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2022年3月21日 (月)

小泉今日子「TOUR 2022 KYOKO KOIZUMI POP PARTY KKPP」中野サンプラザ

今日は春分の日でおやすみ。
年度末、公私ともにバタバタして疲れた身体を休めるにはちょうどいい三連休。
昼間は録画しておいた「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」を観たりして過ごす。

夕方になって出かける。今日は中野サンプラザへ、
小泉今日子「TOUR 2022 KYOKO KOIZUMI POP PARTY KKPP」を観に行く。
デビュー40周年を迎えるキョンキョン。31年ぶりの全国ホールツアー、2月の相模大野に続いて二回目の参加。
ちょっとだけ早めに出かけて、グッズの先行販売。お目当てのアクリルスタンドを無事にゲット。
それから「disk union」「RARE」、ブロードウェイの「MECANO」と巡って、CDを2枚ほど購入。
16時30分過ぎに会場入り。今日の席は、1階27列30番。後方の数列はカメラ等の機材で潰されていたので、
ほとんど最後列という感じ。だけどやっぱり1階席の臨場感は、こんな後方でもビシビシと感じる。
お客さんは今日もフルキャパで入っている。追加公演もあるぐらいだから、さすがはキョンキョンという感じ。

予定通り17時ちょうどに開演。
ステージを覆っていた緞帳が開き、「ハイ! じゃぁ本番!」の掛け声と共に演奏がスタート。
オープニング曲の「The Stardust Memory」が始まると、お客さんは総立ちで応える。
Drums:小関純匡、Bass:上田ケンジ、Guitar:akkin、Keyboards:渡辺シュンスケ、Chorus:平岡恵子、
Manipulator:小笠原学、そして白いポンチョのような衣装をまとったキョンキョン。
上着を脱ぐとルーズな感じの黄色いパーカー、「まっ赤な女の子」「渚のはいから人魚」と続けて唄う。
「1982年のちょうど今日、デビューして40年。私も皆さんもよく頑張りました」とキョンキョン。
前半は「迷宮のアンドローラ」「夜明けのMEW」「ヤマトナデシコ七変化」「艶姿ナミダ娘」とシングル曲が続く。
メドレー風に曲が繋がっていて、ちょっとドキドキするけど、なかなかスリリングな展開。
キョンキョンはオペラグラスを使って客席を見渡そうとするけど、ピントがうまく合わずに断念。
そして「シングルの曲の中でもひときわ挑戦的だった」という「Fade Out」を唄う。
クラブミュージックといった感じの曲、プロジェクションマッピングに合わせて動くキョンキョンがカッコいい。
そのままデビュー曲「私の16才」。この曲がキョンキョンの原点・・・40年後の今日聴くのは感慨深い。
続いて早くも「なんてったってアイドル」。声は出せなくても、お客さんは大盛りあがりで応える。

ステージが暗転して、「夏のタイムマシーン」のMVが流れる。
デビューから今までのキョンキョンの写真が次々と映し出され、その表情の変化に驚く。
正直なところこの曲は今まで知らなかったのだけど、歌詞がものすごく良くて思わず涙ぐむ。
そして茶色のワンピースに衣装チェンジして、キョンキョンが再びステージに登場。
シングルヒット曲満載だった第1部に続いて、落ち着いた雰囲気で唄を聴かせようという展開。
アコースティックなアレンジで「夏のタイムマシーン」を唄い、時間の感覚について独特な解釈を話す。
バンドメンバー紹介をはさんで、「続・最後から二番目の恋」の劇中歌「T字路」、
「あまちゃん」天野春子の「潮騒のメモリー」、そして「怪盗ルビイ」とドラマ・映画関係の曲を披露。
次もドラマ関係で、「あなたに会えてよかった」「優しい雨」を続けて唄う。その唄声が胸に沁みる。
もう会えない人との関係性、ファンのみんなとの関係性、自分の思いを切々と語るキョンキョン。
その話を聞いているだけで、あぁ~つくづくこの人のファンで良かったなぁ~と思う。
そしていよいよラスト三曲となり、「My Sweet Home」「月ひとしずく」「木枯しに抱かれて」で本編は終了。

アンコール、キョンキョンの顔がプリントされたTシャツを着てバンドメンバーがステージに登場。
始まったのは「学園天国」。声を出してコール&レスポンスは出来ないけど、精一杯盛りあがるお客さん。
「最後に一曲だけ、シングルではない曲を唄います。動画OK、SNSでアップするのもOKです」とキョンキョン。
「サンプラザ中野さんが作った曲、今日は『東の島にブタがいた Vol.3』です」と紹介して演奏スタート。
その歌詞は「逃げちゃえゾロゾロ~みんなでゾロゾロ~俺たちゃ戦争やりたかねぇ!」という反戦歌。
相模大野では無かった展開、動画拡散OKというのはキョンキョンの仕掛けなんだと気づく。
「ここで動画の時間は終わりですよ。しつこい人は嫌いよ」とさりげなく言うキョンキョンもまた良し。
「元気でね。また会おうね」と言いながら去って行くキョンキョン。終演のアナウンスも自らの声で。
なんだかとっても幸せな気持ちになったコンサート、19時05分過ぎに終了。

まだ時間も早いので、どこかで呑んでいこうと店を探す。
どの店も普通に混んでいてちょっと不安・・・なので「いそむら」へ行ってみる。
ココはあまりゴミゴミしていないので、安心してゆったりと呑むことが出来る。
いくつかのつまみを食べながら、ビールと酎ハイ、そして冷酒と熱燗・・・最高のひととき。
20時にラストオーダーとなり、二次会は「さらしな総本店」で二八そば。
店に入るなり「お蕎麦しか出せませんけど」と店員さんに言われ、なんだか申し訳なく思う。
それでも美味しい蕎麦を満喫。バスに乗って帰宅。

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