« 忌野清志郎「おめでとう!デビュー50周年記念」御茶ノ水 ディスクユニオン | トップページ | CARMEN MAKI & OZ「カルメン・マキ&OZ 2020「閉ざされた町」~コロナの時代を超えて再び~」芝 メルパルクホール »

2020年11月28日 (土)

THE GROOVERS「STRANGE AUTUMN BLUES SHOW 2020」新宿LOFT

今日は新宿LOFTへTHE GROOVERS「STRANGE AUTUMN BLUES SHOW 2020」を観に行く。
“THE GROOVERS”は1988年の結成当時から知っているけど、ワンマンライブを観るのは今回が初めて。
様々なイベントで藤井一彦のギターを聴いているうちに、一度観てみたいと思いつつ今になってしまった。
こんな状況だからこそ聴きたいROCK、新宿LOFTというシチュエーションも願ったり叶ったり。
ちょっと久しぶりの新宿。まずはタワレコに寄って、ネットで予約しておいたRCサクセションのCDを受け取る。
そして歌舞伎町へ。それなりに賑わっているけど、外出自粛の呼びかけもあり人通りはやはり少なめ。
開場時間にあわせて会場へ。入場者数限定だから、会場前で待機している人もかなり少ない。
予定通り18時15分に開場して、整理番号31番で入場。フロア一面に丸椅子が並べられている。
ステージ上手の最前列が何故か空いていたので座る。今日は控えめにと思っていたのにいつもの癖で。
お客さんは100人ぐらいなのだろうか? ソールドアウトだけど空席があったのは仕方ないかな。

予定通り19時ちょうどに開演。「GREEN ONIONS」が流れる中、メンバーがステージに登場。
ステージ上手からBass:高橋BOB、Drums:藤井ヤスチカ、Vocal&Guitar:藤井一彦という並び。
一彦が「ジャーン♪」とギターをかき鳴らし、「THE LONGEST NIGHT」で演奏がスタート。
指定席だけどスタンディングはOKということで、みんな思い思いに立ちあがってノッてる。
私は最前列という事もあり、座ったままじっくりと楽しませてもらう事にする・・・なんて贅沢!
「まだこの限定人数+配信という形が続いてますけど、今日だけは楽しんでください」と一彦。
いくつかの葛藤と苦悩の一方で、ライブで演奏が出来る嬉しさがヒシヒシと伝わってくる。

正直なところ“THE GROOVERS”のレパートリーは詳しく知らないのだけれど、
ストレートなビートロック調の曲もあれば、骨太なサウンドのナンバーもありで、とってもイイ感じ。
スリーピースのバンドだけど、ギターソロの時も音が厚く感じるのはベースがウネってるからかな。
BOBが使っているのは5弦ベース。動き回るベースラインがバンドのサウンドをガッチリと支えている。
一彦は本当にROCKERという佇まい。ギターを弾いていても唄っていても、すごく絵になる。
曲のエンディングで後を向いて、アンプをギターにかさしてフィードバックさせる姿はもう~最高。
「LOFTで演るのは20年ぶりぐらい」と話す一彦。「実は別の会場で演る予定が出来なくなっちゃって」とも。
4月に発売されたアルバム「RAMBLE」の曲を交えての演奏、「狂おしきこの世界」で本編は終了。

アンコール、一曲目は「12月だけのクリスチャン」。この時期ならではのナンバー。
「今日は下北沢のGARDENで演るつもりでした。GARDENのスタッフが頑張って手配してくれました。
大変な状況の中、頑張ってくれるスタッフに感謝です」と一彦。やはりそういう事だったのか・・・。
「有観客無配信ライブが出来る日まで、みんな生き延びてくれよ」という言葉に思わずグッときた。
「現在地」を演奏して再びステージは暗転。ダブルアンコールに突入。
「ここからは無配信でお送りします」という事で、「PEACE, LOVE AND UNDERSTANDING」でフィナーレ。
「絶対また逢いましょう!」という一彦の言葉に頷きながら、21時過ぎにライブは終了。

どこかへ寄り道して行くのはちょうどいい時間なので、ちょっと一杯・・・
と思いきや、今日から「22時までの時短営業」が要請されているのだった。
久しぶりに大好きな「夢やぐら」へ行ってみたら既に閉店。しかも当分休業と。。。
いきなりヘヴィーな現実を突きつけられたような気がして、すっかり気持ちが消沈してしまった。
それでもまだ営業している店もあるようだけど、「富士そば」でちょっとだけ打ち上げして帰宅。
まったくなんて世の中だ・・・楽しい夜だったけど、不完全燃焼は否めない。

|

« 忌野清志郎「おめでとう!デビュー50周年記念」御茶ノ水 ディスクユニオン | トップページ | CARMEN MAKI & OZ「カルメン・マキ&OZ 2020「閉ざされた町」~コロナの時代を超えて再び~」芝 メルパルクホール »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 忌野清志郎「おめでとう!デビュー50周年記念」御茶ノ水 ディスクユニオン | トップページ | CARMEN MAKI & OZ「カルメン・マキ&OZ 2020「閉ざされた町」~コロナの時代を超えて再び~」芝 メルパルクホール »