« 一週間 | トップページ | 気分転換 »

2021年12月14日 (火)

石川ひとみ「~石川ひとみコンサート2021~」TOKYO FM ホール

今日はTOKYO FM ホールへ、「~石川ひとみコンサート2021~」を観に行く。
11月のビルボード横浜から1ヶ月も経たないうちに、またもやひっちゃんのコンサートが観られる。
いろいろな事をずっとガマンしてきたけれど、ここに来てようやく動き出した感じだ。
16時に仕事を切り上げて、17時過ぎには電車に乗って現地へと向かう。
半蔵門線の半蔵門駅で降りて、国立劇場など周辺を探検して時間調整。
そして18時10分ごろ会場入り。今日の席はF列7番。ステージ下手の前から7列目。
ステージと客席の距離をとるため、椅子の数はちょっと少なめ。だけどほどよく埋まっている。
フロアには鳥の鳴き声が静かに響き渡っている。

予定より少し遅れて、18時35分ごろ演奏が始まる。
ドラム・ベース・ギター・キーボードのバンドに加えて、バイオリン・ビオラ・チェロの弦楽三重奏。
ひっちゃんは白いワンピースに白いブーツ。とっても素敵な衣装に目が釘付けになる。
演奏は「サムシング・フォーリン・ダウン」から始まり、「パープル ミステリー」へと続く。
オープニングから流れるような演奏に、お客さんの拍手がなかなか鳴りやまない。
「日頃の出来事を忘れられるように、皆さまの心に届くよう唄います」とひっちゃんは言い、
最新アルバム「わたしの毎日」から「あなたとならば」「願いはひとつ」を唄う。
「下を向いていないで、なんでもポジティブに考えたい」と言うひっちゃん。
そしてパリへ行った時の思い出話をしながら「パリからの便り」を唄ったあと「ひとりぼっちのサーカス」。
メンバー紹介をはさんで、「元気が出る曲をいきま~す」と「ミス・ファイン」。この曲は大好きなので嬉しい。
「ベリバービリバー」で更に盛りあがったところで、「赤い靴」をしっとり唄いあげるという急展開。

「昔は写真をあまり撮らなかったけど、心のアルバムにたくさん残っています」という話から「三枚の写真」。
この流れはかなり反則・・・ただでさえ名曲なのに、そんな話のあとに唄われてしまったら涙腺崩壊。
「これまでいろいろな事があったけど、そのぶん他の人の気持ちがわかるのかなと思います。
同じ一日を過ごすのであれば、前を向いて歩いていこうと思っています」とひっちゃん。
本当にいろいろな事があり、それでも前向きに唄っていこうとする姿勢に心を撃たれる。
そんな中で唄われた「わたしの毎日」。またもや涙が溢れ出してたまらない。
ひっちゃんは自分のファンを“Team Hitomi”と言うけど、今日はその意味がよくわかった。
手拍子をする人、じっと聴き入る人、タオルを振る人、いろんなファンがいるけれど、
みんなひっちゃんの事が大好きでひとつの方向を向いている。そしてその先頭に立つのはひっちゃん。
向いている方向は真っすぐに前。いろいろな事があったけど、みんな前向きに進んでいるのだ。
そんな事を想いつつ、最後に「まちぶせ」で盛りあがって本編は終了。

アンコール、グレーのトップスに白のスカートに着替えたひっちゃんが再びステージに登場。
山田直毅さんが弾く一五一会にあわせて「故郷」を唄い、更にキーボードが加わって「朧月夜」。
ひっちゃんの透き通った唄声に聴き惚れる。なんだかすごいものを観ているような気がする。
このところ一五一会が登場しないなぁ~と思っていたところにこの展開。なんだかビックリ。
「私が唄っていくためには、皆さんもお元気でいてくださらないと」とひっちゃんは言い、
「にわか雨」からの「夢番地一丁目」で大盛り上がりのままフィナーレ。
本日のコンサートは最初から鳥肌立ちっぱなし、涙腺緩みっぱなしで本当の神コンサート。
感動という言葉が安っぽいぐらい、唄も演奏も選曲も会場の雰囲気も、
ひっちゃんもバンドもスタッフもお客さんみんなも、最高としか言いようがない。
それなりにコンサートは見てきたけど、こんなコンサートはあまり経験が無い。
ダブルアンコールに突入するかと思ったけど、20時30分ごろステージは終了。

このあたりはむかし働いていた懐かしい場所。
街はすっかり変わってしまったけれど、思い出を探しにブラブラと歩く。
お腹が空いたので「魚がし日本一」で寿司をつまみながらビールを呑む。
なんだかとってもイイ夜。。。

|

« 一週間 | トップページ | 気分転換 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 一週間 | トップページ | 気分転換 »