残酷
今日はツラい出来事が多すぎた。
仲野茂が心筋梗塞で倒れ、矢代恒彦が前立腺がんで亡くなった。
僕の青春時代に好きになった人たち。時の流れは残酷。。。
今日は出社日。
二週間ぶりの職場。すっかり変わってしまった一方、相変わらずという感じも否めない。
これと言って誰かと話すわけでもないので、在宅勤務とやることはあまり変わらず。
15時過ぎまで職場で仕事して、在宅勤務に切り替える。
途中、南青山MANDALAへ寄り道。久しぶりの「MANDALA Bakery」。
大量に買い込む先客が居て、危うく買いそびれるところだったけど無事購入。
CHABOのファン仲間にも久しぶりに会えたので、ちょっとだけ情報交換。
ついでに「天馬」でカレーパンを買って帰宅。今日はパンの日だ。
今日も在宅勤務。淡々と仕事。
やるべきことはキッチリやる。ただ、それだけ。でも、それだけ。
基本的には能天気に過ごしたいと思っているけど、どこかで無理してるのかも?
ものすごく閉塞感を感じる・・・。だけどもう元には戻れない。
今日は昭和女子大学人見記念講堂へ、「Char×カルメン・マキ&OZ」を観に行く。
二日続けての人見記念講堂、本日はCharと“カルメン・マキ&OZ”との歴史的共演。
昨日とは打って変わった晴天の中、世田谷線で三軒茶屋へと向かう。
三軒茶屋ならではのお楽しみ、お土産は「包包」の中華まん。「Fujiyama」にもちょっと寄る。
開演時間が近づいて来たのでいそいそと会場へ。16時40分ごろ会場入り。
プレミアムシート特典のパンフレットとステッカーを受け取り、自分の席:1階7列17番へ。
ステージ下手の端だけど、ステージがものすごく近くてゴキゲンなポジション。
なだらかなスロープになっている客席は、見事なぐらいにお客さんで埋まっている。
ほぼ予定通り、17時過ぎに開演。まずはCharの演奏。
ステージ下手からBass:澤田浩史、Drums:古田たかし、Vocal&Guitar:Char、Keyboards:小島良喜がスタンバイ。
軽い感じのセッションから始まり、「Shinin' You Shinin' Day」「空模様のかげんが悪くなる前に」「かげろう」と、
初期ナンバーの連続で客席を沸かせる。久しぶりにしーたかのドラムで聴くCharの曲、やっぱりイイね。
Charはペイズリー柄のバーガンディのストラトを使用。相変わらず凛としていてカッコいい。
そして「Future Child」「All Around Me」とミディアムテンポのナンバーを続けて演奏したあと、
スローナンバー「The Leading Of The Leading-Loneliness」。ねっとりとしたCharのフレーズが美しい。
「For Your Love」をはさんで「Tokyo Night」。ここらへんでお客さんも立ち上がって踊り出す。
今夜のCharはMCも演奏の遊びも一切なく、演奏にとことん集中している感じ。
それでも「Tokyo Night」を「Sancha Night」と替えて唄うところは、いつも通りの展開。
そして早くも最後の曲「Smoky」。こちらもストレートなアレンジがとても良かった。
18時ちょうどに終了。短い演奏だったけど、満足感はもの凄かった。
30分のインターバルをはさんで、18時30分から“カルメン・マキ&OZ”の演奏が始まる。
「Introduction」が流れる中、ステージ下手からGuitar:春日博文、Drums:武田"Chappy"治、
Keyboards:厚見玲衣、Bass:川上茂幸がスタンバイ。シゲの歪んだベースから「崩壊の前日」。
Vocal:カルメン・マキが赤と黒を基調にした衣装で唄い出す。圧倒的な存在感に空気がピリッと引き締まる。
続いて「六月の詩」。厚見さんが弾くキーボードに乗せて、マキさんの唄が次第に熱を帯びていく。
インストナンバーの「Blue-Tange」をはさんで「閉ざされた町」。雷鳴が響く中、重厚で濃密な演奏が繰り広げられる。
プログレッシブな構成の曲が見事に再現されていく。これまで観たマキOZの中でも、最高のレベルかもしれない。
「午前1時のスケッチ」の後半では「君が代」がフィーチャーされ、「国葬反対!」のシュプレヒコール。
いろいろな意見があるのかもしれないけれど、僕はこういうアグレッシブな姿勢は大好きだな。
ここでマキさんは、「音がデカ過ぎて何をやっているかわからないので、音を下げてください」とクレーム。
確かにもの凄い爆音で、クラシック向けの会場ということもあって音がクリアに聴こえてこない。
