今日は下北沢 Flowers Loftへ、“LAUGHIN'NOSE”のライブを観に行く。
2021年になって二回目のライブ、そして2月になって最初で最後のライブ。
閉塞感をどうしても感じてしまう今日この頃、ラフィンのPunkを聴いてスッキリしたい。
下北沢 Flowers Loftはオープンしてちょうど一周年、ようやく行くことが出来る。
緊急事態宣言の発出に伴って、17時開場・17時30分開演という無茶苦茶な時間設定。
うまいこと輪番休を合わせることが出来て良かった。利用できるものはとことん利用しないと。
ちょっと「早めに行って「disc union」を覘く。平日のこの時間というのに、意外と混んでいる。
Flowers Loftは地下一階にあり、入口が舗道に面していて、そこで待機するスタイル。
予定通り17時に開場。スタッフがひとりひとり整理番号を呼び出していく。
整理番号58番で入場。階段を下りるとBARスペースがあり、その奥にLIVEスペースがある。
ちょっと変わった形の空間。入口を入って右側に市松模様のステージ、左側がオーディエンスフロア。
本日はオールスタンディング。ステージ上手の二列目を確保する。
そうは言っても三列目が最後列で、その後はフロアが一段高くなっている。
立ち位置はバミっていなくて、お客さん同士で適度に距離をとる形。自己管理・・・まさにPunk。
お客さんは100人は入っていないと思うけど、かなり狭いのでフロアはほどよく埋まっている。
予定より遅れて、17時40分ごろスタート。「PARADICE」のシンフォニーが流れる中、
Drums:ちーちゃん、Bass:PON、Guitar:LINA、そしてVocal:チャーミーがステージに登場。
「TURN RIDER」から始まって、「FASHIONISTA」「BROKEN GENERATION」と続く。
モッシュやダイブはもちろん無いけれど、みんなそれぞれの場所で暴れる。やっぱり楽しい。
それに呼応するように、ステージ上のメンバーも気迫のこもった演奏を繰り広げる。
「2021年初ライブだから、みんな盛りあがっていこうぜ!」と叫ぶチャーミー。
選曲はオールタイムベストと言える内容。「ダウンタウンに向かって」「C'mon Everybody C'mon」
「BRAIN CONTROL」「CARRY ON PUNK」「SCENE DEATH」・・・大好きなナンバーが続く。
それだけではなくて、新曲「MASK HYSTERIA」も披露。ちょっと変わった雰囲気のメロディー。
「変な歌でしょ~馴染んでくるからね。ジワジワくるから」とチャーミー。まぁそんなもんかな。
PONがヴォーカルの「ライブショー」も新曲かな? 「20時までのライブショー♪」という歌詞が現在を切り取る。
ライブ後半に入っても演奏の勢いは衰えず、どんどんとスピードとパワーを増していく。
LINAはレスポールJr.を華麗に操り、PONはサンダーバードベースをブンブンと唸らせる。
ちーちゃんのドラムはぶっといビートを叩き出し、チャーミーのヴォーカルが自由自在に踊る。
曲によってLINAやちーちゃんもヴォーカルをとり、バンドとしてのまとまりを随所に感じる。
「CRASH St. RULES」から「Fallin' Fallin' Into Your Heart」の流れには、思わず熱いものがこみ上げる。
「愛の無いPunkなんか要りませんから!」と叫ぶチャーミー。そうだよ、これがPunkなんだと思う。
「PARADISE」「なんとかなるさ」に続いてキラーチューンの「I CAN'T TRUST A WOMAN」。
間奏のブレイクでPONはちーちゃんの方に歩み寄り、ディレイを効かせまくった爆音ベース。
「次の曲は今日来てくれたお前らと、来たくても来れなかったみんなの仲間に捧げます」とチャーミーは言い、
本編最後は「PUNK IT UP」。これぞ愛あるPunk・・・すごく胸に沁みた。
アンコール、いつもなら「GET! GET! GET THE GLORY!」とみんなでコールするところだけど、
今日のところはちょっと控えめ・・・それでもメンバーはいつも通りに再びステージに登場。
いきなり「SOS」が始まり、ちょっとビックリ。個人的にはものすごく久しぶりに聴くナンバー。
続いて「LAUGHIN' ROLL」「50's ROLL」「Pussy For Sale」「DRINK & DRUNK」等々・・・
「今夜も盛りだくさんでしたね~」とチャーミーが言う通り、アンコールとは思えない盛りだくさんの内容。
最後は「聖者が街にやってくる」「SWITCH STYLE」からの「GET THE GLORY」。
イントロで「2021年、世の中はちょっと変わっても、俺たちは何も変わらないんや!」とチャーミー。
ギリギリのところで演奏するバンドと、ギリギリのところで楽しむオーディエンス。
Punkが好きで良かった。“LAUGHIN'NOSE”が好きで良かった。・・・と実感したライブ。
19時35分ごろ終了。
終演後、BARスペースでドリンクバッジをビールと交換して一気に飲み干す。
それから物販でタオルとピンバッジを購入して、会場をあとにする。
この時間では呑みに行くことも出来ないので、そのまま小田急線に乗って帰宅。
ライブ→打ち上げという黄金コースが復活するのはいつになるのだろうか?
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