伊藤 蘭「CONSERT TOUR 2022 Touch this moment & surely Candies!」KT Zepp Yokohama
今日はKT Zepp Yokohamaへ、伊藤 蘭「CONSERT TOUR 2022 Touch this moment & surely Candies!」を観に行く。
蘭ちゃんの2022年コンサートツアーは、夏から秋にかけて全国7都市を巡るライブハウスツアー。
本日はその初日。ほぼ10ヶ月ぶりの蘭ちゃん、ライブハウスという濃密な空間で逢えるのが楽しみ。
会場の最寄り駅は、みなとみらい線の新高島駅。ちょっと遠いけど、ほぼ乗り換え無しで行けるところが嬉しい。
17時前に会場へ到着。しばらくあたりをブラブラしたあと、17時40分ごろ会場入り。
チケットはソールドアウトらしいけど、ロビーにはあまり人がいない。既に席に着いているのかな?
今日の席は1階E列7番。パンフレット付きのSS席にしたので、ステージ下手の端だけど申し分無いポジション。
ステージにはメリカのダウンタウンの街並みを模したセット。「Ran」と「Candies」の文字が目を引く。
予定より遅れて、18時05分過ぎ開演。
ステージ下手から、Keyboards:佐藤 準、Chorus:高柳千野、Chorus:渡部沙智子、Drums:そうる透、
Guitar:是永巧一、Bass:笹井BJ克彦、Sax:竹野昌邦の並び順でスタンバイ。
一曲目「You do you」のイントロと共に、黒を基調としたセットアップを着た蘭ちゃんがステージに登場。
続いて「あなたのみかた」。この曲は大好きなナンバー。二曲目で早くも胸がキュンと熱くなる。
「今回は私にとって初めてのライブハウスツアー。この日をずっと待ちわびておりました」と挨拶する蘭ちゃん。
あいかわらず丁寧で優しい言葉遣い。お客さんを労いながらも、ちゃっかりグッズを宣伝するところもイイ。
そしてコーラスの二人と楽し気に踊りながら「shalala ♪ Happy Birthday」「愛して恋してManhattan」。
ここで「後半戦に向けてのエネルギー温存のため」ということで「恋とカフェインとスイーツと猫舌」。
ふわりとしたカラフルなロングスカートに早着替えして、ステージ中央のソファに座って唄う。
「walking in the cherry」はファースト・ソロ・コンサートのオープニングで唄った曲。なんだか感慨深い。
舞台「みんな我が子」に出演したという話から、セリフの自主練でどうしても大きな声が出てしまうと、
「『はい~?呼びましたか?』って刑事さんみたいな人が顔を出したりするのでやりにくい」と蘭ちゃん。
ボサノバタッチの「ヴィブラシオン」、ロッカバラードの「名前のないChristmas Song」を唄い終わると、
蘭ちゃんはステージから退場。是方さんの幻想的なギターソロが繰り広げられる。
黒地に赤くきらめくスワロフスキーが施されたジャケットスタイルに衣装チェンジした蘭ちゃんが
「ひきしお」を唄う。キラキラと怪しく輝くスワロフスキー、赤を基調としたライトに映える。
「全員間違いなくパワフルです」というメンバー紹介をはさんで、ハードな雰囲気で「ICE ON FIRE」。
気がつけばここまで二曲を除いて、セカンドアルバム「Beside you」からの選曲。
蘭ちゃんがステージサイドへ退場すると、「SUPER CANDIES」が始まる。ものすごくFunkyなサウンド。
「C・A・N・D・I・E・S! C・A・N・D・I・E・S!」、声は出せないけど赤いペンライトで盛りあがるお客さん。
これまで光っていたステージ中央の「Ran」の文字に代わり、ステージ右上の「Candies」の文字が点滅し始める。
いよいよお待ちかねのキャンディーズ・コーナー。蘭ちゃんはシルバーに輝くミニの衣装で登場。
「その気にさせないで」から始まって早くも「哀愁のシンフォニー」。サビで一斉にペンライトがステージに向けられる。
続いて「悲しきためいき」。このコーナーではレア曲と思って聴いていたけど、いつの間にか定番になりつつある。
「今のこの季節にピッタリな爽やかな曲です」という紹介で始まったのは「夏が来た!」。うん、イイね!
コーラスの二人は決して出しゃばる事はなく、とってもイイ感じに声を重ねてくる。それがとても素敵なんだよな。
「ハート泥棒」「ハートのエースが出てこない」と、ハート繋がりで二曲唄ったところで再びMC。
「続きましては吉田拓郎さんの歌。拓郎さんのように個性的で存在感のあるミュージシャンに曲を提供して
頂いたことは、キャンディーズの世界観もひとつ幅が広がったようで嬉しかったです。
拓郎さんに敬意と感謝を込めて唄います」と語り、白いスタンドマイクで「やさしい悪魔」を唄う。
それから「年下の男の子」「暑中見舞い申し上げます」。楽しくて嬉しいのに、何故だか涙が溢れてくる。
「この瞬間はひとりじゃないのねと確認できる最高の時間。ミキさんとスーさん、二人の存在を感じながら、
皆さんとキャンディーズの唄を共有できる喜び。私ひとりでは足りないところもありますけれど、
皆さんの温かい気持ちで埋めてくださっているなと感じています」と蘭ちゃんは言い、本編は「春一番」で終了。
アンコール、紫色のワンピースに着替えた蘭ちゃん。
「当然のことのように、ちゃっかりと衣装を変えて参りました」と言うのが可笑しい。
まずは新曲の「美しき日々」。いくつになっても、もっと自分を好きになっていきたいというメッセージ。
そしてそのまま布袋寅泰作曲の「家路」。アンコールでは定番となりつつある曲、ジーンと胸に沁みる。
これで終わりかと思いきや、「最後はやはり元気に」という紹介で「恋するリボルバー」。
コーラスの二人と一緒に唄い踊る蘭ちゃん。この曲は新たな三人組コーラスグループという感じ。
「PLEASE COME AGAIN」が流れる中、ひとりひとりバンドメンバーを紹介してフィナーレ。
「名残惜しいです」と蘭ちゃんは言って、20時05分過ぎにライブは終了。
終演後、会場の外は雨。
ということで横浜散策はそこそこに、電車に乗って代々木公園駅まで戻る。
駅前の「鶏と麺と」でプチ打ち上げ。良くもなければ悪くもない。そんな感じが丁度いい。
それでもちょっと食べ過ぎたな。。。
| 固定リンク
コメント