仲井戸麗市「音楽生活50周年記念ディスクジョッキーナイト CHABO Rock and Roll 50 years DJ Night!! 思えば遠くに来たもんだ Vol.2 80年代編」南青山MANDALA
今日は水曜日なので当然お仕事。
今年はもう祝日は無いという驚愕の事実におののく。
夜のライブ配信に備えて、早めに仕事を始めて18時に切り上げる。
そして今夜は仲井戸"CHABO"麗市「音楽生活50周年記念ディスクジョッキーナイト
CHABO Rock and Roll 50 years DJ Night!! 思えば遠くに来たもんだ Vol.2 80年代編」を配信で観る。
先月から始まった配信版のDJナイト、今日が二回目の開催。今回は1980年代のCHABOを振り返る企画。
私自身がCHABOに出逢った時代であるだけに、どんな話を聴かせてくれるのか楽しみ。
ほぼ予定通り、19時を少し過ぎたころ開演。
ステージ中央に置かれたテーブルの前に腰掛けるCHABO。黒縁のメガネをかけている。
CHABOは今回のDJナイトを開催する事になった経緯を話し、いよいよ本編がスタート。
今夜は1980年代、CHABOが“RCサクセション”として活動していた時代を振り返っての内容。
“古井戸”が解散して新生RCが始まった頃、1977年11月19日に明治大学生田校舎で行われた文化祭ライブ。
CHABOはまだゲスト出演だったというライブ音源「女はきみの邪魔をする」からスタート。
秘蔵カセット音源ということで、画面にジャケットは映し出されず、暗闇で曲を聴くCHABOが見える。
やっぱりこれだよなぁ~ この雰囲気がDJナイトという感じがしてたまらない。ついついじっくりと観てしまう。
続いて写真集「BOYFRIEND」のフォトを紹介しながら、アルバム「RHAPSODY」より「エネルギーohエネルギー」。
CHABOはシングル「ステップ!」が発売された時のエピソードを話して、1984年4月のリハーサル音源を流す。
次は「PLEASE」から「たとえばこんなラヴ・ソング」。曲をかけながら合いの手を入れるCHABOが可笑しい。
伊豆でレコーディングした事を懐かしそうに話しながら、CHABOは「モーニング・コールをよろしく」をプレイ。
ここで約1時間が経過。今夜もやっぱり長くなりそうな予感。
CHABOが参加した三枚目のアルバムは「BLUE」。当時の取材の様子を振り返りながら、まずは「Johnny Blue」。
そして「アレンジ違いでCMに使用されていた」というファンの人からのお便りを読んで「あの娘のレター」。
アレンジ違いで演奏したことを、CHABOはまったく覚えていないようであったけれども。
CHABOは「BLUE」をレコーディングしたスタジオJにまつわる話をしたあと「チャンスは今夜」。
この曲は「OK!!! C'MON CHABO!!!」に収録されている奥田民生のバージョンでプレイ。
続いて「BEAT POPS」。勢いに乗って次々にアルバムをリリースして、CHABOもまだ普通だった時期。
まずは「つ・き・あ・い・た・い」を、1983年12月の日本武道館の映像「THE KING OF LIVE」で流す。
STONESを意識した傾斜があるステージ、「実際に演ってみるととても疲れた」とCHABO。
そしてシングルでも発売された「SUMMER TOUR」。アルバムは横浜スタジアムのライブが収録されているけど、
「これライブなんだぁ~ 今さら気づいた」とCHABO。忙し過ぎて細かい事は覚えていないんだな。
次は「OK」。ハワイレコーディングのアルバム。「清志郎が珍しく弱気なところを見せた」とCHABO。
それでも好きな曲がたくさん入っていると言いながら「お墓」。スタジオの窓にヤモリがたくさん居たと話す。
そして1983年の映像「SUMMER TOUR '83 渋谷公会堂」から「ブルドッグ」。とにかく怒っている若き日のCHABO。
「CHABOは問題児でいけばいいんだよと清志郎に言われた」「ドーピングチェックしたら絶対引っ掛かる」と笑う。
ここで約2時間が経過。まだまだ先は長いけど大丈夫なのかな?(笑)
ここから少しテンポアップして、アルバム「FEEL SO BAD」から「不思議」。
CHABOは個人的にこの曲が大好きで、「DOORSのような曲が出来た」と当時喜んだと話す。
続いて「HEART ACE」から「すべてはALRIGHT (YA BABY)」。正確にはアルバム収録曲では無いシングル曲。
PARCOのコマーシャルでミイラの恰好をするのが嫌だった・・・この頃からそういう事が始まってしまったと振り返る。
次は「MARVY」。エンジニアがイギリス人という事だけで、自分はちょっとおかしくなってしまっていたとCHABO。
そしてCHABOのヴォーカル曲「遠い叫び」を、「serial experiments lain」に収録されたバージョンでプレイ。
業界の大人達とバンドの板挟みになっていた日々・・・その中でCHABOと清志郎の関係は変わらなかったと話す。
もうひとつのCHABOヴォーカル曲「GIBSON (CHABO'S BLUES)」を、「OK!!! C'MON CHABO!!!」に収録された
“クロマニヨンズ”のバージョンでかける。このアルバムは久しぶりに聴いたけど、なかなかカッコいいな。
CHABOは再びカセットを取り出し、1987年12月31日から元旦にかけて札幌・月寒ドームで行われた
「ROCK'N ROLL BAND STAND」のライブ音源から「MIDNIGHT BLUE」をかける。
ここで“CHABO BAND”の話になり、1990年3月13日の渋谷公会堂ライブに清志郎が飛び入りしたときの映像。
「いい事ばかりは ありゃしない」を演奏したあと、浅川マキがこれまた飛び入りで延々とセッション。
ここで約3時間が経過。あともう少しでクライマックスという感じ。
RC最後のアルバムは「BABY A GO GO」。三人になってしまったRC・・・言葉を選びながら話すCHABO。
そしてこれまた「OK!!! C'MON CHABO!!!」から、斉藤和義が唄ったバージョンで「うぐいす」。
「後半は重めの感じになっちゃったけど、それがRCに対する偽らざる気持ち」とCHABOは言い、
清志郎が遺してくれた宝物という紹介で「雨あがりの夜空に」。“CHABO BAND”のリメイクバージョンでプレイ。
「難しい時期もあったけど、いい事のほうが思い出すことが多いかな」とCHABO。なんだかホッとする。
だけどCHABOは清志郎に「RCを続けてくれよ」と言ったけど、清志郎が止めた事を大きく受け止めたとも。
「最後にこんな映像で終わりたくて」ということで、「GLAD ALL OVER」から「夜の散歩をしないかね」の映像。
続けてCHABOは「君が僕を知ってる」をアコースティックギターで弾き語り。もう本当にたまらない展開。
最後にいろいろな人に感謝の言葉を述べて、22時36分に配信は終了。
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