« 健康診断から久々の外呑み | トップページ | 暑い・・・ »

2020年8月19日 (水)

仲井戸麗市「Online Acoustic LIVE 2020 ソロアルバム1枚を全曲演るライブ Vol.3」南青山MANDALA

今日は在宅勤務。今日もまたとても暑い一日。
いまひとつやる気が起きない。それでもやるべきことは淡々とこなす。
来月はまた忙しくなるだろうから、今のうちに準備をしておかないと。

今日は「仲井戸麗市 Online Acoustic LIVE 2020 ソロアルバム1枚を全曲演るライブ Vol.3」を配信で観る。
ソロアルバム1枚を全曲アコースティックで演奏するライブ、今夜は第三回目。
これまで「BOOK」「絵」とリリース順に演奏されてきたので、今夜はやはりアレかな?
波の音と鳥の声が穏やかに流れる画面を眺めながら開演を待つ。

予定通り20時ちょうどに開演。画面が南青山MANDALAのステージに切り替わる。
今夜はステージに植物がいくつか置かれている。それに合わせるように花柄のシャツを着たCHABO。
「アルバムのリリース順通り、1992年に発売された三枚目のアルバム「DADA」を全曲演ります」と話す。
これまでと同様、まずはアルバムのライナーノーツを読み上げる。
一曲目は「ムーンライト・ドライヴ」。フランジャーとリバーヴを効かせたアコースティックギターで演奏。
「演奏が終わっても拍手が無い配信に慣れてしまっている。配信ズレしている」とCHABOは言い、
“The Supremes”からタイトルを借りたという「BABY LOVE」。歌詞にはOtis Reddingのフレーズが登場。
このアルバムがリリースされた1992年にはRCが止まっていて・・・と、CHABOは自分史を振り返る。
そしてリズムボックスをバックに「向日葵 10.9」を唄い、竹中直人がひまわりをたくさんくれたと話す。
自分でギターをチューニングするCHABO。配信では身の置き所が無いんじゃないかと思ったためらしい。
続いてもリズムボックスに合わせて「HUSTLE」。最近では“麗蘭”のレパートリーという印象のナンバー。
「アルバムタイトルの「DADA」はダダイズムからつけた。憧れがあったのかなぁ~」とCHABOは言い、
演奏に参加してくれたミュージシャンとの出会いを語りながら「さまざまな自由」を唄う。
曲の進行に合わせて流れる雷と雨の音が、ドラマチックに演奏を盛り上げていく。

続いて「はぐれた遠い子供達へ」。詞も曲も構成も9割がた出来ていないとスタジオに持っていけないという
CHABOが、未完成のままスタジオに持ち込みDr.kyOnのアドバイスを受けながら完成させたという曲。
今回はいつも以上に饒舌なCHABO、kyOnの話から山口冨士夫、チャー坊、Charへと展開していく。
そして清志郎と共作したという「ランタン」。「清志郎は俺がコレを唄ってるの聴いたことあるかなぁ~」とCHABO。
RCが無くなって一人で唄っていかなきゃと思い始めた頃、CHABOにとってターニングポイントとなったアルバム。
新宿の雑踏の音が流れ「新宿を語る 冬」が始まる。オリジナルを意識したのか、リズムボックスに合わせて演奏。
CHABOは子供の頃、伊勢丹のお好み食堂でクリームソーダとざるそばを食べるのが楽しみだったと話す。
続いて、片岡義男の本の「ロックンロールの価値はラジオで流れた時にボリュームを上げるかどうか」という
一節にインスパイアされたという話から「ラジオ」。いろいろな思いが重なり、たまらない感情が沸き起こる。
ここでCHABOはギターをチェットアトキンスCEに持ち替えて「特別な夏」を唄う。
「夏っぽい感じがするし、タイトルにも「夏」がつくけど、これは冬の曲なんだよね」とCHABO。
最後の曲は「DREAMS TO REMEMBER」。アルバムの11曲目ラストナンバー。
11曲収録というのは、Otis Reddingを意識して清志郎と一緒にこだわった曲数らしい。
ステージバックに夜空を思わせるイルミネーションが輝く。あっという間に二時間が経過。

5分ほどの休憩をはさんで「おまけ」のコーナーに突入。
Langston Hughesの詩に曲をつけた短いブルースナンバー「Final Curve」から始まる。
そしてここからは、自粛期間に書き下ろした新曲を続けて披露していく。
まずは前回披露された「Summer Vibration」。歌詞は重めだけど、明るいタッチに心が和む。
続いて語りかけるような曲調から一転して「家に帰ったら手を洗おう~♪」と唄う曲。
タイトルはわかると思うから言わないとの事だけど「手を洗おう」で良いのかな?
一回目の配信から演奏されている「DISTANCE」は、リズムボックスが加わって完成を見た感じ。
「配信ライブをやってみて、ある意味変わったんだよね。このままなのか、そうでないのか」とCHABO。
最後も新曲「二人のシーズン」。“The Zombies”から借りてタイトルがつけられたナンバー。
「9月の素描」が流れ、「みんな踏ん張ってくれ! 元気でね!」と叫ぶCHABO。
トータル2時間半に及ぶライブ。配信に意外とハマっていたCHABOだけど、今回でひとまず終わりみたい。
「BOOK」「絵」「DADA」の三回でひとつの物語が完成するという感じだったのかな・・・。
これまでは終わってすぐに次回予告が流れたけど、今夜はようやくじっくりとエンディングを味わえた。

|

« 健康診断から久々の外呑み | トップページ | 暑い・・・ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 健康診断から久々の外呑み | トップページ | 暑い・・・ »