映画「白い暴動」
今日は午前中、散歩へ行こうと思ったけどやめた。
「外出自粛要請されているけど、それはイイんだ」という考え方も、なんだか変な気がして。
空いている道を選んではいるけど、それなりに他人とすれ違うわけだから、
ここはやはり物事の本質を見極めて、必要最低限の範囲で散歩するようにしたい。
午後からはDMMの配信で映画「白い暴動」を観る。
“THE CLASH”や“SHAM 69”がメインにフィーチャーされたPUNK ROCK映画かと思いきや、
“ROCK AGAINST RACISM”の活動の軌跡を追ったドキュメンタリー作品という感じ。
“ROCK AGAINST RACISM”は1970年代後半のイギリスで起きた人種差別撤廃のムーブメント。
パンクやレゲエと連動する形で、“NATIONAL FRONT”など過激な排外主義運動と向き合った。
その活動のひとつの頂点として、10万人が参加したカーニバルで演奏する“THE CLASH”。
Jimmy Purseyが加わって演奏される「WHITE RIOT」には、鳥肌モノのパワーを感じた。
その後“NATIONAL FRONT”は失墜するのだが、「この戦いはまだ終わっていない」という
最後の一言は、現在のこの状況と照らし合わせると思うところあった。
差別は一人一人の心の中にある。(上映時間:84分)
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