仲井戸麗市「Online Acoustic LIVE 2020 ソロアルバム1枚を全曲演るライブ Vol.4」南青山 MANDALA
18時から「仲井戸麗市 Online Acoustic LIVE 2020 ソロアルバム1枚を全曲演るライブ Vol.4」を配信で観る。
「ソロアルバム1枚を全曲演るライブ」も今回で4回目。これまで「BOOK」「絵」「DADA」とリリース順に来たので、
今回はやっぱりアレかな?と思いつつ、ミニアルバム「PRESENT」の扱いが気になったりしている。
18時ちょうどに画面が南青山MANDALAの映像に切り替わると、CHABOがステージに登場。
いつもよりシックな雰囲気のシャツを着ている。これはおニューのシャツなのかな? 初めて見る。
CHABOは「配信ライブは自分の中ではありえない事だけど、出来るのであればやらせてもらう。
今夜は四枚目のアルバム『GREAT SPIRIT』を演ります」と言って、アルバムのライナーノーツを朗読する。
まずは「アイ・アイ・アイ」から演奏はスタート。Yairiのギターは珍しくオープンチューニング。
CHABOはノーマルチューニングのギターに持ち替え、二曲目は「荒野へ」。
ステージに飾られた“ドリーム・キャッチャー”が、ライトを浴びて浮かび上がって見える。
それを見ながら「タイトルの『GREAT SPIRIT』という言葉に触れたのは本を通じてだった」とCHABO。
そしてリズムボックスをバックに「冬の日」。CHABOは「高校生のころ掃除のアルバイトをしていた時、
駅で友達と待ち合わせた様子を、この曲を唄っているうちに思い出した」と話す。
次は「ヒッピー・ヒッピー・シェイク」。リズムボックスをバックにオクターバーを効かせたソロを弾く。
CHABOは「いよいよ大台に乗ってしまった」と言って、同い年のミュージシャンの名前を挙げていく。
そして「ボサっとボサノバ」と言いながら、ボサノバタッチの「君に Night and Day」を演奏。
ここで「アルバムの核になる曲のひとつ」という紹介で「遥かな手紙(ニジェールから)」を唄う。
かつてCHABOが一緒に仕事をした青年から、ある日突然届いたニジェールからの手紙。
仕事でキツい事を言ってしまった俺に対してのメッセージだったのかなぁ~と回想するCHABO。
チェットアトキンスSSTをかき鳴らして唄うCHABOのバックには、砂漠の映像が映し出される。
「ニジェールを聴いてちょっと疲れただろうから」とCHABOは言い「LULLABY」。
「おばあちゃんに子守唄を唄ってもらっていたなぁ~。おばあちゃんは先に寝ちゃうんだけど」とCHABO。
続いて、Leon Russellの曲からタイトルだけを借りたという「Song for you」を演奏。
「いつか笑える日」は先日の誕生日ライブで演ったからということで、アレンジを変えて披露。
「“CHABO Jr.”と一緒に」と言って、リズムボックスとギターのバッキングを流しながらソロを弾く。
これがすごく良かった・・・唄とギター両方をたっぷりと味わえて、なんだか得した感じ。
そして「ライブで演るのは初めてかもしれないけど、現在の質感に妙にフィットする」という紹介で「ぼくら」。
エンディングでは次第にテンポダウンして、エフェクターをギンギンに効かせてギターのチューニングを緩める。
混沌とした結末・・・それが現在なのかもしれない。「ごはん時にすいません」とCHABO。
「アルバムの中におまけがついてる」とCHABOは言い、最後に「ウー・ラ・ラ・ラ」を演奏して本編は終了。
5分ほどの休憩をはさんで、「おまけ」のコーナーが始まる。
「いつの間にかシリーズになってしまった」と言いながら、Langston Hughesの詩に曲をつけて唄うCHABO。
今回は「夢」という詩をセレクト。いつものようなBluesと、“The Everly Brothers”のようなタッチの2バージョン。
「みんなの前で失敗すると新曲の輪郭が見えてくる」とCHABOは言い、新曲の「Come On Now」を演奏。
一連の配信ライブで新曲がいくつも披露されている。現在の状況をふまえて、伝えたい事がたくさんあるのだろう。
Elvis Presley風の「Come On Now」に続いて、そのものズバリなタイトルの新曲「チャック・ベリーの帰り道」。
短いインスト「Believe」をつま弾いたあと、“古井戸”の「おやすみ」を唄って演奏は終了。
「9月の素描」が流れる中、本日の配信ライブは20時35分ごろ終了。
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