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2020年11月 5日 (木)

リクオ with HOBO HOUSE BAND「~Rock'n Roll Goes On!vol.6~」Zher the ZOO YOYOGI

今日は輪番休、そして明日からは遅い夏休み・・・というわけで8連休に突入。
久しぶりに朝寝坊したあと、「内村さまぁ~ず」をダラダラと見続ける。
途中でちょっと寝落ちしたりして、本当に怠惰な一日。たまにはこんなのもアリ。

夕方になって出かける。
今日はZher the ZOO YOYOGIへ、リクオ with HOBO HOUSE BAND「~Rock'n Roll Goes On!vol.6~」を観に行く。
リクオのライブを観るのは2月以来。配信で何度か観てはいるけど、久々の生ライブはやはり心が躍る。
Zher the ZOOはリクオの東京のホームグランドと言える店だけど、今年の12月で閉店してしまう。
リクオとみんなにとって最後のZher the ZOO。いろいろな思いを胸にブラブラ歩いて代々木へ向かう。
20分ほどで会場に到着。受付で名前を言ってチケットを受け取り、しばらく代々木の街を散策する。
平日の夕方、いつもと変わらない風景だけど、行ったことのある店が閉店していて心が痛む。
開場時間にあわせて再び会場へ。今夜は限定50名ということで、集まっているお客さんは少なめ。
予定通り19時に開場。延期となった5月のチケットを持った人が先に入場して、本日のチケット11番で入場。
もうすっかり慣れた検温と消毒を済ませてフロアへ続く階段を下りる。いつもながらドキドキする瞬間。
フロアには椅子が並べられていて、ステージ真正面三列目の席に座る。前の席には友達が!
久しぶりに会うことが出来て、安心したような嬉しいような・・・これだからライブハウスは最高。

予定より遅れて、19時35分ごろ開演。
SE「マンダム~男の世界」が流れる中、Drums:小宮山純平、Bass:寺岡信芳、Guitar:高木 克、
PedalSteel:宮下広輔、Chorus:真城めぐみ、Vocal&Keyboards:リクオがステージに登場。
リクオが「帰ってきた~!」と叫び、メンバー紹介から「千の夢」で演奏はスタート。
そして「マスク越しでもイイよ。唄おう!」と言って「永遠のダウンタウン・ボーイ」。
「やっぱライブ最高だよね」と言いながら、リクオは久しぶりにバンドで演奏する喜びを語る。
演奏は「だんだんよくなる」「夜更けのミュージック」と、アルバム「Gradation World」のナンバーが続く。
ライブを観るたびに思うけど、本当にバンドとして完璧にまとまっている感じ。まるで生きているよう。
前回までは森 俊之がキーボードで加わっていたけど今回は無し。そのぶんリクオのプレイが冴える。
広輔のペダルスチールと克ちゃんのテレキャスが心地良く絡み合い、素敵な響きを奏でる。
リクオははやし始めた髭の事を気にしながら、「君と僕とセカイの闇」と新曲「Wadachi」を演奏。
それから「グラデーション・ワールド」に続いて、コロナ禍を通じて曲の響きが変わったという「満員電車」。
本日は二部制ということで、50分ほどで第1部は終了。15分間の休憩に入る。

20時40分ごろ第2部がスタート。
「二部はゆったり始めるわ」という事で、自分のテーマ曲みたいだという「雨上がり」から「友達でなくても」。
「友達だからと限定するのではなく、全世界で協力し合わなくてはいけない」という話が胸に突き刺さる。
リクオが「克ちゃんのギターを聴きたくなったな」と振り、リクオと克ちゃんがセッションしたあと「光」。
こういう阿吽の呼吸、こういうところがバンドの魅力なんだろうなぁ~とつくづく思う。
ここで「Hug & Kiss」「かけがえのない日々」と、新曲が立て続けに披露される。
どちらも人への想いが溢れたナンバー。リクオの唄声がゆっくりとじっくりとフロアに吸い込まれていく。
続いて「ソウル」から「満月の夕」。リクオのライブでもすっかりお馴染みになった曲。真城さんの唄がイイ。
次も新曲の「君を想うとき」。もともとはスローテンポだったけど、バンドで演るようアレンジしたらしい。
そして「オマージュ -ブルーハーツが聴こえる」。グッと気持ちが前のめりになっていく感じ。
「俺のカウントでみんな立つよ~!」とリクオが言うと、全員総立ちになって「ミラクルマン」。
ロックンロールで踊りまくる。楽しい!楽しい!やっぱりこうでなくちゃ。音楽サイコー!
最後はいつも通り「アイノウタ」をみんなで唄って本編は終了。

アンコール、「みんなと一緒に楽しめて今日は最高やわ」とリクオ。
そしてメンバーひとりひとりをステージに呼び込み、グータッチを交わす。
リクオ曰く、「CHABOさんがいつもやっているのが出来るので嬉しい」とのこと。
このところ欠かせないナンバーとなった「酔いどれ賛歌」からアンコールはスタート。
リクオはコップに注がれたビールを呑み干し、それに呼応してお客さんも盛りあがる。
「Zher the ZOOを東京のホームグランドにして本当に良かった」と、スタッフをひとりひとり紹介。
お礼の言葉を述べながら、またどこかで必ず逢えると思っています」とリクオ。
そんな思いが込められた新曲「僕らのライブハウス」。その歌詞が心に沁みる。
「みんな音楽が好きやね。それは大丈夫。あとは場所を守っていこう。作っていこう」とリクオは言い、
ラストは「永遠のロックンロール」。感極まったのか涙声になるリクオ。痛いほど気持ちが伝わってくる。
どんなに厳しい状況でも、好きなものは好き。それは譲れない。そしてそれを守っていきたい。
いつも感じる多幸感と共に、そんな決意が生まれた瞬間。音楽、サイコー!
22時15分ごろ演奏は終了。麗蘭の「今夜R&Bを・・・」が流れ始めるフロア。たまらないじゃんかよ。。。

終演後、余韻に浸りながらブラブラと歩いて参宮橋へ行き、「Himaraya」でカレーを食べる。
ウッディな造りのお店で夜風を受けながら食べるカレーは最高だった。

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