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2021年2月24日 (水)

LAUGHIN'NOSE「Flowers Loft 1st Anniversary」下北沢 Flowers Loft

今日は下北沢 Flowers Loftへ、“LAUGHIN'NOSE”のライブを観に行く。
2021年になって二回目のライブ、そして2月になって最初で最後のライブ。
閉塞感をどうしても感じてしまう今日この頃、ラフィンのPunkを聴いてスッキリしたい。
下北沢 Flowers Loftはオープンしてちょうど一周年、ようやく行くことが出来る。
緊急事態宣言の発出に伴って、17時開場・17時30分開演という無茶苦茶な時間設定。
うまいこと輪番休を合わせることが出来て良かった。利用できるものはとことん利用しないと。
ちょっと「早めに行って「disc union」を覘く。平日のこの時間というのに、意外と混んでいる。
Flowers Loftは地下一階にあり、入口が舗道に面していて、そこで待機するスタイル。
予定通り17時に開場。スタッフがひとりひとり整理番号を呼び出していく。
整理番号58番で入場。階段を下りるとBARスペースがあり、その奥にLIVEスペースがある。
ちょっと変わった形の空間。入口を入って右側に市松模様のステージ、左側がオーディエンスフロア。
本日はオールスタンディング。ステージ上手の二列目を確保する。
そうは言っても三列目が最後列で、その後はフロアが一段高くなっている。
立ち位置はバミっていなくて、お客さん同士で適度に距離をとる形。自己管理・・・まさにPunk。
お客さんは100人は入っていないと思うけど、かなり狭いのでフロアはほどよく埋まっている。

予定より遅れて、17時40分ごろスタート。「PARADICE」のシンフォニーが流れる中、
Drums:ちーちゃん、Bass:PON、Guitar:LINA、そしてVocal:チャーミーがステージに登場。
「TURN RIDER」から始まって、「FASHIONISTA」「BROKEN GENERATION」と続く。
モッシュやダイブはもちろん無いけれど、みんなそれぞれの場所で暴れる。やっぱり楽しい。
それに呼応するように、ステージ上のメンバーも気迫のこもった演奏を繰り広げる。
「2021年初ライブだから、みんな盛りあがっていこうぜ!」と叫ぶチャーミー。
選曲はオールタイムベストと言える内容。「ダウンタウンに向かって」「C'mon Everybody C'mon」
「BRAIN CONTROL」「CARRY ON PUNK」「SCENE DEATH」・・・大好きなナンバーが続く。
それだけではなくて、新曲「MASK HYSTERIA」も披露。ちょっと変わった雰囲気のメロディー。
「変な歌でしょ~馴染んでくるからね。ジワジワくるから」とチャーミー。まぁそんなもんかな。

PONがヴォーカルの「ライブショー」も新曲かな? 「20時までのライブショー♪」という歌詞が現在を切り取る。
ライブ後半に入っても演奏の勢いは衰えず、どんどんとスピードとパワーを増していく。
LINAはレスポールJr.を華麗に操り、PONはサンダーバードベースをブンブンと唸らせる。
ちーちゃんのドラムはぶっといビートを叩き出し、チャーミーのヴォーカルが自由自在に踊る。
曲によってLINAやちーちゃんもヴォーカルをとり、バンドとしてのまとまりを随所に感じる。
「CRASH St. RULES」から「Fallin' Fallin' Into Your Heart」の流れには、思わず熱いものがこみ上げる。
「愛の無いPunkなんか要りませんから!」と叫ぶチャーミー。そうだよ、これがPunkなんだと思う。
「PARADISE」「なんとかなるさ」に続いてキラーチューンの「I CAN'T TRUST A WOMAN」。
間奏のブレイクでPONはちーちゃんの方に歩み寄り、ディレイを効かせまくった爆音ベース。
「次の曲は今日来てくれたお前らと、来たくても来れなかったみんなの仲間に捧げます」とチャーミーは言い、
本編最後は「PUNK IT UP」。これぞ愛あるPunk・・・すごく胸に沁みた。

アンコール、いつもなら「GET! GET! GET THE GLORY!」とみんなでコールするところだけど、
今日のところはちょっと控えめ・・・それでもメンバーはいつも通りに再びステージに登場。
いきなり「SOS」が始まり、ちょっとビックリ。個人的にはものすごく久しぶりに聴くナンバー。
続いて「LAUGHIN' ROLL」「50's ROLL」「Pussy For Sale」「DRINK & DRUNK」等々・・・
「今夜も盛りだくさんでしたね~」とチャーミーが言う通り、アンコールとは思えない盛りだくさんの内容。
最後は「聖者が街にやってくる」「SWITCH STYLE」からの「GET THE GLORY」。
イントロで「2021年、世の中はちょっと変わっても、俺たちは何も変わらないんや!」とチャーミー。
ギリギリのところで演奏するバンドと、ギリギリのところで楽しむオーディエンス。
Punkが好きで良かった。“LAUGHIN'NOSE”が好きで良かった。・・・と実感したライブ。
19時35分ごろ終了。

終演後、BARスペースでドリンクバッジをビールと交換して一気に飲み干す。
それから物販でタオルとピンバッジを購入して、会場をあとにする。
この時間では呑みに行くことも出来ないので、そのまま小田急線に乗って帰宅。
ライブ→打ち上げという黄金コースが復活するのはいつになるのだろうか?

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