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2021年4月16日 (金)

仲井戸麗市「Online Acoustic LIVE 2021 ソロアルバム1枚を全曲演るライブ最終回 Vol.7」南青山 MANDALA

今日は在宅勤務。チャッチャと仕事をして定時で切り上げ、
仲井戸麗市「Online Acoustic LIVE 2021 ソロアルバム1枚を全曲演るライブ最終回 Vol.7」を配信で観る。
「ソロアルバム1枚を全曲演るライブ」も今回で7回目、それと同時にシリーズの最終回となる。
19時をちょっと過ぎたころ、画面が南青山MANDALAの映像に切り替わって、CHABOがステージに登場。
CHABOは「RCが止まってから30年、その間に7枚のソロアルバムを出したことになる。
それが多いのか少ないのかわからないけど、今夜は7枚目のアルバム『CHABO』を演ります」と話す。
CHABOはいつものようにアルバムのライナーノーツを読み上げてから演奏に入る。

一曲目は「やせっぽちのブルース」。Yairiのアコースティックギターをかき鳴らしながら唄うCHABO。
続いて「祝祭」。「集まれ男たち やって来いよ女たち♪」と唄うCHABOに「Yeah~!!」と応えるのが定番。
CHABOは「この歌詞は不謹慎かな?」と言いながらも、「早くこうして騒ぎたい願望を唄っている」とも。
次の「オーイっ!」もお客さんと一緒にシンガロングする曲。CHABOに届けとばかり画面越しに合唱する。
「配信はお客さんがいないからラッキーと思っていたけど、こういう曲を唄うと虚しいよ」とは心の叫び。
それからリズムボックスをバックに「QUESTION」。カースケのアイデアが詰まっているという曲。
バックに流れるリズムボックスの打ち込みパターンが、だんだんと高度化してるような気がする。
“THE BAND”の音楽のアトリエ「BIG PINK」をモチーフにした「「僕等のBIG PINK」で...」は、
CHABOと清志郎の夢が詰まった曲。「僕らはクスクス笑って・・・」という歌詞がイイ。
エンディングでは、CHABOがBIG PINKを訪れたときのプライベート映像がスクリーンに映し出される。
ここで1時間が経過。「まだM-6かよ」と言いつつ、リズムボックスをバックに「何かいい事ないかな?子猫ちゃん」。
そしてCHABOはギターをチェットアトキンスSSTに持ち替えて「雨!」を唄う。
テレキャスでなく、アコースティックギターでこの曲を演奏するのは初めてではないだろうか?

CHABOは再びギターをYairiに持ち替えて、リズムボックスをバックに「ま、いずれにせよ」。
早川さんのベースや新谷祥子さんのマリンバとの共演でお馴染みのナンバーだけど、
アコースティックギターをかき鳴らしながら唄うこのアレンジはちょっと珍しいかもしれない。
「このシリーズもやっと終わると思っていたけど、今日で最後だと思うと哀愁が漂ってきちゃう」とCHABO。
そんな風に言われると「もしかしてこれですべて終わりではないか?」と、こちらまで心配になってしまう。
「このアルバムはkyOnが『CHABOさんとどのように接したら良いか?』をすごく察知してくれて作った」と話し、
「公平や山口洋やリクオもそうなんだよね」とも・・・。そして街のノイズが流れる中「マイホームタウンの夜に」。
吉田 建にアドバイスされて歌詞を書いたという話から、ポンタと一緒に演奏したかったなぁ~とポツリ。
続いて「MY NAME IS CHABO」。短いジングルのような曲だから、ライブで演奏するのはおそらく初めて。
リズムボックスをバックにアコースティックギター。エンディングでは若き日のCHABOの写真が映し出される。
「CDでは公平がミディアムでブチかましてくれたけど、公平いないからアップで」とCHABOは言って「歩く」。
その歌詞が「現在の状況に立ち向かって行こう」と言っているようで、いつもに増してグッときた。
今夜はステージにたくさんの花がディスプレイされている。エミ社長が来る途中の花屋で選んだのだそうだ。
CHABOは「今夜着ているグリーンの衣装は、ゴルフの松山英樹プロのグリーンジャケットを意識した」と話す。
「灰とダイヤモンド」に続いて「川」。「John Lennonの『GOD』みたいに出来ないかな?」KyOnに頼んで作った曲。
「アルバムにはボーナストラックが付いているけど今夜は省く」とCHABOは言い、最後の曲「SEASON」。
「ラーララーララララー♪」・・・サビのコーラスはもちろん一緒に唄う。CHABOへ届くことを祈りながら。

5分ほどのインターバルをはさんで、「おまけ」のコーナーが始まる。
まずは「早川とのツアーで、アンコール用に作ったのかな」とCHABOは言って「Coffee break」。
それから“THE BAND”関係でもう一曲ということで「I Think Richard Manuel」。
曲の後半はリーディング。“THE BAND”のメンバー5人の写真が、画面に大きく映し出される。
「次はおまけのおまけのおまけ・・・付録の付録の付録」とCHABOは言って「東京五輪音頭」。
これは意外な選曲! なんて生やさしい言葉では表現できないぐらいにぶっ飛んだ選曲でビックリ。
CHABOは「配信でずいぶん新曲が生まれたなぁ~それは良かった」と言いながら新曲「Oldies But Goodies」。
ミディアムテンポのロッカバラードという雰囲気の曲。ちょっぴり懐かしくて、ちょっぴり切ない感じ。
次も新曲で「幸せの歌」。「こんな簡単な曲がイイと思って書いたんだ」とCHABO。
シンプルなメロディーにストレートな歌詞・・・CHABOの今の気持ちがハッキリと伝わってくる。
後半のハミングはお客さんと一緒に唄う想定。「早く本当のライブで一緒に唄ってくれ」というメッセージ。
このシリーズは今回で最後ということで、CHABOはスタッフひとりひとりの名前を読み上げて紹介。
そしてCHABOは現在の世の中の状況について話す。「こんな親父いるよな!」と茶化していたけど、
CHABOの思いをハッキリと言葉で聴くことが出来たので良かった。
最後の曲は「夜想曲」。ミラーボールの光がキラキラと輝き、なんとも絵になる光景。
「みんな元気でね。再会を楽しみにしています」とCHABOは言い、「9月の素描」が流れる中を21時55分ごろ終了。
ひょっとして悲しい最後になるのでは?とヒヤヒヤしてたけど、これからも変わらずに演ってくれるみたいで良かった。
自分の気持ちに一番ピッタリくるのは今のCHABOだという事を再認識した夜。。。

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