VA「STALINPIC 2020+1 絶賛蔓延中!」初台 The DOORS
今日は16時に仕事を切り上げて、初台 The DOORSへ「STALINPIC 2020+1 絶賛蔓延中!」を観に行く。
二日連続のライブ参加になるし、開演時間が早いし、メンツ的にどうかな?というのもあって迷ったけど、
オラが街に“THE STALIN”がやって来るとなれば、やはり行くしかないでしょう。
というわけで17時ごろ家を出て、甲州街道を越えてあっという間に会場へ到着。
既に開場していたので、受付でチケット代金を支払って地下にあるフロアへ。
ステージ前に二列だけ椅子が配置されている。ステージ上手の二列目に座ることが出来た。
あとは各自ソーシャルディスタンスを保ちながら立って観るという感じ。本日は限定100名とのこと。
BGMはもちろん“THE STALIN”。ミチロウの声に思わず聴き惚れる。
ほぼ予定通り、17時30分ごろ開演。まずは“THE STALIN 魚組”の演奏。
メンバーはDrums:イヌイジュン、Bass:西村雄介、Guitar:タバタミツル、Vocal:森川誠一郎。
全員初見のメンツということで、どうしてもイヌイジュンのドラミングに目が行ってしまう。
ヴォーカルの森川誠一郎は“Z.O.A”のメンバーなんだ。黒いバンダナで口を覆って唄う姿がイカす。
バンド名が表わす通り、アルバム「Fish Inn」のナンバーを収録順に演奏していく。
“魚組”のベースはもともとヒゴヒロシだったから、今日も出来ればそのメンツで観たかった。
「アクマデ憐レム歌」はもっとスウィングしたベースが聴きたかったので、ちょっとばかり残念。
それでも「廃魚」から「Fish Inn」まで、35分ちょっとの時間を楽しませてくれた。
本日はセットチェンジの時間、換気を兼ねてお客さん全員が一度店外へ出るというスタイル。
ちょっと面倒だけど、なかなかおもしろい試み。どこかオールナイトのフェスみたいな雰囲気。
18時20分ごろ再び開場して階段を下りていくと、けたたましいサイレンの音がフロアから聴こえてくる。
ステージでは“THE STALIN Y”が既に演奏を始めている。モクモクと焚かれるスモーク。
メンバーはDrums:イヌイジュン、Bass:横山 玲、Guitar:タバタミツル、Vocal:スーザン。
ミチロウメイクをバリバリに決めたスーザンが、お馴染みのナンバーを次々に演奏していく。
アルバム「trash*」「STOP JAP」から、「メシ喰わせろ」「STOP JAP」「負け犬」「猟奇ハンター」
「冷蔵庫」「ロマンチスト」「解剖室」「バキューム」「肉」「豚に真珠」「インテリゲンチャー」
「STOP GIRL」「爆裂(バースト)ヘッド」「アーチスト~マリアンヌ」の全14曲。
バンドのパフォーマンスも良かったけど、改めて曲の良さを感じた40分間であった。
セットチェンジの間は再び外へ出て待機。あたりはもうすっかり暗くなっている。
今回は再入場後に少し間があって、19時15分過ぎに“THE STALIN 虫組”の演奏が始まる。
メンバーはDrums:中村ていゆう、Bass:中西智子、Guitar:ヤマジカズヒデ、Vocal:森川誠一郎。
個人的にはこのバンドが今日一番。特にドラムとベースのコンビネーションが最強でカッコいい。
ヤマジさんのギターも良かったけど、バンドはやはりドラムとベースなんだなぁ~と思った。
選曲はアルバム「虫」から収録順に全曲。極端に速い曲と重くドロドロした曲とのアンバランス。
「Go Go スターリン」だけツインヴォーカル。フロアからいきなりステージに上がったので、
「もしやとんでもない不届き者!」と思ったけど、ちゃんとした出演者の模様。誰かは知らないけど。
ラストの「虫」が終わろうとする頃、イヌイジュンを始めとする本日の出演者全員がステージに乱入。
演奏はいつの間にか「メシ喰わせろ」に変わっている。叫ぶように唄うスーザンと森川。
そしてそのまま「仰げば尊し」に突入。これまで椅子に座っていたお客さんも総立ちになって踊りまくる。
これで終わりかと思いきや、ダメ押しのように「NO FUN」。これがまたカッコ良かった。
最後はヤマジさんがドラムにダイブしてグチャグチャになって、20時ちょうどに終了。
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