ケラリーノ・サンドロヴィッチ「KERA CROSS 第四弾 SLAPSTICKS」日比谷シアタークリエ
今日は日比谷シアタークリエへ、「KERA CROSS 第四弾 SLAPSTICKS」を観に行く。
ケラリーノ・サンドロヴィッチの戯曲を、才気溢れる演出家たちが異なる味わいで
新たに創り上げる連続上演シリーズKERA CROSS(ケラクロス)。
2019年の第一弾「フローズン・ビーチ」(演出:鈴木裕美)、2020年の第二弾「グッドバイ」(演出:生瀬勝久)、
2021年4~5月の第三弾「カメレオンズ・リップ」(演出:河原雅彦)に続くシリーズ第四弾。
今回は若手クリエイター・三浦直之(ロロ)の演出によるロマンチック・コメディー。
日比谷公園をちょっと散歩して、会場入りしたのは12時30分過ぎ。
厳戒態勢とも言うべき感染対策、お客さん同士の会話も控えて!という徹底ぶり。
今日の席は8列13番。ステージ真正面のベストポジション。12列目以内確保の「ぴあスペシャル席」はさすが。
物語はサイレント映画からトーキーへと転換期を迎えるハリウッドが舞台。
伝説のコメディアンであるロスコー・アーバックルの映画をリバイバル上映してもらおうと奔走するビリー。
配給会社に勤めるデニーを説得すべく、熱い眼差しで当時の思い出を語り出す。
若き日のビリー、初恋の人であるアリスとの思い出。そしてロスコー・アーバックルの栄光と悲劇。
いつもながら100パーセント理解することは出来なかったけど、映画への想いが溢れていた。
後で調べたら、ロスコー・アーバックルは実在したコメディアン。その悲劇により、歴史から抹殺されている。
演技の合間に挿入されるサイレント・フィルムが、その活躍ぶりを映し出していた。
一幕:75分、休憩:25分、二幕:80分。長さはちょうどイイ感じだったかな。
終演後は「きくのこ」で打ち上げ。日比谷へ来たら、ココに寄るのがもはや定番。
刺身と煮込みをつまみながら、ビールと黒ホッピー。立ち呑みならではの気軽さがイイ。
あいかわずワンオペの店員さんもイイ感じで、大満足のひととき。
18時半から「INU-KERA」の配信を観たかったので、17時過ぎには切り上げて帰宅。
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