今日は仲井戸麗市「無観客生配信ライブ Online Acoustic Solo Stage 2021 [PRESENT for You]」を配信で観る。
このところ毎月恒例となっているCHABOの配信ライブ、今回は「PRESENT」シリーズの曲を全て演奏するという。
「ソロアルバムを全曲演る配信LIVE」に入りきれなかったということでの「PRESENT」シリーズ全曲演奏。
さすが律儀だなぁ~と思いつつ、好きな曲・聴きたい曲がたくさんあるのでとても楽しみな企画。
予定より少し遅れて、19時03分過ぎに配信がスタート。
「MANDALAのあるこのあたりは五輪のため規制が厳しくなっております」と、いつになく言葉に棘のあるCHABO。
今回のライブは「PRESENTシリーズはどうですか?」というエミ社長の提案に基づいて開催を決めたとのこと。
羽織っていたカーディガンを脱ぎ、Yairiのアコースティック・ギターを手に取って演奏を始めるCHABO。
ところがメガネをはずすのを忘れていて、演奏を中断して慌ててメガネをはずす。
そして始まったのは「糧」。一曲目にしてはちょっと重たいナンバーからスタート。
CHABOはおニューのシャツブラウス。髪の毛も少しカットしたみたいで、いつもに増して若く見える。
アルバムを手に取りながら一枚一枚解説するCHABO。二曲目は「PRESENT#2」から「庭」。
ステージに置かれている樹々はマチャミさんとエミ社長が買ってきてくれたそうで、まさに「庭」のよう。
続いて宮沢和史がカバーしてくれたという紹介で「唄」。チェットアトキンスCEを弾きながら唄う。
次は「PRESENT#4」から「Holiday」。アルバムジャケットのセーターは、CHABOが当時いつも着ていたもの。
竹中直人がカバーしたバージョンをちょっと流してから、リズムボックスをバックにチェットアトキンスSSTで演奏。
フィーリング的にJohn Lennonに強い影響を受けたという「L・O・V・E」、リズムボックスをバックにプレイ。
「ずっと唄っていなくて久しぶりに演りました。それなのにちゃんと演りました」と得意げなCHABO。
次に演奏された「LIFE」も久しぶりに聴く。Yairiをオープンチューニングにして激しくかき鳴らす。
「お客さんが居ないで演るライブが、当たり前の感覚になってきちゃっている事にいま気づいた」とCHABO。
続く「You are the sunshine(of my life)」では、ステージ下手のスクリーンにプロモーション映像が映し出される。
CHABOがメンフィスを旅した時の映像。演奏しながらその映像を見つめるCHABOが、なんとも嬉しそう。
菅原都々子の「月がとっても青いから」を少し流してから、「BLUE MOON」をチェットアトキンスCEで演奏。
サビの部分は「お茶の間の皆さん」も参加してコーラス。早くまたみんなで一緒に唄いたい。
「テニス」を演奏したあと、当時作ったプロモーションフィルムをバックに「SUMMER SAMBA」。
「まるで“TUBE”みたいだな」とCHABO。サンバのリズムに乗せて、チェットアトキンスCEをかき鳴らす。
曲も歌詞もものすごく明るくて楽しいのに、何故だか泣けてくる・・・この気持ちは一体なんだろう?
次の「Short Vacation」は珍しく12弦ギターをプレイ。バックにはギターとリズムボックスと波の音。
「真夜中を突っ走れ!(Drive on)」をハードなタッチで演奏したあと、ほんわかとした雰囲気で「風景」。
リズムボックスをバックにチェットアトキンスSSTで弾き語り。画面にはおおくぼさんが撮影した写真が映し出される。
今夜は頻繁にギターを替えるCHABO。次はチェットアトキンスCEを弾きながら「カルピス」を唄う。
「こんな時だ。魔法を信じたいぜ!」とCHABOは言い「魔法を信じるかい? -Do You Believe In Magic?-」。
エンディングではタッペイくんとモモちゃんの唄声。嬉しそうに目を細めるCHABO・・・いつ見ても素敵な光景。
本編最後は「プレゼント」。「いい夏をって言いにくいけど、いい夏探してくれ!」とCHABO。
「PRESENT」シリーズの曲は好きだけど、まとめて聴くとどうなのかな?と思いつつ観ていたライブ。
前半は正直いまいちピンと来なかった部分もあるけど、後半からの流れはたまらなかった。
選曲はもちろん「PRESENT」シリーズの16曲だけど、その演奏順にものすごく意味があるような気がした。
過去と現在を優しく包み込む唄声に、理由も無くずっと泣いていた。これだから欠かせない、CHABOのライブは。
5分ほどのインターバルをはさんで、おまけのコーナーが始まる。
お馴染みの白地に黒のドット柄のシャツに着替えたCHABO、まずは新曲「五輪」を披露。
タイムリーなテーマを取り上げた曲、軽快なメロディーに反してCHABOの怒りが込められていた。
続いてリズムボックスをバックにRCのレパートリーから「SUMMER TOUR」。
CHABOがこの曲を唄うのは初めて聴くかもしれない。原曲に忠実なストレートな演奏。
「夜のヒットスタジオ」に出演した時のエピソードを話すCHABO、今となっては良い思い出なのかな?
それから家族の事を思って書いたという「風樹」を朗読。この時期にこの状況に、思いを寄せる詩。
チェットアトキンスCEを弾きながら「二人のシーズン」を唄ったあと、最後は新曲「逢いましょう」。
「ゆっくりまたみんなで逢いましょう」という歌詞が、スッと心に入ってきた。
SE「9月の素描」が流れる中、22時ごろライブはすべて終了。
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