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2021年8月 3日 (火)

3KINGS「440(four forty) 19th Anniversary」下北沢 440(four forty)

今日は下北沢 440(four forty)へ、“3KINGS”のライブを観に行く。
前回“3KINGS”のライブを観たのは2019年2月だから実に二年半ぶり。
月日の流れは速い・・・ましてや窮屈なこの状況で、久しぶりにナマで観られるのは嬉しい。
というわけで仕事をちょっとだけ早めに切り上げて下北沢へと向かう。
「disk union」に寄って時間調整してから会場へ。店の前には既にお客さんが集まっている。
18時30分に開場して、整理番号33番で入場。ステージ下手の四列目に座る。
限定50名ということで、いつもより余裕があるフロア。それでも雰囲気は悪くない。

予定通り19時ちょうどに開演。
ステージ上手から、伸ちゃん・友部さん・鮎川さんという並び。いつも通りの立ち位置。
三人とも黒いサングラスをかけて、演奏は「3KINGS ブギー」からスタート。
「サクランボ」を演奏したあと、「二年前に出したアルバム『王様のノイズ』から前半は演ってます」と鮎川さん。
演奏時間の関係なのかMCは少なめ。「ブルースといっしょ」「スカーフ」「彼女」「こだわり」「旅は終わり」と、
アルバム「王様のノイズ」に収録されたナンバーを次から次へと演奏していく。
鮎川さんは黒いレスポール、伸ちゃんはテレキャス、友部さんはアコースティック・ギター。
友部さんと鮎川さんは自由気ままに唄って弾いて、伸ちゃんがそれをまとめるというスタイル。
ちょっとチグハグに感じるときもあるけど、その自由さがまさに“3KINGS”なんだよな。

そしてリズムボックスをバックに「サティスファクション」が始まる。
鮎川さんは「こだわり」からこの曲あたりまで、ホワイトボディのSGを使用。
レスポールもいいけど、アコースティック・ギターにはSGのほうが合っているような気がする。
今日は二部構成ではなく、このまま一気に突っ走るつもりらしい。演奏は続く。
「暴走列車」に続いて「一本道」。友部さん・伸ちゃん・鮎川さん、三人の唄声が心に沁みる。
「ガソリンタンク」「ホラフキイナズマ」と鮎川さんメインの曲が続き、とどめは「レモンティー」。
立ちあがって踊り出したい衝動をグッと押さえて、座ったまま盛りあがるお客さん。
いつも以上に鮎川さんのプレイが荒っぽいような気がする。そしてやっぱりカッコいい。
本編最後は「ぼくは君を探しに来たんだ」。友部さんの唄声に聴き惚れる。もう言うことは無い。

アンコール、鮎川さんが呼び込む形で三人がステージに登場。
鮎川さんは「久しぶりに三人集まれてうれしい」と言いながら、来週の磔磔ライブの話。
ところどころ曖昧な情報(笑)を交えつつ、熱心に話す鮎川さんに惹かれる。
鮎川さんが煙草を吸い終わったところで「ユーメイドリーム」が始まる。
下北沢で聴く「ユーメイドリーム」。なんとも言えない、感慨深い気持ちになる。
そして最後は「夕陽は昇る」からの「リンゴ畑は永遠なのさ」。
友部さんのまっすぐな唄声・・・「こんど君にいつ会える?」という歌詞に涙ぐむ。
演奏は20時50分に終了。サイン会は無く、そのまま会場をあとにする。

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