ソウル・フラワー・ユニオン「ニューエスト・モデル結成35周年記念ツアー」新代田 FEVER
今日は新代田 FEVERへ、ソウル・フラワー・ユニオン「ニューエスト・モデル結成35周年記念ツアー」を観に行く。
“ニューエスト・モデル”が結成35周年! ついこの前、30周年を祝ったばかりのような気がするのに・・・。
兎にも角にもこれは行かないわけにはいかない!ということで、人数限定のチケットを入手した。
会場のFEVERへ行くのも久しぶり。下北沢でちょっと寄り道をしてから、歩いて新代田駅へ向かう。
相変わらず何も無い駅前・・・。その駅前から歩いてすぐのところにFEVERがある。
予定通り17時に開場。記載しておいた問診票を提出して、整備番号24番で入場。
今回はフロアにスタンディングポジションがガムテープでバミってあって、そこに立つスタイル。
ステージ下手の三列目を確保。ちょうどいい具合に、ステージ全体が見渡せるポジション。
チケットはソールドアウトということもあり、フロアはギッシリ埋まっている。およそ80人ぐらいか?
開演予定の17時30分を少し過ぎたころ開演。
Drums:Jah-Rah、Bass:阿部光一郎、Guitar:高木 克、Chorus:リクルマイ、
Keyboards:奥野真哉、そしてVocal&Guitar:中川 敬がステージに登場。
演奏は「この地上を愛で埋めろ」から始まり、「ラン・ダイナモ・ラン」へと続く。
サビの部分ではリクルマイが「RUN DYNAMO RUN♪」と書かれたプラカードを掲げる。
「外交不能症」を演奏したところでMC。中川と奥野の掛け合い漫才のようなやり取りが可笑しい。
そして“ニューエスト・モデル”のナンバーから「ひかりの怪物」「みんな信者」。
「ニューエスト・モデル結成35周年記念ツアーと言いつつ、“ニューエスト・モデル”のナンバーを
たくさん演るとは限らない」と中川は言っていたけど、いきなりの連発に心が躍る。
軽快なインスト「旅を続けなくちゃ」で高木が巧みなスライドギターをキメたあと「最果てのバスターミナル」。
「ハビタブル・ゾーン」をじっくりと聴かせたあと、ここで「満月の夕」が早くも飛び出す。相変わらず沁みるなぁ。
リクルマイが「Revolution Rock」を唄い、「ダンスは抵抗」で盛りあがったところで第1部は18時35分に終了。
換気のため10分ほどの休憩が入り、18時45分から第2部が始まる。
まずは「こたつ内紛争」。間奏でキーボードに左足をかけて、ローリングピアノを弾きまくる奥野。
続いて「DAYS」。“ニューエスト・モデル”ナンバーの連続に、思わず身体が反応する。
けれどもここで「パレスチナ」を演るところがSFU。単なるお祭り騒ぎに終わらせるつもりは無さそうだ。
「団地のエコー」をしっとりと聴かせたあと、「アンチェインのテーマ」のメロディーを奥野が奏でる。
SFUの「川のない橋」「グラウンド・ゼロ」を演奏し、“ニューエスト・モデル”の「EMPTY NOTION」を演奏する。
その振り幅がたまらない。だけどどちらも現在の“ソウル・フラワー・ユニオン”なのだ。
そしてそのままリクルマイがヴォーカルをとって「秋田音頭」。一気に持っていく感じがスゴイ。
ドラムとベース、キーボードとギターがガッチリと絡み合い、ものすごいGrooveを生み出している。
中川がお馴染みのイントロを弾くと、「海行かば 山行かば 踊るかばね」が始まる。
それぞれの立ち位置は守りつつ、踊りまくるお客さん。この解放感・爽快感がSFUの醍醐味。
こうして大盛りあがりのうちに本編は終了。
アンコールの声に応えて、メンバーが再びステージに登場。
「“ニューエスト・モデル”の頃は、演奏がうまくいかないときはアンコールをたくさん演っていた」と中川。
そして「風の市」で再び踊りまくったあと、「シングルハンド・キャッチ」でストレートにRockする。
「ありがとう!」と何度も言いながら満面の笑みを浮かべる中川。投げキッスは・・・まぁイイか。
こうして19時55分ごろ、演奏はすべて終了。
終演後、ひとまず下北沢まで歩いてみたものの、お酒はもう呑めない時間。
このまま歩いて帰るのも大変そうなので、小田急線に乗って帰宅。
うーん・・・やっぱりつまらないなぁ~。
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