FRICTION「フリクション LIVE "INDOOR SURVIVAL"」川崎 CLUB CITTA'
今日は15時に仕事を切り上げ、バタバタと支度をして出かける。
そして小田急線と南武線を乗り継いで川崎へ。およそ半年ぶりの都外でちょっとドキドキ。
今夜はCLUB CITTA'へ、「フリクション LIVE "INDOOR SURVIVAL"」を観に行く。
“FRICTION”のライブを観るのは初めて。伝説のバンドと思っていたけど、まだまだ現役。
3人編成~4人編成~2人編成と変化を遂げてきたバンド、2021年の現在を確認したい。
開場予定10分前に会場へ行くと、そこに居たのは数人。今日は本当にやるの?と不安になる。
それでもほどなくして入場列が出来て、17時ちょうどに整理番号A7番で入場。
フロアは1メートルほどの白い線で仕切られ、横15人×縦15人=合計225人が入る計算。
どうやらドラム前が人気のようで、ステージほぼ正面の最前列をゲットすることが出来た。
開場時間が早いから客足は鈍かったけど、気がつけばフロアはぎっしりと埋まっている。
開演予定の19時になろうとする頃、ベースのエフェクターのスイッチが入れられ、
アンプから流れる大きなノイズと共にRECKと中村達也がステージに登場。
ステージ中央にサングラスをかけたRECK、カスタマイズされた黒のプレシジョン・ベース。
ステージ上手に仲村達也、ワンタム・ワンシンバルのシンプルな赤いドラムセット。
「今日は444kHzでお送りします。帰る頃には免疫力がアップしています」とRECKは言い、
ひたすらハードな演奏を繰り広げていく。とてもドラムとベースだけとは思えない大迫力の演奏。
RECKの右手はひたすらダウンピッキングで、左手はルート音・コード・ソロを巧みに使い分ける。
足元のエフェクターでサウンドに変化をつけて、ソロのときにはワウペダルまで駆使する。
たくさんのエフェクターが使われていたと思うけど、オクターバーが効いているのが独特。
達也のドラムは時にはRECKのベースに合わせ、時にはぶつかり合ってビートを刻む。
シンプルなようで音数が多く、派手なフィルをビシッとキメるところがたまらなくカッコいい。
ジャンプスーツを上だけ脱いで、白いタンクトップからのぞくTATTOOがイカしている。
選曲は「You Really Got Me」などのカバーを交え、アルバムからのナンバーを演奏。
本編ラストの「100年」から「ZONE TRIPPER」の流れは、最高過ぎて圧倒されてしまった。
アンコールは「CRAZY DREAM」。RECKはかなりグロッキーになりながらも、ひたすらベースを弾き唄う。
2021年の現在、こうして目の前で演奏してくれていることだけで奇蹟、それだけで嬉しい。
RECKはしきりに時間を気にしていたけど、セカンドアンコール「PISTOL」の大サービス。
終了時間は19時35分過ぎ。ちょっと短いけれど、とても密度の濃いライブであった。
久しぶりに川崎へ来たのだから、ゆっくり呑んでいきたいところだけどガマン。
やっている店はあるみたいだけど、それもなんか違うような気がして。
というわけで再び南武線と小田急線を乗り継いで家路につく。
南武線はちょっと混んでいたけど、やっぱりこの経路がベストのような気がする。
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コメント
はじめまして。
先程、久しぶりにフリクションHPで、今月始めのライブを知った次第。
しかも、地元、川崎チネだったとは… 残念
今、ライブへ行かれない身としては、当日の模様を、ブログにして頂けるのは、有難いです。
様々な、ライブへ行かれてるのですね。(お気をつけて)
また、覗かさせていただきます。
投稿: ちげ | 2021年6月12日 (土) 16時06分
>ちげ様
コメントありがとうございます。
それは残念でしたね。私は初めてのフリクションで、とても興奮しました!
当日はたくさんのお客さんがいらしていて、それに応えようと二人のプレイも凄まじかったです。
世の中たいへんな状況なので、ライブへ行かれない方もたくさんいらっしゃいます。
このような記事を書いて良いものかどうか? 私も悩んだのですが、
その雰囲気だけでもお伝え出来たらと思って書いております。
もちろん感染対策は充分したうえで、自分が感染しない、他人を感染させないよう
気をつけて参りたいと思っています。
早く安心してライブへ行ける日が来るとイイですね。
投稿: KANN | 2021年6月13日 (日) 18時32分