高中正義「SUPER LIVE 2020 Rainbow Finger Dancin'」日比谷野外大音楽堂
今日は日比谷野外大音楽堂へ、高中正義「SUPER LIVE 2020 Rainbow Finger Dancin'」を観に行く。
毎年この時期恒例の高中野音、今年はどうなるのかと思っていたけど本日めでたく開催。
客席数が減らされていることもあり、先行予約にことごとく落ちまくってかなり焦ったけど、
なんとかプラチナチケットを手に入れて今日を迎えた。というわけで、今年最初で最後の野音。
ちょっと早めに出かけて、リハーサルの音漏れを聴きながら公園のベンチでのんびり。
雨男・高中にしては珍しい晴天。この解放感は日比谷野音ならではの雰囲気。
今回は感染症対策のひとつとして、チケット半券の裏面に自分の連絡先を記入するシステム。
記入するための机が正面入口前に設置されているので、今日は左横に入口が設けられている。
17時15分に開場。入場する様子をしばらく見てから、17時40分ごろ会場入り。
「消毒→検温→チケットの連絡先確認→半券を自分でもぎる」という段取り。
フライヤーは普通に手渡される。この受け取る感じも久々。すべてが新鮮に感じる。
今日の席はCブロック10列36番。ステージ下手側の後方ブロックだけど、まずまずかな。
完全な一席おきでは無く、三席に二人座る感じ。ベンチシートの野音ならではの配席。
だけど通常のギチギチ感はないのでとっても快適。客席もほどよい感じで埋まっている。
予定より遅れて、18時05分ごろ開演。
ステージ上手にPercussion:斉藤ノヴ、中央後方にKeyboards:井上 薫、Keyboards:松本圭司、
下手にDrums:宮崎まさひろ、Bass:岡沢 章がスタンバイ。岡沢さんはいつも通り着席スタイル。
そして派手なジャンプスーツを着たGuitar:高中正義が、トレードマークのSGを弾き出す。
ライブタイトル通りアルバム「Finger Dancin'」からの選曲「Finger Dancin'」「Space Wagon」で演奏スタート。
次々と夜空に吸い込まれていくギターの音色がたまらなく心地良い。野音で聴く高中はやはり最高。
ドラムとパーカッションの激しいバトル、キーボードふたりの強力なソロ合戦、
それをズッシリと支える岡沢さんのベース・・・どれをとっても極上の演奏。
「渚モデラート」「Oh! Tengo Suerte」からはChorus:AMAZONSの三人が加わり、ステージがパッと明るくなる。
高中はSGの他にストラトを使用。ボトルネックバーでスライドさせるとたまらないサウンド。
ギターの音が左右のスピーカーを飛び回って、聴いているとアタマがグルグルする。
MCはあいかわらずの高中。「コロナか? タカナか?」と言うのには、思わず笑いが起こる。
中盤は高中がヴォーカルをとる曲をいくつか演奏したあと、「Shake It」からライブはいよいよ佳境に。
「Early Bird」から「Blue Lagoon」「Ready To Fly」と続くと、お客さんは総立ちで大盛りあがり。
夜風はちょっぴり冷たい季節になっちゃったけど、過ぎゆく夏に思いを馳せるにはピッタリの選曲。
そして英語のナレーションに続いて「You Can Never Come To This Place」。
自分の中で「高中といえばこの曲」と言えるナンバー。ちょっぴり甘酸っぱく胸に沁みる。
高中のギターソロもいいけど、キーボードの荘厳なプレイが何とも言えず良かった。
本編が終了してアンコールに突入。
ミディアムテンポのナンバーに続いて、ゴキゲンな高中ナンバーをメドレーで披露。
たくさん演奏してくれたけど、「Explosion」「M5」を演ってくれたのは嬉しかった。
20時を過ぎたころ終演。メンバー全員がステージ中央に並んでお辞儀。
ソーシャルディスタンスだから手をつないだりは出来ないけど、やり切った感が感じられて感無量。
やっぱり高中の野音が終わらないと、夏が終わった感じがしない。
観に来てよかった。来年もまた必ず観たい。
せっかくなのでどこかへ寄りたいところだけど、グッと我慢して千代田線に乗り込む。
代々木公園駅まで戻って、駅近くの蕎麦屋「大野屋」で軽く打ち上げ。
居酒屋状態で普通に盛り上がっているので、すばやく呑み喰いして早々に退散。
まったく難しい世の中だな。。。
| 固定リンク
コメント