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2021年3月21日 (日)

有頂天「コロナ禍の有頂天 PART1」渋谷 La.mama

今日は渋谷 La.mamaへ、有頂天「コロナ禍の有頂天 PART1」を観に行く。
“有頂天”のライブを観るのは、昨年の2月以来。御時世だから仕方が無いけど久しぶり。
待ちに待ったライブだけど、外はあいにくの雨・・・というより春の嵐。ものすごい雨と風。
ちょっとばかり気持ちが萎えながらも、バスに乗って渋谷へ。バスに乗るのも久しぶり。
悪天候のため何があるかわからないので、少し早めに渋谷駅に到着。
けれども街をブラブラするわけにもいかず、駅ビルの「啓文堂書店」で時間調整。
開場時間の17時に合わせて会場へ。傘をさすのも大変なぐらいスゴい風でびしょ濡れ。
予定通り開場して、整理番号A20番で入場。本日は椅子席40席・立見席40席のみの限定。
ステージ前のエリアは二列しか無いけど、なんとかステージ正面二列目に座る事が出来た。
椅子席はぜんぶで四列、その後が立見席。ほど良い感じでフロアが埋まっている。
お客さんは全員マスク着用、会話もほとんどしないで静かに開演を待っている。

開演予定時間の17時30分を少し過ぎたころ開演。
いつものようにイエローとブラックを基調にした衣装を着てメンバーがステージに登場。
「雨の中ようこそ。有頂天です」とKERAさんは言い、「猫が歌う希望の歌」から演奏はスタート。
「もっとサティスファイド」に続いて「占い師」。軽快なスカビートが心地良い新曲を織り込む。
そして「オードリーヘプバーン泥棒」が終わったところでMC。
「これ配信されてるからね」とクボさんに牽制されつつ、KERAさんのトークは今日も絶好調。
「今日は声出しNG」と言いつつ、「コール&レスポンスの曲ばかり20曲演る予定だった」と話す。
本日の選曲は「カフカズ・ロック/ニーチェズ・ポップ」を中心に、オールタイムベスト的な内容。
「ニーチェズ・ムーン」「嘘つきマーキュリー」「ダンス」「壺」、バラエティに富んだナンバー。
KERAさんは「今日は20時までに客出ししないと、La.mamaが潰されます」と時計を気にしながらも、
「一曲目から演り直してもまだ大丈夫ですねと言って「いつもの軽い致命傷の朝」。
エンディングでKERAさんはステージ下手の花道で唄い、そのままいったん退場。

その場を任される形で、コウさんがギターを弾きながら「Not Departure」。
スタンディングだと見えにくいギタープレイがよく見える。座って観るのも悪くはない。
ジンさんのドラムは相変わらずパワフル。クボさんのプレシジョンベースと息がぴったり。
そこにシウさんのキーボードとコウさんのギターが彩りを添える。これぞ“有頂天”のサウンド。
「ころころ虫」「トーテムポール」とハードなナンバーが続いたところでメンバー紹介。
「結成からこの5人でやっております」と言うKERAさんに、「違う!」とクボさんが釘を刺す。
ちょっとメロウなテイストの新曲「輪廻」をはさんで、「幽霊たち」「ジュジュマンのうた」「100年」。
コウさんのギターから始まるアレンジで「一週間」を演奏したあと、「次のライブは6月に新宿LOFTです。
今日と一曲もカブりは無いです」とKERAさんは言い、「千の病を持つ男」「アローン・アゲイン」で本編は終了。

アンコール、「雨の中、ちょっと来るのイヤだった人?」と問いかけるKERAさん。
思わず手を挙げると、「わかるわかる。俺だったら絶対行かない」と笑われてしまった。
アンコールの演奏は、クボさんのモノローグから「monkey's report (ある学会報告)」でスタート。
どこか懐かしいメロディーとフランジャーが効いたサウンドがなんとも心地良い。
続いてパンキッシュなナンバー「B.C.」。座っていたってコブシは振り上げる事が出来る。
ここで一回目のアンコールが終わり、二回目のアンコールに突入。
コウさんのギターのみをバックに、KERAさんが「BYE-BYE」を唄い出す。
ワンコーラス半を唄い切り、バンドが演奏に加わっていつもの演奏。なかなか沁みるアレンジ。
「NWA世界ヘビー級チャンピオンのテーマ」が流れる中、19時30分ごろ終了。

会場を出るとひとまず雨はあがっていてひと安心。だけど風はまだ強い。
20時だから既にお店は閉まり始めている。仕方が無いので、そのままバスに乗って帰宅。
打ち上げをしないライブというのも、すっかり普通になってしまったな。。。

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