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2022年3月13日 (日)

THE COLLECTORS「“This is Mods” 35th Anniversary」日本武道館

今日は日本武道館へ、THE COLLECTORS「“This is Mods” 35th Anniversary」を観に行く。
“THE COLLECTORS”はそれほど熱心に聴いてきたわけではないけど、
5年ぶりの武道館公演ということもあり、友達に誘われるまま行ってみることにした。
天気が良いのでちょっと早めに行って、北の丸公園を散策。緑が多くて気持ちイイ。
モッズのライブでは恒例のスクーターランも観ることが出来て、テンションはどんどん上がっていく。
16時30分過ぎ会場入り。今日の席はアリーナ9列62番。ステージ上手のコータロー側。
席の配番がイレギュラーでわかりにくかったけど、なかなかの好ポジション。
さすがはファンクラブチケット、ゲットしてくれた友達には感謝だな。
席はグループ単位に間隔を空けて座る感じ。それでもアリーナは埋まっている感じ。
1階席・2階席は空席が目立ってどうなる事かと思ったけど、開演時間が迫ると共にそれなりに埋まって良かった。

開演予定時間の17時を少し過ぎたころ開演。
「This is Mods」のオープニングVTRが流れる中、ステージを覆っていた幕が上がると、
ドラムセットやアンプと共に2台のベスパが鎮座している。ステージ上空にはキラキラ輝くターゲットマーク。
そしてDrums:古沢"cozi"岳之、Bass:山森"JEFF”正之、Guitar:古市コータロー、Vocal:加藤ひさしが
ステージに登場。ヴォーカルの加藤はユニオンジャックのジャケット、JEFFはモッズスーツに身を包む中、
コータローは何故かラフなスタイル。どこで演ろうともあくまでも自然体、いつも通りということなのかな?
演奏は「裸のランチ」から始まり、MCは少な目に次々とゴキゲンなナンバーが繰り広げられていく。
正直なところ曲はあまり知らないのだけど、キャッチーで聴きやすいメロディーに思わず心を掴まれる。
加藤の伸びのあるヴォーカルは生で聴くと更にスゴイ。この人もまったく衰えというものを知らないな。
コータローは赤のES-335を使用。ソロの音色もイイけど、ガシャガシャとかき鳴らした時の音が最高。
JEFFは白いJAZZベース。メロディアスなベースラインを弾く人だと思っていたけど、ゴリゴリとルート弾き中心。
そしてcoziのドラム。オカズは派手に入れるけど、ワンタムでシンプルなビート。バンドの要という感じ。

「35年なんてあっと言う間だよね~」と加藤が話しかけると、まるで普段の会話のように返すコータロー。
日本武道館という大ステージの上にも関わらず、あまりにも普通の会話・・・それでイイのだと思う。
ちなみに武道館で初めて観たコンサートは、コータローが“ピンク・レディー”で加藤が“THE POLICE”とのこと。
ちょっとハードタッチなインストナンバーをはさんで、ライブはいよいよ後半に突入。
加藤はブルーと黒の市松模様のジャケットに衣装替え。始まったのは「ロボット工場」。
この曲をナマで聴く日が来るとはねぇ~。ハイトーンのヴォーカルと美しいコーラスがイカす。
「NICK! NICK! NICK!」でコータローが弾くギター、激しいカッティングに「これがROCKだよ!」と加藤。
本日来場したお客さんやずっと支えて来てくれたスタッフにひとしきり感謝の言葉を述べたあと、
「お願いマーシー」「限界ライン」とノリの良いナンバーから、ミディアムテンポの「虚っぽの世界」で本編は終了。

アンコール、何故か“Deep Purple”の「Burn」を演奏し始める三人・・・ココが日本武道館だから?
演奏は「世界を止めて」からスタート。この曲のメロディーラインは本当に素敵だと思う。心がウキウキする。
そして代表曲「僕はコレクター」。サビではみんな手をフリフリ。バンドにはそれぞれのムーヴがあって楽しい。
声を出せないという状況もあってか、今回のライブではグッズのペンライトが大活躍。
「#ThisisMods」のロゴが何色にも変化して、広い武道館を綺麗に彩る。ステージから見たら気持ちイイだろうな。
ダブルアンコールに突入して、モッズコートを羽織って「僕の時間機械」を唄う加藤。
そんな加藤を観ていると、何かにこだわり続けて前に進む事の大切さを、感じずにはいられなかった。
初体験の“THE COLLECTORS”ライブ、19時15分ごろ終了。

終演後は規制退場。おかげで混雑する事もなく、すんなりと会場の外へ。
友達と落ち合って、ライブの感想を語り合いながら九段下駅へ向かう坂道を下る。
本当はみんなで打ち上げしたいところだけど、この時間ではお店もそろそろ閉店の時間。
次はきっと必ず・・・。そのまま都営新宿線に乗って帰宅。

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