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2022年7月13日 (水)

松田聖子「Seiko Matsuda Concert Tour 2022 "My Favorite Singles & Best Songs"」日本武道館<Day-1>

今日は日本武道館へ、
松田聖子「Seiko Matsuda Concert Tour 2022 "My Favorite Singles & Best Songs"」を観に行く。
毎年恒例、聖子の夏コン。6月のさいたま・大阪に続いて、今日と明日は日本武道館2days。
ずっと降り続いていた雨もあがり、九段下駅から続く坂道を上る足取りも軽やか。
17時15分ごろ会場前に到着。既にたくさんのお客さん。物販は長蛇の列だけど、今日はスルー。
武道館でライブがあるときは、北の丸公園を散策するのも楽しみのひとつ。新緑が気持ちいい。
18時ごろ会場入り。今日はプレミアムシートなので、専用の入口から入場。
今日の席はPR-3ブロック54番。ステージやや下手の7列目。ステージがやたらと近い。
今日も間隔は空けず、普通に詰めて座るスタイル。ちょっと窮屈だけど仕方が無い。
ふと見回すと、アリーナから1階・2階スタンドまでお客さんでギッシリ。立ち見も出ている模様。

開演予定時間の18時30分を少し過ぎたころ、「聖子!」コールの代わりに鳴り響く拍子木。
それにあわせて沸き起こる「聖子!チャチャチャ!」の手拍子。この光景も定番になってきた。
18時40分過ぎにフロアが暗転すると、ステージを覆っている幕にタイトルロゴが映し出される。
その幕が開くとステージ中央のお立ち台に、白いジャケットに黒いパンタロン姿の聖子ちゃん。
黒のテレキャスを弾きながら、ハンズフリーマイクで「チェリーブラッサム」を唄い出す。
ツアータイトル"My Favorite Singles & Best Songs"の通り、オープニングから攻めた選曲。
曲が終わるとステージが暗転して、聖子ちゃんはドラムセットにスタンバイして「Strawberry Time」。
ダンサーと一緒に「I Want You So Bad!」を唄い踊ったあと、聖子ちゃんはひとまず退場してブリッジ。
そしてステージはいつものように、お城をバックにしたお姫様と王子様のおとぎの国の世界。
聖子ちゃんはフリフリのドレスで「渚のバルコニー」「秘密の花園」「野ばらのエチュード」「天国のキッス」と、
シングルヒット曲を立て続けに唄い踊る。今回、ダンサーは男性1人+女性8人の9人編成。
「天国のキッス」では、ステージサイドの花道へ。この瞬間はやっぱり最高に気分があがる。

もう一度ブリッジをはさんで衣装替え。ドレッシーな黒のドレスでSAYAKAのデビュー曲「ever since」を唄う。
いつものように挨拶をしながら、「沙也加は20年前にデビューして、私のコンサートツアーでこの曲を初めて
皆さんに聴いて頂きました。沙也加は天国に旅立ってしまいましたが、生前、皆さんにたくさんの応援を頂き、
本当に幸せだったと思います。ありがとうございました。今日はきっと一緒に唄ってくれた事だと思います。
これからは沙也加と一緒に頑張って唄っていきたいと思います。よろしくお願いします」と話す。
そして「私がこうしてステージに立つことが出来たのも、皆さんの応援のおかげです」と何度も頭を下げる。
さいたまではウェットになり過ぎた感じもあるけど、今夜は「前を向いて歩き出そう」という決意表明に聴こえた。
だけどなんだかやつれたような気もする・・・。ちょっと心配だけど、これからも応援していきたい。

