松田聖子「Seiko Matsuda Concert Tour 2022 "My Favorite Singles & Best Songs"」日本武道館<Day-2>
今日も日本武道館へ、松田聖子「Seiko Matsuda Concert Tour 2022 "My Favorite Singles & Best Songs"」を観に行く。
毎年恒例、聖子の夏コン。昨日と今日は日本武道館2days。今日はその二日目、最終日。
あいにくの雨模様。いつもとは違うルートで武道館へアプローチ。なかなか悪くない。
18時10分ごろ会場入り。今日の席は、スタンド2階東B列43番。
電光掲示板が設置されている場所なので、A列が無いため一列目。
ステージを上手の真横から見下ろす位置。ステージはおそらく見切れてしまうかな。
今日も間隔は空けず、普通に詰めて座るスタイル。今夜も立ち見までギッシリとフルハウス。
開演予定時間の18時30分を少し過ぎたころ、「聖子!」コールの代わりに鳴り響く拍子木。
それにあわせて沸き起こる「聖子!チャチャチャ!」の手拍子。早くもアリーナの盛りあがりが凄い。
18時40分ごろフロアが暗転してコンサート開始。ステージ横のこの席からだとタイトルロゴが見えない。
幕が開いてステージ中央のお立ち台に聖子ちゃん。ここまではギリギリ見えるのでひと安心。
黒のテレキャスを弾きながらの「チェリーブラッサム」に続いて、ドラムセットで「Strawberry Time」。
ところがステージ横のスクリーンで見切れてまったく見えない。ものすごく残念・・・映像でガマンする。
続いてダンサーと一緒に「I Want You So Bad!」。9人のダンサーと聖子ちゃんのフォーメーション。
この位置から見ると全員の動きがよくわかって楽しい。そういう意味ではこの席も悪くない。
ブリッジをはさんでステージはいつものように、お城をバックにしたお姫様と王子様のおとぎの国の世界。
ステージバックにいろいろな風景が映し出されるけど、これまたまったく見えないので残念。
聖子ちゃんはフリフリのドレスで「渚のバルコニー」「秘密の花園」「野ばらのエチュード」「天国のキッス」と、
シングルヒット曲を立て続けに唄い踊る。「天国のキッス」では、ステージサイドの花道へ。
聖子ちゃんがすぐ近くまで来てくれて、私の席からよく見えたけど、頭頂部を上から見下ろす感じ。
もう一度ブリッジをはさんで衣装替え。ドレッシーな黒のドレスでSAYAKAのデビュー曲「ever since」を唄う。
ステージに向かって一直線に伸びるスポットライトを浴びて唄う聖子ちゃん。横からのアングルならではのシーン。
いつものように挨拶をしながら、「娘は今から20年前にデビューさせて頂き、私のコンサートツアーでこの曲を
初めて唄わせて頂きました。娘は天国へ旅立ってしまいましたが、生前に皆さんからたくさんの応援を頂き、
本当に幸せだったと思います。どうもありがとうございました」と言い、涙で言葉を詰まらせる聖子ちゃん。
「沙也加の事を思わない瞬間はありません。これからは沙也加と一緒に頑張って唄っていきたいと思います。
みなさんどうぞよろしくお願いします」と言い、客席に向かって何度も何度も深々とお辞儀をする。
ステージ横からその光景を見ていたら、昨夜感じた違和感のようなものが解消された。
聖子ちゃんは悲しさや辛さを伝えるために、このコンサートでこの曲を唄ったわけではない。
感謝と生きる喜びを伝えたいから、この曲を唄うことを決めたのだと思った。
そしていつものようにアコースティック・コーナーに突入。バンドメンバーがステージ中央にスタンバイ。
「今年は今まで唄ったことが無い曲を集めてみました」ということで、「とんがり屋根の花屋さん」。
「今日は暑いですよね」と言う聖子ちゃんを、お客さんがウチワで扇ぐ。この光景も久しぶりだな。
それから「風立ちぬ」「Marrakech」「Human nature」を唄って、アコースティック・コーナーは終了。
当然のようにアンコールの拍手が沸き起こり、客席からリクエストのプラカードが挙がる。
