亜無亜危異「パンク修理ツアー2020-2021 振替公演」恵比寿 LIQUIDROOM
規制退場に従って会場をあとにして、そのまま東京テレポート駅からりんかい線で恵比寿へ移動。
次は恵比寿 LIQUIDROOMへ、亜無亜危異「パンク修理ツアー2020-2021 振替公演」を観に行く。
なんだかすごく遠いようなイメージだけど、20分もかからずに到着。時間は17時過ぎ、予定通りだ。
雨はあがっていたので、しばらくあたりを散策したあと、17時40分ごろ会場入り。
紙問診を記入していると、パンク友達の浜田さんとバッタリ。なんだかんだ言いつつ元気そうでなにより。
整理番号36番だったけど、物販に並んでいるうちに開場してしまい、入場したのは150番目ぐらい。
だけどなんとかステージ下手の三列目をゲット。シンイチの真ん前でなかなかゴキゲンなポジション。
フロアはテープで格子状に仕切られ、そこから出ないようにするというスタイル。
フロア前方にしかお客さんが居なくてヤキモキしたけど、開演時間が近づくにつれてフロアは一杯に。
開演予定の10分前、主催者からの挨拶が終わると、「亜無亜危異!」コールがわりの手拍子が沸き起こる。
そして19時05分ごろ、ポルカ調の「L'Anarchie Pour Le U.K.」が流れる中をメンバーが登場。
今日は赤のナッパ服。「馬鹿とハサミは使いYO!」から始まり、「ゴッドセイヴだぁ」「パンクのオジサン」と続く。
延期を繰り返して来たけれど、アルバム「パンク修理」の発売記念ツアーならではの選曲。
それでもすかさず「団地のオバサン」「あぶらむし」といったキラーチューンを差し込むところはサスガ。
新しい曲も昔の曲も、どちらも現在の“亜無亜危異”として表現されていく。ものすごいGroove感。
「令和の星」「アナーキー・シティ」「くるくるパトリオット」「タレントロボット」「ヒーロー」「READY STEADY GO」と、
各アルバムからまんべんなくチョイスして、立て続けに演奏していく流れがすごく良かった。
正面からのライトが眩しいから消してくれとスタッフに指示しつつ、「その分、他のメンバーやマリに
スポットをあててくれ」と言うシゲル。そのさり気ない優しさがイイんだよな・・・。
ライブ中盤からは、アルバム「パンク修理」と「パンクロックの奴隷」が入り混じった選曲。
これぞまさに現在の“亜無亜危異”。パンクというより、小気味良いロックンロールという感じ。
「プレイランド」「イキってGO★」「偽善者ワロタ」「檻の中の民主主義」に続いて「デラシネ」をはさみ、
「タブーの正体」「総理大臣」「洗脳ごっこ」「イカサマ伝道師」と、次から次へぶっ飛ばしていく。
「Harder They Come」が始まると、ライブもいよいよ終盤という感じ。シンイチのギターソロが素晴らしい。
そしてここで「"530"」。“亜無亜危異”唯一のバラード、今夜もずっしりと心に響く。
そのままシンイチとシゲルが肩を寄せてメロディアスに唄い出す・・・「んなわけねぇだろー!」とシゲルは叫び、
テンポアップして「ノー天気の子」。そして「パンクロックの奴隷」「屋根の下の犬」「世界に羽ばたけロックスター」と続く。
意識的にそうしているのかわからないけど、MCはとにかく控えめで、ひたすら演奏に没頭している感じがイイ。
本編最後はもちろん「ノット・サティスファイド」。暴れることは出来ないけど、とにかく楽しかった。
アンコール、かなり長めのインターバル。
メンバーは黒いナッパ服に着替えて登場。シンイチ監督の映画の撮影を兼ねているみたい。
シゲルは「マリを連れてきた」と言って、ナッパ服の上着を天にかざす。
始まったのは「心の銃」。たった一曲のみだけど、充実したゴキゲンなアンコール。
こうして20時40分、本日のライブはすべて終了。
終演後、浜田さんと一緒に駅まで歩く。
本当はどこかへ寄っていきたいところだけど、既に街の灯は暗くなっている。
それでもちょっとだけライブの感想を話せたのは嬉しかった。
駅前で浜田さんとはバイバイして、埼京線に乗って帰宅。
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