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2021年7月10日 (土)

古田新太「ミュージカル 衛生 リズム&バキューム」TBS赤坂ACTシアター

今日は演劇とライブのダブルヘッダー。
当初の天気予報は雨だったけど、朝から嘘のように晴れていてなにより。
11時前に家を出て、千代田線に乗ってまずは赤坂へと向かう。
TBS赤坂ACTシアターへ、「ミュージカル 衛生 リズム&バキューム」を観に行く。
古田新太の芝居が大好きなオレ、古田新太主演のミュージカルと聞いたら行くしかない。
赤坂に来るのは久しぶり。11時40分ごろ会場入りして、自分の席:2階A列6番へ。
二階席のステージ下手側最前列。フルキャパで入れているけど、二階席はかなり余裕がある。

予定通り12時ちょうどに開演。
物語は昭和33年、水洗トイレが普及する前の話。
し尿の汲み取り業者「諸星衛生」は、社長の良夫(古田新太)と息子の大(尾上右近)を中心に、
利益を出すためなら殺人も厭わないという経営方針でのし上がってきた。
地元の政治家・長沼ハゼ一(六角精児)をバックにつけ、庶民のわずかな資産を吸い尽くすべく、
さらなる経営の拡大を画策している。一方、諸星衛生のモテない従業員・代田禎吉(石田明)は、
恋心を寄せる事務員・花室麻子(咲妃みゆ)を大に奪われ、その恨みをくすぶらせていた。
麻子がお腹の中に命を宿したまま悲惨な最期を迎えたことで、禎吉の恨みはさらに加速する。
昭和50年、麻子の残した娘・小子は18歳になっていた。
「諸星衛生」の経営は、良夫から大へと事実上の実権が移り、地元の経済を隅々まで制圧していた。
その裏で、かつてのライバル業者だった瀬田好恵(ともさかりえ)が、逆襲の機会を窺って、
怪しい組織を率いて、その規模を拡大していた。そんな中、庶民からの搾取の効率化を進める長沼は、
大を箱根駅伝に出場させるという計画を進めることになる。
計画を聞きつけて、水面下で「諸星衛生」に復讐を誓う者たちが集い始める・・・。

というのが、公式サイトに掲載されているあらすじ。
だけどストーリーには何の意味も無い。ただただ物語が展開し、次々と歌が唄われるだけ。
まさに古田新太ワールド全開の内容。ステージに汚物がぶちまけられるような演出も最高。
観終わる頃には、なんとも言えない爽快感まで漂っていた。
1幕:85分、休憩:20分、2幕:75分、トータル約3時間の上演時間。

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