THE MODS「THE MODS 40TH ANNIVERSARY LIVE 「約束の夜」」日比谷野外大音楽堂
今日は日比谷野外大音楽堂へ、「THE MODS 40TH ANNIVERSARY LIVE 「約束の夜」」を観に行く。
“THE MODS”が40周年を迎えた。いろいろな事がありつつも、ここまで走り続けてきた。
そして今夜、約束の地で40周年記念ライブ。待ちに待った「約束の夜」。
天気が良いので早めに行こうと思ったのに、気がついたら開場時間の17時を過ぎていた。
会場前で友達と合流して、17時30分ごろ会場入り。
今日の席はC5列70番。カメラブースの後なのでCブロックの実質2列目、しかもステージ真正面。
人数制限しているとはいえ、客席はイイ感じに埋め尽くされている。
開演予定時間の18時が近づき、スタッフがステージにあがってガイドラインをアナウンス。
「マスク着用」「大声禁止」「全席指定」「規制退場」・・・たくさんあるけど、みんな大丈夫だと思うよ。
心のこもった誠実な対応に、なんだか胸がグッと熱くなった。何が何でも無事に終わらせるぞ。
そして客先から「MODSコール」がわりの拍手が沸き起こる。次第にヒートアップしていく客席。
18時10分ごろ開演。「GANG ROCKER」等のMODSのレパートリーがミックスされたSEをバックに、
Drums:佐々木周、Bass:北里晃一、Guitar:苣木寛之、Vocal&Guitar:森山達也がステージに登場。
ステージ後方には「THE MODS 40TH ANNIVERSARY」のバックドロップ。相変わらず絵になる。
演奏は「BLUE RESISTANCE」からスタートして、「FRIEND OR FOE」へと続く。
「この感じね・・・本当は声が欲しいよ。罵声でも何でも良いから」と言いながらも、嬉しそうな森ヤン。
「TIME」「TRUST ME」と唄ったところでMC。「こんなライブをやることになるとは思ってもみなかったね。
いつか「コロナ禍でのライブを観たぜ!」とみんなが言えるような日が来るのを願ってます」と森ヤン。
そして苣木がヴォーカルで「BACK TO ALLEY」。「戻って来たのさ MODSが野音に」と歌詞が変えられている。
次に「ROCKIN' CABARET BLUES」「YOUNG GUNS」と、ちょっとシブめのナンバーが続く。
速いだけがROCKじゃない・・・そんなMODSの想いが伝わってくるようだ。40年という歴史の重み。
「大きい声で参加したくなるような曲を何で作ったんだろう」と森ヤンは言い、新曲「READY TO ROCK」を披露。
本当に思わず唄いたくなる曲。マスクの下でこっそりと口ずさむ。これぐらいは自由だろう。
ここでジョーカータイム。40周年記念にプレゼントされたという白い燕尾服を羽織った森ヤン。
「GUNSLINGER ROCK」「FAKER BUT SHAKER」を、白いスタンドマイクを引きずりながら熱唱。
「デビューした頃はアルバム三枚出したら博多へ帰って屋台でも引っ張ろうぜと思っていたのに・・・
でもみんながついて来てくれているから、俺たちはやって行けてると思います」と森ヤン。
「GOOD FELLOWS」をじっくりと唄いあげたあと、北里がヴォーカルで「BLACK BLITZ BOY」。
「EXCUSE ME, Mr.FUCK」に続いて「TOMMOROW NEVER COMES」が始まると、
ステージ後方のバックドロップが変わり、「退路ヲ断ッテ前進セヨ」と書かれた垂れ幕が左右におりる。
やっぱり好きだなぁ~この曲。ヒリヒリと尖っていて、聴いているだけで痛みを感じる。
最後まで静かながらも熱い客席、その中で演奏はひとまず終了。
アンコール、ファン有志の方から配られた青いサイリウムが客席を埋め尽くす。
MODSのライブにあるまじき光景? いや、これが今出来る最高の手段。有志の方には感謝だ。
ステージに登場したメンバー、フロント三人はわりとCOOLだけど、周くんが目を丸くして驚いている。
「アイドルってこんな気分なのかな? 気を遣ってくれてありがとう。だけど今から演る曲は、
そんな気分じゃないです」と森ヤンは言い、ステージで初めて演るという「スケッチ ソング」。
続いて「LET'S GO GARAGE」「NAPALM ROCK」と畳み掛けて、メンバーは再びバックステージへ。
2回目のアンコール、「このままみんな協力してくれて、ツアーはやり遂げられると思います」と森ヤン。
そして「LOOSE GAME」が始まる。40周年に思いを馳せるような歌詞・・・本当にたまらないヤツ。
「他に何が」が始まったところで、客席に銀テープが発射される。MODSとしては異例の出来事。
これまでついて来てくれた、今夜来てくれたファンに向けてのサービスということかな。
「本当はここで美しく終わって帰ろうと思ったんですけど、やっぱり野音ということで30年ぶりに」と
森ヤンは言って「TWO PUNKS」。いろいろな制約がありながらも、最高の40周年。
曲の途中、「ちゃんと確信出来たと思います。MODSファンは最高だという事を!」と話す森ヤン。
全国各地から集まったMODSファン、みんなで創り上げた最高の「約束の夜」だった。
ライブは19時55分ごろ終了して、規制退場で会場をあとにする。
ライブ終了後は、友達と「鉄兵」で二人打ち上げ。
こういうのも久しぶり。気をつけながらも、とっても楽しいひととき。
カウンター席の隣に座ったカップルもMODS帰り。広島から来たのだそうだ。
また5年後、約束の地でみんなで会えるとイイね。
22時ごろおひらきにして、千代田線に乗って帰宅。
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