梅津和時(As,Cl,etc) 早川岳晴(B) 菊池 隆(Ds)「梅津和時 夏のぶりぶり2021 Great Impro2」新宿PIT INN
昨日の夜からパソコンが不調。
Dドライブが接続エラーになったりするので、取り急ぎファイルを退避する作業。
けっこう時間がかかったけど、大切なファイルはなんとか無事だったので良かった。
キーボードも壊れてきているし、そろそろ買い替えの時期なのかなぁ~?
夕方になって出かける。
今日は新宿PIT INNへ、「梅津和時 夏のぶりぶり2021 Great Impro2」を観に行く。
出演は梅津和時(As,Cl,etc)、早川岳晴(B)、菊池 隆(Ds)・・・って、まんま“D.U.B”じゃないか!
けれども“D.U.B”という名称は使われておらず、おまけに「Great Impro」ということは?
いろいろ想像しながら開場時間の17時30分に合わせて会場へ行くと、待っているお客さんは一人だけ。
「えっ!どういうこと?」と思いながら開場時間を迎え、一番目に名前を呼ばれて入場。
ステージ上手にベースがセッティングされていたので、中央上手寄りの最前列に座る。
最終的にお客さんは8人。ちょっぴり寂しいけれど、こうなったら楽しむしかない。
ほぼ予定通り、18時過ぎに開演。
まずは梅津さんがひとりステージに登場し、「“D.U.B”はインプロから始まったので、
今日はそんな感じで演ってみたい」と言い、早川さんをステージに呼び込む。
まずは梅津さんと早川さんのデュオ。早川さんのウッドベースに、梅津さんのサックスが絡む。
「今日はデュオ→デュオ→トリオという順番で回していきたい」ということで、
早川さんが退場して菊池さんがスタンバイする。ドラムとサックスのデュオ、なかなかアバンギャルド。
菊池さんはドラムのフレームやスタンドまで叩いて音を出す。梅津さんのサックスもフリーキーでイイ。
そして早川さんが加わり、トリオでの演奏。早川さんはレギュラーのMC924を使用。
JAZZっぽいランニングベースや歪みを効かせたベースソロなど、見どころ満載のプレイ。
40分ほどで1st Stageは終了し、インターバルに入る。
19時になろうとする頃、2nd Stageが始まる。
「ここから配信が始まるので、早川くんが『ベースソロを弾かせろ』と言っている」と梅津さん。
というわけで早川さんがウッドベースでソロを弾く。指弾きから始まって、弓弾きも華麗に繰り出す。
スローテンポで梅津さんのサックスと早川さんのベースがぶつかり合う。少しも目が離せない。
そして再び梅津さんと菊池さんのデュオ。ゴム製の鳥の人形で音を出す菊池さんがおもしろい。
こちらもテンポ無用のインプロビゼーション。これがフリーJAZZというものなのかな。
最後は三人揃っての演奏。早川さんはウッドベースから、途中でエレキベースに持ち替える。
ウッドとエレキとでは当然ながら音のニュアンスが違うわけで、その違いを堪能することが出来た。
難解といえば難解なインプロビゼーションだけど、“D.U.B”の原点が垣間見られたような気がした。
アンコールは無し。19時45分ごろ終了。早川さんと梅津さんに会釈だけして店を出る。
まだ20時前なので、新宿三丁目界隈を歩いてみる。
ラーメン屋などの食べもの屋は、20時閉店で店じまいの真っ最中。
呑み屋は普通に営業している店もあるけど、あの中で呑むのはちょっと怖い。
というわけで、都営新宿線に乗ってまっすぐ家に帰る。
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