映画「サマー・オブ・ソウル (あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」TOHOシネマズ新宿
今日はTOHOシネマズ新宿へ、「サマー・オブ・ソウル (あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」を観に行く。
8月27日に公開されたばかりではあるけれど、この手の映画は早く終わる事が多いので早めに観る事にした。
一日一回の上映、50%の入場制限、しかも日曜日ということもあり、気づいた時には前二列しか空いていなかった。
それでも日曜日の午前11時、じっくりと観るにはふさわしい映画、そして丁度いいシチュエーション。
この作品は、「ウッドストック」が開催された1969年の夏、160キロ離れた場所で行われたもうひとつの
歴史的音楽フェスティバル「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」にスポットを当てた音楽ドキュメンタリー。
スティーヴィー・ワンダー、B.B.キング、フィフス・ディメンション、ザ・ステイプル・シンガーズ、
マヘリア・ジャクソン、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、ニーナ・シモンなどブラックミュージックのスターが集結し、
30万人以上が参加しながらも、その様子を記録した映像は約50年間も地下室に埋もれたままになっていた。
アミール・“クエストラブ”・トンプソンが初監督を務め、黒人の歴史やカルチャー、ファッション、
音楽の大々的な発表の場となった同フェスティバルの全貌を、貴重な映像や当時のインタビュー、
そして約50年の時を経てこの映像に初めて触れる当時の参加者たちの証言を交えながら描き出す。
まだ若者といった感じのスティーヴィー・ワンダー、あまり貫録を感じさせないB.B.キングも貴重だけど、
やはり動くニーナ・シモンと、とっても勢いのあるスライ&ザ・ファミリー・ストーンが印象的。
ニーナ・シモンは凛とした表情で力強くピアノを弾きながら唄い、そのメッセージには心を撃たれた。
スライ&ザ・ファミリー・ストーン登場時にはお客さんがステージ前に殺到してヒヤッとさせられたが、
そんな状況をすべて包み込むようなスライのヴォーカルとファンキーな演奏に度肝を抜かれた。
当時の世相やインタビューを交えながらではあるものの、演奏シーンはそれなりに時間がとられていて、
いわゆる音楽ドキュメンタリー映画としてはかなり良かったと思う。(上映時間:118分)
映画は13時10分に終わったので、どこかでお昼を食べようと店を探す。
お酒を飲める店もあるみたいだけど、ものすごく混雑しているのでやめておく。
けっきょく以前から気になっていた蕎麦屋「よもだそば」へ行くことにする。
ここはカレーが推しメニューなので、本格的なインドカレーが美味しかった。
そのあと京王百貨店7階で7日から21日まで行われている「秋の大北海道展」へ。
ものすごく混んでいたら諦めようと思ったけど、ギリギリ許容範囲の会場内。
ウニずわいがに丼と一幻のラーメン、マルセイバターサンドをゲットすることが出来た。
ビールを呑みながら新宿中央公園でまったりとして、15時ごろ帰宅。
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