。
しばらくして無事解決したのか? そのお客さんは警官と共に店を出て行った。
何が何だかよくわからず、隣に座ったお兄さんとともに苦笑いしてしまった。
それからタワレコへ寄り、予約しておいたシナロケのニューアルバム「LIVE FOR TODAY!」を受け取る。
そして公園通りからバスに乗って帰宅。
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