そして最後は「私は風」。こちらもオリジナルを忠実に再現している感じがして、個人的にはお気に入りの演奏。
エンディングではメンバー紹介を行い、マキさんは「時には母のない子のように」のフレーズを口ずさむ。
こちらも1時間05分ほどの演奏、19時35分ごろ終了。
アンコール、ステージにはしーたかのドラムとCharのアンプがセッティングされる。
この顔合わせならではの夢の共演。何と言ってもしーたかは、マキOZの初代ドラマーでもあるわけで。
Charはステージに上がるやいなや、ハチと二人羽織りのようにしてギターを弾きあう。
50年近い、ものすごく長い付き合い。いろいろな恩讐を越えて、ステージに立っている様子に心が揺さぶられる。
「昔のヒット曲をカバーしてみます」と言って始まったのは、“Jefferson Airplane”の「Sombody To Love」。
マキさんのヴォーカルが圧倒的な迫力。貴重な歴史の1ページを見ているような感覚。
新旧OZドラマーによるソロ合戦もあり、ハチとCharのギターバトルもあり、見どころ満載の演奏。
最後に恒例の記念写真を撮って、20時ごろライブはすべて終了。
規制退場のあと、今夜もまた栄通りに繰り出す。
日曜日だからか、街は昨日に比べて若干空いているような気がする。
今夜は「串屋横丁もつ焼きセンター」という店をチョイス。カウンター席で呑み始める。
こじんまりとした店内。常連さんに話しかけられて、ちょっとだけお喋りする。
こういう感じも久しぶりだなー。なんだかんだで、楽しかった。
22時前にはおひらきにして、世田谷線に乗って帰宅。
今日は昭和女子大学人見記念講堂へ、moonriders「it's the moooonriders moonriders LIVE 2022」を観に行く。
4月に発売されたニューアルバム「It’s the moooonriders」のレコード発売記念ライブ。
当初は3月13日に日比谷野外音楽堂で開催される予定が、アルバムリリースが3月から4月20日に延期となり、
予定から半年遅れの本日、ようやく開催される運びとなった。
ところが台風が接近しているため、関東地方の天気は荒れ模様。新幹線が止まるぐらいの大型台風。
家を出るころはそうでもなかったけど、世田谷線に乗って三軒茶屋駅に着く頃には土砂降りの雨。
ちょっとでも小降りになることを期待して、駅前で30分ぐらい待機したけど、雨の勢いはまったく衰えず。
開演時間が近づいて来たので、17時30分ごろ意を決して歩き出す。その途端、下半身はずぶ濡れ・・・。
17時40分ごろ会場入り。濡れた身体を乾かす間もなく席に着く。今日の席は1階34列47番。
ステージ上手の最後列。段差があるのでステージは観やすいけど、やっぱりものすごく遠い。
予定より遅れて、18時05分ごろ開演。
楽屋での会話が漏れ聞こえているような音が小さくなっていき、静寂の中で演奏が始まる。
鈴木博文がピアノを弾き、それを佐藤優介のキーボードがサポート。演奏は次第に熱を帯びていく。
そして他のメンバーがステージに登場。ステージ中央の「moooonriders」と書かれた丸い台にDrums:夏秋文尚、
ステージ下手からKeyboards:佐藤優介、Vocal&Guitar:澤部 渡、Violin&Trumpet:武川雅寛、Vocal&Guitar:鈴木慶一、
Vocal&Guitar:白井良明、Vocal&Bass:鈴木博文がスタンバイ。Keyboards:岡田 徹は体調不良のため欠席。
演奏はニューアルバム「It’s the moooonriders」に収録されたナンバーを中心に繰り広げられていく。
「monorail」から始まって「岸辺のダンス」、そして「S.A.D」からはクレセント・ホーンズの三人がサウンドに華を添える。
割と淡々とした曲が続く中、「駄々こね桜、覚醒」ではお客さんの手拍子が加わって大盛りあがり。
それから「雲と群衆」「三叉路のふたり」「親より偉い子供はいない」と続いていく。
「再開発がやってくる、いやいや」では、ゲストシンガーのDAOKOがヴォーカルをとる。
「父親が“moonriders”のファンで、そのレコードを引き継いで聴いている」というエピソードには思わずほっこり。
「ずっと新しい曲を演ってきたので、もの凄く古い曲を演ろうと思います。かしぶち君の曲をやりたいと思います」
という紹介で始まったのは「Beep Beep Be オーライ」。続く「D/P (ダム/パール)」もかしぶち哲郎が作詞したナンバー。
“moonriders”の歴史は長いので、すべてを把握することは難しいけど、こうして少しづつ追体験できるのは嬉しい。
