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2022年6月18日 (土)

THE MODS「THE MODS 40TH ANNIVERSARY LIVE ENCORE 「続・約束の夜」」川崎 CLUB CITTA'

今日は川崎 CLUB CITTA'へ、「THE MODS 40TH ANNIVERSARY LIVE ENCORE 「続・約束の夜」」を観に行く。
「コロナ禍の中、決行されたTHE MODS 40周年ツアーには続編があった。
タイトルが示す通り今回のツアーにて決着する。来年に続・続などは決してない、これにて打ち止め!
さぁ、40年という歳月に落とし前をつけるんだ、お互い気を引き締めていこうぜ。」というメッセージと共に、
6月11日の大阪から始まって7月9日の日比谷野音まで続いていく今回のツアー。
相変わらず規制が多い中ではあるけれど、僕自身も落とし前をつけるために参加することにした。
川崎へ行くのも久しぶり。小田急線と南武線を駆使して、1時間ほどで現地入り。
「タワレコ」を覗いたら売り場面積が微妙に狭くなっていて、なんとも言えない気持ちになる。
本日は指定席なので、開場時間をかなり過ぎた17時45分ごろ会場入り。
今日の席は1階K列32番。ステージ上手の一番端。かろうじてフロア前方という感じのポジション。
検温・消毒はありながらもフルキャパの指定席。この光景がスタンダードになりつつある。

開演予定時間の18時になろうとする頃、「もうすぐ開演」を告げるアナウンスが流れる。
そして客席から「MODSコール」がわりの拍手が沸き起こる。次第にヒートアップしていくお客さん。
18時05分ごろ開演。「We Are THE MODS!」という叫び声がサンプリングされたSEが流れ、
Drums:佐々木周、Bass:北里晃一、Guitar:苣木寛之、Vocal&Guitar:森山達也がステージに登場。
ステージ後方には「THE MODS 40TH ANNIVERSARY」のバックドロップが掲げられている。
演奏は「S・O・S」からスタートして、「F.T.W. "Fuck The World"」へと続く。辛辣なメッセージソング二連発。
「まだコロナ禍なので極力ガマンして・・・だけどRockなのでついつい声が出てしまっても、
周りの連中もあまり嫌な顔をせずにね。だけど周りに迷惑をかけないように」と言いながらも嬉しそうな森ヤン。
「MAYDAY MAYDAY」「STORY」と演奏したところで、苣木がヴォーカルで「BOOGIE BOMB」。
MCはちょっとはにかんだ感じだけど、唄はロックンロールしていてカッコいい教授。

それから「SHE'S THE C」「ハートに火をつけて」と、ちょっと懐かしい初期のナンバーが続く。
ミディアムテンポのナンバーだけど、“THE MODS”らしい「唄う」感じのRockが心に沁みる。
続いて昨年リリースされたシングル「READY TO ROCK」から「涙のワンウェイ」。
初期のナンバーと並べても、まったく違和感が感じられない。40年たっても、軸はブレていない。
「Rockは大丈夫なのか?と考えさせられるけど、こうしてみんなの前に立つと最高の気分です」と森ヤン。
そしてジョーカータイム。白い燕尾服を羽織った森ヤンが「クラレンス+アラバマ」「GO-STOP BOOGIE」を、
マイクスタンドを引きずりながら熱唱。「You say STOP, I say GO!」という歌詞が今の時代に突き刺さる。
「この年齢になってこんな格好して、Rockを次の世代へ引き渡せて行けたらと思います」と森ヤンは言い、
「バラッドをお前に」をじっくりと唄いあげる。今回の選曲は、なかなか自分好みかもしれない。
北里がヴォーカルで「JOHNNY COME BACK」を演奏したあと「ゴキゲンRADIO」が始まる。
ギターを置いてハンドマイクで、ステージ上を右へ左へ動きながら唄う森ヤン。
ステージ後方のバックドロップが“THE MODS”のロゴに変わり、「パズル・シティを塗りつぶせ」で本編は終了。

アンコール、けたたましいサイレンと共に、真っ赤なパトランプがステージを照らす。
始まったのは「UNDER THE GUN~市街戦~」。その歌詞があまりにも現在の状況に当てはまっている。
続いて「いつの日か・・・Doomsday War」、そして「READY TO ROCK」。森ヤンの思いがほとばしる。
2回目のアンコール、「ゴキゲンですか?」と言う森ヤンに、大きな歓声で応えるお客さん。
「振っておいてね・・・」と苦笑いをしながら、コロナ禍で感じた思いを森ヤンは語る。
そして「STAY CRAZY」が始まる。40年を超えて演り続けてきた者にしか唄えない歌がある。
「KILL THE NIGHT」に続いて「LET'S GO GARAGE」。“THE MODS”の原点、Rockの原点を感じさせるナンバー。
「バイバイ!また近いうちに」と森ヤンは言い残して、19時35分過ぎにライブは終了。

規制退場で会場の外へ出ると、雨が降っている。
川崎で呑むのもいまいちなので、とりあえず南武線で登戸駅まで戻る。
駅前をウロウロしたけど、良さそうな店は混んでいたり閉まっていたり。
仕方が無いので小田急線で代々木八幡駅まで戻り、「鳥と麺と」で軽く打ち上げ。
ヤミツキ手羽揚げが美味しかったけど、ドリンクのバリエーションがもうちょっと豊富だと良いのに。
そろそろ閉店時間だと言うので、22時過ぎにおひらきにして帰宅。

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