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2022年3月12日 (土)

森高千里「この街 TOUR 2020-22」相模女子大学グリーンホール

今日は相模女子大学グリーンホールへ、森高千里「この街 TOUR 2020-22」を観に行く。
コロナ禍で中止と延期を繰り返しながら続いている「この街 TOUR」も、今日から第7ブロックに突入。
会場は先月キョンキョンを観た相模女子大学グリーンホール、何気に好きな場所なのでテンションが上がる。
小田急線で一本という立地も嬉しい。ずっと利用していた小田急線だけに、エモーショナルな気分になる。
相模大野駅前をしばらく散策して、16時10分ごろ会場入り。今日の席は1階19列40番。
最後列が23列だから、かなり後方の席。それでも段差がかなりあるので観やすい。
空席を設けずにフルキャパで入れる感じ。だけどスタンディングは出来ない模様。
暗いステージは色とりどりのライトが交錯して、既にコンサートが始まっているみたい。

開演予定時間の16時30分よりフライング気味にメンバーがステージに登場。
ドラム・ベース・キーボード・ギター×2のバンド、中央では森高がドラムを叩いているではないか。
この街ツアーにピッタリな「ロックンロール県庁所在地」、いきなり森高のドラムが聴けるとはビックリ。
ドラムセットを離れてステージ中央に立つ森高、赤いトップスにゴールドのミニスカート、ゴールドのニーハイブーツ。
「相模大野でコンサートを開くのは初めて」と言い、今回は感染対策をしながら進めていくとアナウンス。
そして演奏は「抱いて-ラスベガスヴァージョン-」「勉強の歌」「二人は恋人」と続いていく。
12月に観た松戸と比べて、セットリストはかなり変わっている。レパートリーの豊富さが窺える。
村上ポンタ秀一のトリビュートライブで未唯ちゃんと“ピンク・レディー”を唄い踊ったという話から、
「この街」ツアーならではの地元ネタ。観光スポットの話から食べ物の話まで、いつもながらに楽しい。
「だんだん暖かくなってきたので、このツアーで唄うのは今日が最後」という紹介で、
「SNOW AGAIN」「銀色の夢」と冬のナンバーを続いて唄う。ロングランのツアーならでは。

「道」を唄ったあと、森高は再びドラムを叩きながら「マイ・アニバーサリー」「ザルで水くむ恋心」を唄う。
こういう時はツインドラムで演奏するのが常なのだけど、森高の場合は完全に一人で叩くところが本格的。
「想いをみなさんに伝えるためにこのツアーを続けている」と森高は話したあと「雨」。
そして「ザ・ストレス」では衣装の上にエプロンをつけて、「17才」ではフリフリのスカートを装着して唄い踊る。
このあたりの演出がサービス精神満載という感じで好きだな。「17才」の間奏では振り付けを踊らずに、
お客さんに手を振ったりしているところに、森高の気持ちが感じられてなんだかとても嬉しかった。
「この衣装を着ているのが私らしくてイイかな。ずっと着ていきたい」という話からバンドメンバー紹介。
そして「渡良瀬橋」。森高が間奏で吹くリコーダーが大好き。今日もまた心にグッと沁みてくる。
続く「気分爽快」「私がオバさんになっても」で、盛り上がりはひとつのピークを迎える。
「あと残り三曲、声を出せないし立てないですけど、皆さんの気持ちで盛り上がってください」と森高は言い、
「ハエ男」から「夜の煙突」。ツアー終盤にしてこの選曲。久しぶりに聴くこの二曲はとても嬉しい。
本編最後はツアータイトルでもある「この街」。座ったままでも、みんなで手をグルグル廻すのは楽しかった。

アンコール、いつもなら「CHI・SA・TO」と声がかかるところ、「パン!パン!パン!」と拍手で表現。
ほどなくして森高がステージに再登場。オレンジのトップスにブルーのミニスカート、白のニーハイブーツ。
まずは「テリヤキ・バーガー」を唄い、「皆さん、ストレスもちょっと解消出来ましたかね?」と森高。
最後は「皆さんにこういう気持ちで帰ってもらいたいと思って作った曲」という紹介で「コンサートの夜」。
そう・・・この気持ち。ものすごく楽しいけど、なんだか名残惜しいような、それでいてキラキラした気持ち。
今夜も森高のコンサートは素敵だった。18時35分ごろ終了。

まだ19時前なので、相模大野で呑んでいく事にする。
先日見つけた「ボーノ横丁」というところにある、昭和45年創業の老舗居酒屋「ガクさん」へ行ってみる。
よくある普通の居酒屋という感じ。けっこう賑わっていて雰囲気も悪くない。
料理をいくつかオーダーして、ビールを呑み始めたけど、料理がなかなか出てこない。
ナス焼なんか、一時間ぐらい出てこなかった。出来ていたのに、どうやら忘れられていたみたい。
そんな事をしているうちに、20時で料理がラストオーダー・・・なんじゃそりゃ?

仕方がないので店を出て、「清勝丸」というラーメン屋でシメ。
20時過ぎていたからどうかな?と思ったけど、無事にありつくことが出来た。
ラーメンも美味しかったけど、店員のお姉さんの接客が良過ぎてたまらなかった。
「お客様がいらっしゃいました~!」という言葉に、いろいろな思いが込められているような気がして。
帰りがけに感謝の気持ちを伝えようとしたけど、うまく言葉に出来たかな? なかなか難しい。
ほんわかとした気持ちのまま、小田急線に乗って帰宅。「LET IT BE」が心に沁みた。

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