そしていつものようにアコースティック・コーナーに突入。バンドメンバーがステージ中央にスタンバイ。
「今年は今までに唄ったことが無い曲を唄いたい」ということで、まずは「とんがり屋根の花屋さん」。
曲の途中でバンドメンバー紹介。Drums:鈴木邦明、Bass:水野雅章、Keyboards:野崎洋一、
Guitar:佐々木秀尚、Guitar:坪井 寛、Sax:竹上良成、お馴染みのメンバー、さすがの安定感。
続いて「皆さんご存じの曲ですけど、アコースティックでは初めて唄う」という「風立ちぬ」。
それから「Marrakech」。「いつもはダンサーの皆さんとダンスで唄う事が多いんですけど」と聖子ちゃん。
そしてこれまたレコーディング以来唄っていないという「Human nature」。演奏終了後にノリノリで再び唄い出す。
これでアコースティック・コーナーは終わりだけど、当然のようにアンコールの拍手が沸き起こる。
客席からリクエストのプラカードが挙がり、聖子ちゃんはステージ上手から下手へ読み上げてアカペラで唄っていく。
「螢の草原」「メディテーション」「ピーチ・シャーベット」「Eighteen」「小さなラブソング」「マンハッタンでブレックファスト」
「夏服のイヴ」「愛されたいの」「冬の妖精」「ハートをRock」「ボンボヤージュ」「密林少女」「いそしぎの島」
「一千一秒物語」「硝子のプリズム」「蒼いフォトグラフ」「黄色いカーディガン」「Sailing」「ベルベット・フラワー」
「制服」「ひまわりの丘」「AQUARIUS・・・覚えていない曲は「さよなら!」と言って軽くスルーし、
どうしても歌詞を思い出せない曲は、お客さんに教えてもらって唄う聖子ちゃん。
本当は声出し禁止なので、「口にチャック」「シィーッ!」というポーズをとる聖子ちゃんが可笑しい。
最後にバンドメンバーひとりひとりにリクエストの感想を訊く聖子ちゃん。それぞれの捉え方がおもしろい。
そして「時間旅行」「セイシェルの夕陽」を唄って、アコースティック・コーナーは終了。
ところがまたもやアンコールの拍手。困り果てた聖子ちゃんと野崎さんはヒソヒソと相談。
「皆さんがご存じの曲を演ってみようかな」と、「瞳はダイアモンド」「小麦色のマーメイド」と二曲続けて唄う。
「長い時間お付き合い頂きありがとうございました」と聖子ちゃんは言い、アコースティック・コーナーは終了。

「今年でデビュー42周年を迎えることが出来ました。ありがとうございました」と聖子ちゃんは言い、
クリスマス・ディナーショーのインフォメーションをしたあと、「ご準備のほど」から「赤いスイートピー」。
アリーナとスタンドを埋め尽くす赤いスイートピー。大きな声では唄えないので、心の中で唄うお客さん。
ダンサー紹介をはさんで、コンサートはいよいよ終盤の大盛りあがりタイムに突入。
まずはキラキラと輝くコーヒーカップに乗った聖子ちゃんが「時間の国のアリス」を唄う。
そのままメドレーの時間となり、「青い珊瑚礁」「風は秋色」「ハートのイアリング」「未来の花嫁」
「ピンクのモーツァルト」を続けて唄う。聖子ちゃんはピンクをベースに白のアクセントが入ったミニスカート。
「風は秋色」でステージ下手、「ピンクのモーツァルト」でステージ上手の花道で唄う聖子ちゃん。
今回のメドレーは、いつもとはちょっと違った選曲。ラストTWOも「Rock'n Rouge」からの「夏の扉」。
スモークが吹き上がる大盛り上がりの中、聖子ちゃんは階段を駆け上がって本編は終了。

アンコール、ピンクのTシャツに白いスコートの聖子ちゃんが「素敵にOnce Again」を唄う。
竹上さんのサックスが全編にフィーチャーされ、間奏では聖子ちゃんとハイタッチ。
そして「今年は最後にこの曲でお別れしたいと思います」と聖子ちゃんは言って「大切なあなた」。
曲の途中でリボンキャノンが炸裂。ピンク色のリボンがアリーナ上空を埋め尽くす。
聖子ちゃんはステージを右に左に駆け回りながら、何度も何度も感謝の言葉を述べる。
「さようなら~また明日!」と聖子ちゃんは言い残し、コンサートは20時55分過ぎに終了。

終演後は規制退場。と言いつつも、フルキャパで入っているのでかなりの混雑。
九段下で呑むのもなんなので、そのまま都営新宿線で地元まで戻る。
そして駅前の「磯丸水産」でひとり打ち上げ。平日のこの時間はさすがに空いている。
今夜のコンサートの事を考えているうちに、思考がかなりドツボにはまってしまった。
そんなこんなでけっこう呑んだ。久しぶりに午前様になって帰宅。

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