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2022年4月29日 (金)

D・O・T、THE NURSE「D・O・T presents YALLAH BINA! VOL.11」下北沢 CLUB Que

今日からゴールデンウイークに突入。
世間的には10連休と言ってるけど、実際には飛び石連休。それでもまぁイイか。

というわけで、今日は下北沢 CLUB Queへ「D・O・T presents YALLAH BINA! VOL.11」を観に行く。
当初は“D・O・T~Desert Of Tomorrow~”のワンマンとして企画されていたライブ。
“THE NURSE [Reunion 2022]”の出演が急遽決定したというので、急いでチケットを押さえた。
2016年3月以来、実に6年ぶりに観る“THE NURSE”。こいつは楽しみで仕方がない。
12時開場/12時30分開演というとんでもなく早い時間。寄り道をしようにもまだどこも営業していない。
おまけに雨が降っているので、時間調整をするのにもひと苦労。早めに会場前で待機。
予定通り12時ちょうどに開場。整理番号は95番だけど、かなり早いタイミングで入場。
おかげでステージ真正面の最前列を確保。これもまた巡り合わせだからイイか。
お客さんはほど良い感じで入っていて、とてもいいライブになりそうな予感。

予定より少し遅れて、12時35分過ぎ開演。先発は意表を突いて“D・O・T”。
Drums:MARU、Bass:HIROSHIがスタンバイする中、Vocal:NEKOが踊りながらステージに登場。
オリエンタルなブルーの衣装をまとったNEKO、何とも言えない神々しいオーラを放っている。
MARUが叩き出すハードコアなビートに乗せて、HIROSHIのプレシジョンベースが変幻自在の音を奏でる。
歪みが効いたそのサウンドは、時にはずっしりとベースラインを刻み、時には煌びやかに激しいソロを響かせる。
正直なところこれまであまり聴いてこなかったのだけれど、このサウンドは完全に大好物。
NEKOのヴォーカルも歌詞がハッキリと聞こえ、「戦争反対」のメッセージが心に突き刺さる。
3年半ぶりのライブということで、いろいろな思いが詰まった40分ほどのステージであった。

セットチェンジをはさんで、13時40分ごろから“THE NURSE”のステージ。
Drums:YURO、Bass:HIROSHI、Bass:MARCHというギターレス・ツインベースの編成。
「赤い月」のイントロが流れる中を、鈴をシャンシャン鳴らしながらVocal:NEKOがステージ・イン。
“D・O・T”の時とは打って変わって赤と黒を基調にした衣装。パンキッシュなショートヘアのウイッグを着けている。
「Time Limit」「Ridiculous」「Matatabi」と、懐かしくもカッコいいナンバーが立て続けに演奏されていく。
“THE NURSE”は新譜を発売する予定らしく、新曲「Oum Shanti」「Yalla Bina」「Neko Nian Nian」を披露。
そして最後は「ナース」。スローテンポで始まったあと、高速ビートに変わって「あなたの身体にいつもでナース♪」。
やっぱりこの曲は最高にカッコいい。思わず身体が激しく反応してしまう。あっという間にフィナーレ。
アンコールはドラムがMARUにチェンジして再び「ナース」。NEKOと一緒にYUROも唄うプレミアムバージョン。
最後にNEKOがひとりステージに残り、インフォメーションやコメントをしているうちに感極まって涙。
先に旅立ってしまった人達への思いを込めて、これからもパンクを貫き通していくのだろう。
こうしてライブは14時15分ごろ終了。

終演後、「disk union」や「GENERAL RECORDS」を覗いてから遅めの昼食。
昼呑みをしようかと思ったけど、ちょうどいい店が見つからず、大好きな蕎麦屋「広栄屋」へ。
思えば今日は「昭和の日」。昭和感満載のこの店で、のんびり呑み喰い出来るのは最高。
駅前はいろいろと新しいものが出来てワシャワシャしているけど、これが下北沢なんだと思う。
16時ごろまで満喫して、小田急線に乗って帰宅。

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