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2022年3月17日 (木)

仲井戸麗市「仲井戸麗市×早川岳晴 Acoustic Duet 無観客生配信ライブ [やぁ!久しぶり~CHABO&早川岳晴]」南青山MANDALA

今日は「仲井戸麗市×早川岳晴 Acoustic Duet 無観客生配信ライブ
[やぁ!久しぶり~CHABO&早川岳晴]」を配信で観る。
1月の新谷祥子Duet、2月のギャラリー新年会に続いて、今年三回目のCHABOライブ。
2016年の「旅に出る二人」以来、久々の早川さんとのデュオ。楽しみで仕方が無い。

予定より少し遅れて、19時03分ごろ配信スタート。
CHABOが「やぁ!久しぶり~」と言って、軽快なタッチのインストが始まる。
挨拶がわりの一曲に続いて「Blues 2011」。なんだかこの感じ、懐かしいなぁ~。
ステージ上手に早川さん、下手にCHABO。「旅に出る二人」の時と同じ並び。
CHABOはK.YairiのエレアコYFA-120C Custom、早川さんはLandscapeのアコースティックベース。
息が合ってるのか合っていないのかわからない二人のやり取りを交えて演奏は進んでいく。
「つぶやき」では早川さんがウッドベースをプレイ。配信の特性なのか? ベースの音がものすごくイイ。
「ずっと一人で演っていたので、君の低音が聴けて嬉しいです。人間的には・・・?」とCHABO。
続いてOtisムードにアレンジを変えたという「祝祭」。またナマで聴いてみんなで騒ぎたいね。

「早川くんと初めて会ったのは1978年」とCHABOは言い、アッパーチューンの「ま、いずれにせよ」。
ものすごく速いベースラインを、ウッドベースでブリブリ弾いてしまう早川さん。さすがはベースGOD。
絵を描く代わりに書いたという「Heaven」、早川さんと演るのを聴くのは初めてじゃないかな?
Landscapeベースはフレットレスなので、この曲のサイケデリックな雰囲気を際立たせている。
CHABOに促されて近況報告をする早川さん。もともとアウトドア派なので、それほど苦にならなかったと。
ここでCHAABOはギターをチェットアトキンスCEに持ち替えて「BLUE MOON」。
早川さんはウッドベースで対抗。ギターとのユニゾンはもちろん、ベースソロをブリブリと弾きまくる。

ここからは「Dessin」シリーズに収録されているナンバーを、次から次へと演奏していく。
CHABOの自転車がパンクしたという話から「CHABOのBicycle Day」、
コロナ生活で書かざるを得なかったという「Distance」、そしてリズムボックスをバックに「Commitment」。
「Dessin」シリーズは基本的に弾き語りスタイルだけど、ベースが加わるだけでこれほど印象が変わるとは。
早川さんのベースラインはやっぱりイイ。単なるロックやブルースだけではなく、ジャズっぽいテイストが唯一無二。
CHABOは「みんな一緒に唄ってくれよ~」と言って「君が僕を知ってる」。早川さんはサビのコーラスを担当。
早川さんのランニングベースで「やせっぽちのブルース」を唄ったあと、本編最後は「いつか笑える日」。
「配信ライブが日常になってきちゃったけど、またみんなの前でライブをやりたいよ」とCHABO。
歌詞は2022年バージョンだけど、「いつか笑える日まで、いま居る日々を・・・」という歌詞は普遍。

5分ちょっとのインターバルをはさんで、20時46分から「おまけ」のコーナーが始まる。
まずはアコースティックアレンジで「Fox, trot」。「今日も元気でゴハンがうまい!」がなければわからなかった。
続いて「Come on now」。この曲も「Dessin」シリーズのナンバー。ウッドベースで曲に彩りを添える早川さん。
CHABOは「一緒に唄って!」と言って「いい事ばかりは ありゃしない」。早川さんも三番のヴォーカルをとる。
「テレビをつければ、酷いニュースばかりだよね」という話から、2003年のイラク戦争の時に書いた曲、
「またこんな歌を唄うとは思わなかった。こんな歌を唄わなくていい事を願って」と言いながら「悲惨な争い」。
CHABOの12弦ギターと早川さんのウッドベースが、とても美しく切ないアンサンブルを奏でている。
続いて「ガルシアの風」。この流れはCHABOの思いがストレートに表れているような気がした。
これで終わりかと思いきや、CHABOは北海道の青年が造ってくれたエレキを取り出して「雨あがりの夜空に」。
早川さんもこの曲だけエレキベース。半分は早川さんがヴォーカルをとり、しまいにはマチャミさんも乱入。
ちょっと重たい感じになっていた流れを、いつものようにキメて、ぶっ飛ばしてくれた。うん・・・これも大切。
そして最後は「Season」。いろいろな事がありながらも、巡り巡っていく季節の中で僕らは生きていく。
そんなCHABOのメッセージをその唄の端々に感じて、思わずウルウルきてしまった。
最後は「ラーララーララララー♪」と唄いながら、二人はステージを去って行き、21時37分に配信は終了。
なんかもう~素晴らしいとしか言いようがない。本当にいろいろな要素が詰まっていて、全てが胸にグッときた。

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