仲井戸麗市「FUJI ROCK FESTIVAL '21 忌野清志郎 Rock’n’Roll FOREVER with ROUTE 17 Rock'n'Roll ORCHESTRA feat. 仲井戸"CHABO"麗市」新潟県 湯沢町苗場スキー場 GREEN STAGE
今日はちょっとだけ散歩に出かけたけど、基本的には家にこもっていた。
「マルクス兄弟」のDVDを観て、新宿 PITINNの配信ライブと「さまぁ~ず東京」を観た。
何も予定が無いのに、それなりに忙しく、それなりに充実した一日。
そして18時50分から、「FUJI ROCK FESTIVAL '21 忌野清志郎 Rock’n’Roll FOREVER
with ROUTE 17 Rock'n'Roll ORCHESTRA feat. 仲井戸"CHABO"麗市」の配信を観る。
緊急事態宣言が各地で発出されている中、開催されること自体どうなの?という気持ちがあり、
ましてや出演するアーティストは大丈夫なの?という心配もあって、正直なところ複雑な気分。
そんな感じでモヤモヤしながらも、CHABOが久しぶりに有観客ライブをやるとなったら、
配信という形ではあるけれど応援したいと思うのはファンとして自然な感情。
しっかりと見届けたいという思いで、パソコンの前にスタンバイする。
予定時間を5分ほど過ぎた18時55分ごろ開演。
まずはメインステージ前に停められたトラックの荷台の特設ステージに“エセタイマーズ”が登場。
揃いの法被を着たVocal&Guitar:Gotch、Guitar:TOSHI-LOW、Guitar:細美武士、Drums:恒岡章の四人。
「デイ・ドリーム・ビリーバー」からの「タイマーズのテーマ」。良い意味でも悪い意味でもまさに“エセ”という感じ。
トラックはそのまま走り去り、MCのクリス・ペプラーの紹介で“GLIM SPANKY”の二人がメインステージに登場。
Drums:池畑潤二、Bass:隅倉弘至をバックに、アコースティック・セットで「ぼくの好きな先生」を唄う。
そしてステージには“ROUTE 17 Rock'n'Roll ORCHESTRA”が勢ぞろい。池畑・隅倉に加えて、
Guitar:花田裕之、Guitar:ヤマジカズヒデ、Keyboards:細海 魚、Keyboards:丈青、A.Sax:梅津和時、
T.Sax:田中邦和、B.Sax:青木ケイタ)、Trumpet:タブゾンビ、Percussion:スティーヴ・エトウ、
Chorus:タニー・ホリデイというなかなか豪華なメンバー。まずはCharをヴォーカルに「かくれんぼ」を演奏。
ここから一曲づつヴォーカルが交代して、セッションしていくといういつものパターン。
タニー・ホリデイは「MY GENERATION」。何故ここでこの曲?という疑問もありつつ盛りあがる。
続いて金色に輝くマントをなびかせながらトータス松本が登場。サポートするのはもちろんシャブちゃん。
「JUMP」を唄ったのはちょっと意外だけど、トータスならではのパフォーマンスで楽しめた。
そしてあのイントロと共にCHABOがステージへ。グリーンのカーディガンを羽織ってテレキャスを弾くCHABO。
久しぶりのバンド、久しぶりのエレキ、久しぶりの有観客。CHABOはどんな想いでステージに立っているのだろうか?
「よく来てくれたニイガッタ!」と言いながら、「よォーこそ」をショートバージョンで披露。
そのままCHABOはギタリストとして参加し、YONCEがヴォーカルをとって「すべてはALRIGHT]。
YONCEは“Suchmos”のヴォーカリストなんだな。初めて観たけど、見事に唄い切ってくれた。
次に「ボスしけてるぜ」のイントロが始まる。なんだかちょっと演奏が軽いような気がする。
ステージにチバユウスケが登場すると、急に曲調が変わって「あきれて物も言えない」。ドスが効いてカッコいい。
UAは「トランジスタ・ラジオ」。いつも通りUAっぽい唄い方だけど、すごく似合っていて素敵だった。
続いて奥田民生の「スロー・バラード」。CHABOのギターが泣き、梅津さんのサックスがむせび泣く。
「オーケー!CHABO!!」の掛け声と共に、CHABOが「ドカドカうるさいR&Rバンド」のイントロを弾き出す。
使っているのはGrecoの仲井戸麗市モデルではないか! これが観られただけでも今夜はヨシ。
ヴォーカルは“MAN WITH A MISSION”のトーキョー・タナカ/ジャンケン・ジョニー。カメラアングルが妙。
次は甲本ヒロト。登場するなり着ていたTシャツを脱ぎ、下手したら全て脱ぐのでは?とハラハラ。
唄ったのは「キモちE」。歌詞も構成もメチャメチャだったけど、ヒロトはそれで良いのだと思う。
「間違えたら嫌だなと思っていたら、ヒロトが先に間違えてくれました」と言いながら、CHABOはステージ中央へ。
そして「清志郎、その空を切り裂いて舞い降りてきて俺たちを救ってくれ!」と言って「指輪をはめたい」。
もちろん清志郎のようには唄えないけど、ここでこの曲を唄う意味、CHABOの意思がビシビシ伝わってきた。
最後は出演者全員がステージに登場して「上を向いて歩こう」。CHABOはしっかりとマスク装着。
これにて演奏終了。「雨あがりの夜空に」を演らない展開に戸惑っていると、スクリーンには清志郎の姿。
なるほど、ここはやはり清志郎に唄ってもらわないと。万感の思いのまま、20時45分ごろ終了。
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