この席からだと、プラカードに書かれた曲名が見える。意外とハッキリと見えるものなんだな。
聖子ちゃんはステージ上手から下手へ、読み上げながら移動してアカペラで唄っていく。
「流星ナイト」「マイアミ午前5時」「黄色いカーディガン」「紅い靴のバレリーナ」「制服」「蒼いフォトグラフ」
「Kimono Beat」「抱いて…」「いちご畑でつかまえて」「ベルベット・フラワー」「SQUALL」「水色の朝」
「花一色」「ピーチ・シャーベット」「密林少女」「輝いた季節へ旅立とう」「Canary」「ガラスの林檎」
「ハートをRock」「夏服のイヴ」「惑星になりたい」「Only My Love」「Eighteen」「ボーイの季節」
「白いパラソル」「裸足の季節」「Star」・・・覚えていない曲は「さよなら!」と言って軽くスルー。
今日はお客さんに歌詞を教えてもらうシーンは無し。聖子ちゃんもだんだんレベルアップしている。
昨夜に比べて、今夜の聖子ちゃんは心から楽しそうに見える。なんだかちょっと安心した。
そして「時間旅行」「セイシェルの夕陽」を唄って、アコースティック・コーナーはひとまず終了。
ダブルアンコールがかかり、聖子ちゃんと野崎さん、そして今夜は竹上さんまで加わってヒソヒソと相談。
「瞳はダイアモンド」「小麦色のマーメイド」と二曲続けて唄って、今度こそアコースティック・コーナーは終了。
「今年でデビュー42周年を迎えまして、皆さんのおかげです。ありがとうございました」と聖子ちゃんは言い、
クリスマス・ディナーショーのインフォメーションをしたあと、「ご準備のほど」の一言を合図に「赤いスイートピー」。
アリーナとスタンドを埋め尽くす赤いスイートピー。この席からはその様子がよく見えて圧巻。
ダンサー紹介をはさんで、いよいよ終盤の大盛りあがりタイム。「時間の国のアリス」からスタート。
まずはキラキラと輝くコーヒーカップに乗った聖子ちゃん・・・見えない・・・これは悲しい・・・。
そのままメドレーの時間となり、「青い珊瑚礁」「風は秋色」「ハートのイアリング」「未来の花嫁」
「ピンクのモーツァルト」を続けて唄う。聖子ちゃんはピンクをベースに白のアクセントが入ったミニスカート。
「風は秋色」でステージ下手、「ピンクのモーツァルト」でステージ上手の花道で唄う聖子ちゃん。
可愛い聖子ちゃんの頭頂部をたっぷりと拝む(笑)。こういう見方も悪くはないだろう。。。
今回のメドレーは、いつもとはちょっと違った選曲。ラストTWOも「Rock'n Rouge」からの「夏の扉」。
座って観ていたスタンドのお客さんも、この頃には総立ちで盛りあがって本編は終了。
アンコール、ピンクのTシャツに白いスコートの聖子ちゃんが「素敵にOnce Again」を唄う。
そして「今年は皆さんとこの歌でお別れしたいと思います」と聖子ちゃんは言って「大切なあなた」。
このコンサートで聖子ちゃんが伝えたい事=「感謝」。そんな気持ちを、最後のこの曲からも感じた。
曲の途中でリボンキャノンが炸裂。ピンク色のリボンがアリーナ上空を埋め尽くす。ここから見ると壮観。
聖子ちゃんはステージを右に左に駆け回りながら、何度も何度も感謝の言葉を述べる。
「さようなら~またねー!」と聖子ちゃんは言い残し、コンサートは20時55分過ぎに終了。
僕がアイドルを好きな理由。
アイドルも僕もお互いにいい年なんで、中高校生みたいな歪んだ欲望は無い。
求めているのは「ハッピーオーラ」。ロックやブルースから感じるのとは違う何か。
今夜の聖子ちゃんの「ハッピーオーラ」は、これまで観た中で最高レベルだった。
悲しい事があっても乗り越える人間力。そこから見つけていく生きる歓び。
終演後は規制退場。そうは言っても、スタンド席はかなりアバウト。
出口付近がかなり混雑していたので、しばらく席で待機してから退場。
今日も地元駅まで戻ってから打ち上げ。「日高屋」は22時ラストオーダーで、ちょっと焦った。
それでもいつも通り満喫して、22時半に閉店というのでおひらき。
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