Char「Char 45th anniversary concert #1 SHININ' YOU SHININ' DAY」日比谷野外大音楽堂
今日は日比谷野外大音楽堂へ、「Char 45th anniversary concert #1 SHININ' YOU SHININ' DAY」を観に行く。
Charのライブはそれほど頻繁に観に行けて無いけど、野音でのライブは毎年楽しみにしている。
けれども昨年は緊急事態宣言で中止・・・今年はなんとか無事に開催される事になってなにより。
しかも今日はとてもイイ天気。雨男のCharにしては奇蹟のような晴天に恵まれてテンションも上がる。
少し早めに家を出て、日比谷公園を散策。花壇が青白く輝いていると思ったら、ネモフィラの花だった。
16時30分開場のところ、17時過ぎに入場。チケットの半券に連絡先を書いて、そのあとに検温。
今日の席はCブロック8列47番。ステージほぼ正面でとても観やすいポジション。
キャパの50%入場ということでジグザグ着席になっているけど、イイ感じで埋まっている。
予定通り17時30分開演。ブラリという感じで、メンバーがステージに登場。
ステージ下手からBass:澤田浩史、Drums:ZAX、Vocal&Guitar:Char、Keyboards:小島良喜という並び。
「ただいま。寒いから最初から立つ?」とChar。その言葉を待っていたかのように立ち上がるお客さん。
確かに今日は寒い・・・昼間のうちはまだ良かったけれど、日が暮れてくると寒さは倍増。
演奏は「空模様のかげんが悪くなる前に」から始まり、「かげろう」「TOKYO NIGHT」へと続く。
デビュー45周年記念ならではの選曲。「Tokyo」を「Hibiya」に変えて唄うのは、いつも通りのサービス。
次は新曲を三曲続けてということで、Charは「座ってください」と言うけど、寒いので正直なところ迷う。
そしてここから「I'M HERE FOR YOU」「DAZED」と、“PSYCHEDELIX”のナンバーが続く。
このあたりで陽が沈み始め、あたりが段々と暗くなっていく。ステージの照明が綺麗に輝き出す。
これぞ野音でライブを観る醍醐味のひとつ。この雰囲気ばかりは、他の会場では味わえない。
次の「ENDLESS DREAM」では、小島さんのキーボードとCharのギターが激しいインプロビゼーション。
小島さんのキーボードはあいかわらずスゴい。遠くから観ても、その指の動きはうっとりするほど綺麗。
澤田さんのプレシジョンベースはぶっとい音を奏で、ZAXのドラムとキレのあるビートを聴かせる。
ドラムは古田さんからZAXへ変わったんだな・・・ちょっとばかり今風で、バタバタした感じは否めない。
続いて再び“PSYCHEDELIX”のナンバーから「BIEHMEN SIE SCHNELL」。Jeff Beckを思わせるインスト曲。
そして「STAND」が始まるとお客さんは再び立ち始め、「DRIVE ME NUTS」で総立ちになる。
この曲は“PINK CLOUD”のナンバー。ここで盛りあがらずにどうしようか?というところ。
本編最後は「RAINBOW SHOES」。激しいソロ合戦を交えつつ、本編はあっと言う間に終了。
アンコール。本編は1時間15分という短さだったけど、ここからは第二部とも言えるステージ。
まずは本日のライブタイトル曲「SHININ' YOU SHININ' DAY」。今日のところは、サビの合唱はガマン。
この寒さに似つかわしくない「ICE CREAM」に続いて、キラーチューンの「SMOKY」。
あいかわらずカッコいい・・・だけどちょっとズンドコした感じで、もう少しスリリングだと良かったな。
これで終わりかと思いきや、「もうちょっと行きますか? やっと温まってきた」とCharは言い、
ジミヘンの「Purple Haze」から「からまわり」。そして“PSYCHEDELIX”の「LIVIN’ IN TOKYO」。
「Tokyo City」という歌詞は「Kanto City」「Nippon City」へと変わり、最後には「コロナCity」へと変わる。
「みんな我慢しようぜ! このコロナCity、生きのびるぜ~!」とCharはシャウト。
再びこれで終了という雰囲気になりつつ、Charはルイズルイス加部、Tim Bogert、Paul Jacksonの名前を挙げ、
「すべてのベーシストに敬意を込めて」と前置きしてからHerbie Hancockの「CHAMELEON」をカバー。
Charは変わった形のギターシンセをプレイ。ちょっと実験的なセッションという印象。
気がつけば時間は19時40分過ぎ。たっぷり二時間以上に及ぶステージ。
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