今日はさいたまスーパーアリーナへ、松田聖子「Happy 40th Anniversary!!
Seiko Matsuda Concert Tour 2020-2021 "Singles & Very Best Songs Collection!!"」を観に行く。
毎年恒例、聖子の夏コン。せっかくの40周年記念だったのに、昨年は残念ながら全公演中止。
その日程がそのままシフトする形で、一年ぶりの夏コンが今日からようやく始まる。
久しぶりの埼玉遠征にドキドキしながら、埼京線に揺られて14時過ぎに北与野駅へ到着。
会場へ続く道はあまり人が居なかったけど、グッズ売り場は既に長蛇の列。
売り場前に入る人数を制限しているためか、いつもよりかなり長い列が出来ている。
30分ほど並んで、どうにかお目当ての物を購入。それからいつものように周辺を散策。
密を避けるためか、ツアートラックは停まっていない。そのかわり入場口と建物のガラス全面にディスプレイ。
15時30分ごろ会場入り。今日はプレミアムシートなので、Bゲートから入場。
赤い絨毯が敷かれた通路を通ってアリーナへ。今日の席はPR-4ブロック180番。
ステージ真正面のブロック。1列あたり18席だから、前から15列目の端っこ。
2人連れの人は並んで座る形だけど、一席づつ間隔をあけて配置されている。
アリーナ、スタンド200レベル、400レベルと、そんな感じでギッシリと埋まっている。
開演予定時間の16時を5分ほど過ぎたころ、「そろそろ開演」を告げる場内アナウンスが流れる。
それと同時に沸き起こる「聖子!チャチャチャ!」の手拍子。もちろん「聖子!」の部分は自粛。
そしてフロアが暗転すると、ステージにタイトルロゴがレーザーで映し出されて幕が開く。
ステージには黒い衣装の聖子ちゃん。なんとドラムセットに座って「It's Style '95」を唄い出す。
ダンサーが華麗に躍る中、聖子ちゃんは黒いショートパンツに着替えて今度は「It's Style」。
黒いテレキャスを弾きながらポーズを決める聖子ちゃん。演奏はそのまま「Wanna Know How」へ。
かなり意表を突いた、なかなかに攻めた選曲。いつも以上に今年の聖子ちゃんは刺激的。
ブリッジをはさむと、ここまでと打って変わったお姫様の世界。聖子ちゃんはフリフリのドレス。
「時間の国のアリス」「秘密の花園」「ピンクのモーツァルト」と、シングルヒット曲を唄い踊る。
早くもコンサート終盤のメドレーのような流れ。ステージバックのCGがお城の朝昼夜を表現する。
「ピンクのモーツァルト」では、ステージサイドの花道へ。いつも通りの動きだけど、やっぱり嬉しい。
もう一度ブリッジをはさんで聖子ちゃんは衣装替え。ドレッシーなドレスで「瑠璃色の地球」を唄う。
現在の状況にハマり過ぎた歌詞に、思わず目頭が熱くなる。思いは一つ、「私たちの星を守りたい」。
ここで聖子ちゃんが挨拶。いつもの調子で「みなさーん、こんにちは~!」と呼びかける。
もちろん客席から声は無し。その様子を見て、「みなさんサスガですね」と感心する聖子ちゃん。
「いろいろな制約がありながらも、最後までお付き合いください」と聖子ちゃんは言い、
そのままアコースティック・コーナーに突入。バンドメンバーがステージ中央にスタンバイ。
「懐かしいアルバムからお送りしますけど、よろしいでしょうか?」と、まずは「ピーチ・シャーベット」。
お客さんが声を出せない状態なので、聖子ちゃんは戸惑いながらもトークを進めていく。
今回のアコースティック・コーナーは、いつもとはちょっと違った選曲。
「愛の神話」「雨のリゾート」「小さなラブソング」、曲に合わせてステージバックのCGが変化していく。
これでアコースティック・コーナーは終わりだけど、当然のようにアンコールに突入。
いつもならここで「モッキンバード」「秘密の花園」だけど、「今日はそんな気分じゃない?」と聖子ちゃん。
意外な展開にバンドメンバーと相談しつつ、「新しい曲を」ということで「螢の草原」を唄う。
ダブルアンコールとなり、「続・赤いスイートピー」からの「SWEET MEMORIES」。かなり攻めた選曲。
これにてアコースティック・コーナーは終了し、「もう一曲、ご準備のほど」ということで「赤いスイートピー」。
アリーナとスタンドを埋め尽くす赤いスイートピー。なんとも言えない気持ちになる。
続いてダンサー紹介。今回は男性2人・女性8人という構成。男性2人は珍しいかもしれない。
そしてコンサートはいよいよ終盤。キラキラと輝いた飛行機に乗った聖子ちゃんが「青い珊瑚礁」を唄う。
CGも良いけど、やはりイルミネーションには勝てない。何気にNEWバージョンというのも泣かせる。
メドレーの時間となり、「裸足の季節」「風は秋色」「ハートのイアリング」「P・R・E・S・E・N・T」
「天国のキッス」を続けて唄う。お馴染みの曲に加えて、さりげなくレア曲がはさまれているところがニクい。
最後はいつも通り、「チェリーブラッサム」「夏の扉」の二連発で本編は終了。
アンコール、ピンクのTシャツに白いスコートの聖子ちゃんが「SQUALL」を唄う。
いつもならみんなで大合唱のこの曲。「みんな心の中で」とお客さんを煽る聖子ちゃん。
さいたまスーパーアリーナならではの花火も見られて、やはり聖子ちゃんのステージは一味違う。
デビュー40周年ということもあり、次の曲は「40th Party」。そしてやっぱりこの曲「20th Party」。
今の状況を鑑みてリボンキャノンは炸裂しなかったけど、ステージ下から火柱がたくさん上がっていた。
聖子ちゃんはステージを右に左に駆け回りながら、何度も何度も感謝の言葉を述べる。
次はきっと、みんなで大騒ぎしながら会いたいね・・・そんなことを思った瞬間。
こうして素晴らしいコンサートは18時15分過ぎに終了。
規制退場で会場外へ出たのは18時半ごろ。
すぐに帰るのもなんなので、コンビニでビールを買って路上呑み。
ベンチに座ってひとり呑むだけだから、もちろん何の問題もない。
さいたまスーパーアリーナのコンサートのあと、こうして帰らずにダラダラしてるの好き。
コンサートの余韻を噛みしめながら、乾いた喉をビールで潤す・・・最高じゃないか。
遠いようで近いようで、なんとも言えない距離感がそうさせるのだろうな。
19時になると、会場前に人はまばら。グッズ売り場の列も途絶えた。
埼京線に乗って、20時過ぎに帰宅。
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