工藤静香「35th Anniversary Tour 2022 ~感受~」日本青年館ホール
今日は日本青年館ホールへ、工藤静香「35th Anniversary Tour 2022 ~感受~」を観に行く。
しーちゃんは1987年8月31日がソロデビュー日。そして本日は35周年を記念したツアーの最終日。
週のド真ん中という日程ではあるものの、仕事を定時に切り上げて会場へと向かう。
日本青年館へ行くには、千代田線と銀座線を乗り継いで外苑前駅から行くのがベスト。
隣の神宮球場では、“乃木坂46”のコンサートが18時から始まろうとする瞬間。
入場待ちの列に並びながら、図らずも外聴きをするような形になってちょっとラッキー。
18時15分ごろ会場入り。今日の席は2階2C列11番。2階席は残念だけど、前から3列目の位置。
チケットはソールドアウトで客席は超満員。ステージには上からカーテンのようなものが下がっている。
予定より遅れて、18時35分過ぎに開演。
ピアノ、チェロ、ドラム、ギター、ストリングス×4というちょっと変わった編成のバンド。
そして黒を基調にしたシースルーのドレスを纏ったしーちゃんが「慟哭」を唄い出す。
1階席は最初からオールスタンディング。2階席はじっくりと見守るという感じ。
それから「黄砂に吹かれて」「激情」と続く。お馴染みのナンバーだけど、ちょっと違うアレンジ。
デビュー35周年を記念したセルフカバーアルバム「感受」で演奏されているアレンジらしい。
アレンジを変えられてしまうとガッカリする場合が多いけど、今回のはなかなかイイと思う。
ボサノバタッチでアンニュイな雰囲気の「MUGO・ん…色っぽい」、バイオリンの調べが美しい
「めちゃくちゃに泣いてしまいたい」「そのあとは雨の中」、それぞれに素晴らしい出来栄え。
ピアノの旋律が鳴り響く中、しーちゃんとストリングスの4人はひとまず退場。
身体のラインを強調したベルベットのボディースーツに着替えて、しーちゃんが再びステージへ。
デビュー曲の「禁断のテレパシー」から、ラテン調のアレンジが加えられた「くちびるから媚薬」、
ビッグバンドジャズ風アレンジの「Blue Rose」を続けて唄う。すごくハードな演奏がカッコいい。
「今回はあまり着替えをせずに唄おうと思ったけど、着替えた方がいいという意見が多かった」としーちゃん。
そして「Blue Velvet」「天使みたいに踊らせて」「証拠をみせて」をハードに演奏して、しーちゃんは再び退場。
ピアノのソロで「雪・月・花」が流れる中、しーちゃんとストリングスの4人が再びステージに登場。
しーちゃんは黒のタイトなドレスに衣装替え。ピアノに合わせて「雪・月・花」を少しだけ唄う。
それから「素直に言って」「パッセージ」「哀しみのエトランゼ」と、新旧取り混ぜた感じの選曲が続く。
メンバー紹介をはさんで「奇跡の肖像」「千流の雫」と、壮大な雰囲気のバラードナンバー。
しーちゃんのヴォーカルは、ハードな曲を唄ってもバラードを唄っても、とにかく圧倒的な迫力。
そしてお馴染みのナンバー「恋一夜」が始まると、会場内の空気が一気に熱く盛りあがる。
「嵐の素顔」では、顔の横で右手を上と横へ交互に振るポーズ。工藤静香と言えば、やはりコレでしょう。
続いて、壮大なロッカバラード「抱いてくれたらいいのに」。この曲はアイドルらしからぬ感じがして好き。
最後に「Ice Rain」をしっとりと唄いあげて、本編は終了。
アンコール、Tシャツに着替えてすぐに登場したしーちゃん。「人をお待たせするのは好きじゃないから」とのこと。
お客さんが掲げたメッセージカードを読みながら、「裸爪のライオン」「くちびるを眠らせて」をアカペラで唄う。
しーちゃんはアンコールを一曲しか唄わないので、リクエストで引っ張るというのが定番らしい。
そして始まったのは、中島みゆきの「島より」。こういう歌も完璧に唄いこなすしーちゃん。
バンドメンバーがステージ中央に勢ぞろいして挨拶。これで終わりかと思いきや、「東京なので」追加で一曲。
ピアノだけをバックに「きらら」を唄い、20時47分ごろコンサートは終了。
終演後に会場の外へ出ると、隣の神宮球場はコンサートのフィナーレを迎えていた。
「もうすぐ終演で混み合います」というアナウンスに追い立てられる感じで、表参道駅まで歩く。
どこかへ寄っていくのも何なので、代々木公園駅まで戻って「富士そば」で軽く打ち上げ。
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