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2021年4月 7日 (水)

SHEENA & THE ROKKETS「シーナの日 #7 シーナに捧げるロックンロールの夜」下北沢シャングリラ

今日は在宅勤務。ちゃっちゃと仕事して、15時で切り上げる。
今夜は下北沢シャングリラへ、「シーナの日 #7 鮎川誠Presents シーナに捧げるロックンロールの夜」を観に行く。
シナロケのライブを観るのは昨年の10月以来。思えばその日は、下北沢GARDENに別れを告げた日。
下北沢GARDENが無くなって、その跡地に出来たのがシャングリラ。何とも言えない複雑な気持ち。
だけどハコ好きとしてはどんな風になったのか見てみたくて、今回のチケットを購入したのだ。
そして本日4月7日は「シーナの日」。早いものでもう七回目になるのか・・・。
17時ごろ下北沢へ行き、「GENERAL RECORD STORE」を少しだけ覗いてから会場へ。
18時に開場。チケット番号はZ2-0004、4番目に入場してステージ上手最前列に座る。
フロアには椅子が100席ほど並べられていて、開演時間までにほとんどが埋まる。
会場内の構造はGARDENとほぼ変わらず。違いはフロア後方のPAブースが無くなったぐらい。
内装は赤に統一されて、全体の雰囲気はちょっと違った感じになった。

予定通り19時ちょうどに開演。ロケット発射のカウントダウンと共に、メンバーがステージに登場。
まずはDrums:川嶋一秀、Bass:奈良敏博、Vocal&Guitar:鮎川 誠の三人で、「バットマン」から演奏スタート。
奈良さんはFenderプレシジョンベース、鮎川さんはもちろん年季の入ったブラックビューティだ。
今夜はスタンディングOKということなので、一曲目からお役さんは総立ち。やっぱり踊りたいよね。
続いて「第7回の『シーナの日』へようこそ! 『CRAZY DIAMONDS』から聴いてください」と
鮎川さんは言って「ステディ・ドライバー・マン」。いつもながら、そのレパートリーの豊富さに驚かされる。
「ビールス・カプセル」「ホラフキイナズマ」と続けて演奏したあと、「シーナが応援してくれたSONHOUSEの
『STREET NOISE』というアルバムから聴いてください」という紹介で「悲しき恋の赤信号」。
三人ROKKETSの演奏、なかなかのレア曲の連続に心がトキメキっ放し。

鮎川さんがメンバーを紹介し、川嶋さんが「スイート・インスピレーション」のビートを刻むとLUCYの登場。
ブルーを基調にした衣装に黒い革ジャンを羽織ったLUCY、ますますシーナに似てきたような気がする。
「シーナが愛した唄を、今夜はたくさん唄います」とLUCYは言い、お馴染みのアッパーチューン「ハッピー・ハウス」。
そしてシーナのソロアルバム「いつだってビューティフル」から「ボントンルーレ」「ヘルプミー」
「シャネルの5番のオン・ザ・ロック」。まさに「シーナの日」ならではのセレクト。
「高橋幸宏さんや細野晴臣さんが作る曲は、胸がキュンキュンするナンバーが多いよね」とLUCY。
次に「キャプテン・ギター・アンド・ベイビー・ロック」。ずっしりと重たい感じのサウンドがゴキゲン。
「今夜はたっぷり」をじっくりと聴かせたあと、「おまえがほしい」「クライ・クライ・クライ」の二連発。
そして早くも「レイジー・クレイジー・ブルース」からの「レモンティー」「ユー・メイ・ドリーム」。
この流れはやはり最強。川嶋さんがドラムをドカドカと叩きまくる。ものすごいパワーに圧倒される。
「まだまだ気をつけないといかん。Stay Home、Stay Rock。Rockは爆発せんとね。勿体ないよねこの瞬間」と
鮎川さんは言い、本編最後は「アイラブユー」。たまらない気持ちのまま、これでひとまずフィナーレ。

アンコール、まずは三人ROKKETSで「なまずの唄」。くわえ煙草でSGを弾く鮎川さんがたまらなくカッコいい。
奈良さんもいつの間にかジャズベースにチェンジしている。これぞRockの基本みたいなサウンド。
そして「SHEENA IS EVER QUEEN」Tシャツに着替えたLUCYが加わって「ホヮット・ア・ワンダフル・ワールド」。
とんでもなく大変な、世界的に危機的な状況ではあるけれど、それでも愛すべきこの素晴らしき世界。
「ガイドラインを守るため、今日はちょっと短くしました」と鮎川さんは言い、最後に「涙のハイウェイ」を演奏。
どうやら21時完全客出しということらしく、20時40分過ぎにはすべて終了。

まだ21時前だけど、下北沢の街はほとんどの店が閉まっている。
ちらほらと開いている店もあるけど、そんな店に行く気には到底ならず。
仕方が無いので小田急線に乗り込む。千代田線直通なので代々木上原駅で乗り換え。
だけど8分待ちというので、歩いて帰ることにする。代々木上原の街も真っ暗。
とても21時台の街とは思えない。昭和に逆戻りしたような感じ。
「松屋」で晩ごはんをテイクアウトして帰宅。シャワーを浴びても22時前・・・。

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