慶一さんはマイペースな感じで演奏を進めていくのに対して、良明さんは難解なフレーズを正確に弾きこなしていく。
そこに武川さんと博文さんがうまいこと組み合わさり、澤部さんのヴォーカルが曲に新たな息吹を吹き込む。
それが現在の“moonriders”という感じ。唯一無二の存在・・・こんなバンドは他に無い。
ニューアルバム「It’s the moooonriders」は良明さんが1月に入院したためレコーディングが中断し、
発売が3月から4月に延期となった結果、レコード発売記念ライブも今日になってしまったと慶一さんは説明。
「長生きの秘訣は笑って暮らすこと! 最後にお送りするのは『Smile』です」という紹介で、
博文さんのピアノで「Smile」を演奏して本編は終了。
アンコールは「スイマー」から始まり、「9月と言えば?」ということで「9月の海はクラゲの海」。
このあたりはコアなファンにはたまらない選曲らしく、おとなしかった客席も徐々にヒートアップしていく。
最後の曲はアルバムでもラストを飾る「私は愚民」。曲の後半になるにつれて場内の客電が明るくなり、
フリージャズのようなインプロビゼーションの応酬となっていく。なんだかものスゴイものを観ている。
最後は慶一さんがコンダクターのように舞台の中央に立ち、タクトを降ろすと共に緞帳が下りる。
20時20分ごろ終演。規制退場の順番が早かったので、すぐに会場から出てしまったのだけど、
緞帳の向こうでは客席に誰も居なくなるまで演奏が続けられていたらしい。
終演後、雨は小降りになっていたので、三軒茶屋の街に繰り出す。
栄通りはかなりの人で賑わっている。以前入ったことのある「もつ焼よし田」へ。
ちょうどカウンター席が空いたタイミングでラッキー。まずはビールで喉を潤す。
それから鉄板でモツを焼きながら、のんびりとホッピーを吞み進める。
至福の時間・・・この店は本当に居心地が良い。22時過ぎにおひらきにして帰宅。
今日は秋分の日でおやすみ。
シルバーウイークということで、二週連続の三連休。そして二週連続の台風・・・困ったものだ。
とはいえ今日は何も予定が無いので、家でのんびりと過ごす。こういう感じも久しぶり。
夕方になってブラリと出かけて、オペラシティの「覇王樹」で晩ごはん。
こういう外食も久しぶり。なんだか充実した気分。
昨夜は早めに寝たので、睡眠時間はたっぷり。
だから今日は快適な一日。やっぱり寝ることは大切。
仕事は変わらず忙しかったけど、サクサクとこなして19時前には切り上げる。
このところ呑み過ぎな気がするので、今夜はやめておこうと思ったけど、
明日から三連休となれば、ここはやっぱり吞むしかない!
久しぶりの「鳥八」。居心地が良くて、ついつい長居した。
5時に起床。今日は普通に仕事だ。
昨夜はけっこう遅くまで起きていたけれど、無事に起きられてなにより。
6時15分新大阪駅発の新幹線のぞみに乗って帰る。車内はそれほど混んでいない。
爆睡しようと思ったのに、それほど眠れず。なんとなく窓の外を眺めて過ごす。
8時40分ごろ東京駅に到着。
家に帰って10時から仕事。
急な案件が入って、思っていた以上に忙しくなってしまった。
まったく昨日とは天と地、雲泥の差という感じ。いやぁ~参った。
それでもなんとか片付けて、20時過ぎに業務終了。
さすがに今夜は早く寝ることにする。
今日は大阪フェスティバルホールへ、山下達郎「PERFORMANCE 2022」を観に行く。
6月から始まった三年ぶりのツアー、個人的には8月の奈良に続いて二回目の参加。
時の流れと共に演奏がどのように進化しているのか? 期待はどんどん膨らんでいく。
前乗りしようと思ったけど台風が来ているという事もあり、一泊一日という感じの強行スケジュール。
13時前に新大阪駅に着いて、すぐにゴハンを食べる作戦。駅ビルの「めっせ熊」という店でお好み焼き。
お皿に盛られたセットという感じだけど、やっぱり美味しいんだよなぁ~。大阪のお好み焼きは不思議。
幸いにも雨は降っていないので、西中島南方の街を抜けて淀川河川公園へ出てみる。
何の変哲もない川辺の公園という感じだけど、平日の昼間に大阪のココにいるのがおもしろい。
15時過ぎ、今夜泊まる「ニューオーサカホテル」へチェックイン。リーズナブルな値段相応のグレード。
少し休んでから、西中島南方駅から御堂筋線に乗って淀屋橋駅へ出る。
フェスティバルホールはここから歩いてすぐの距離。先行物販が始まっていたので覗いてみる。
開演時間の18時30分まではまだ時間があるので、隣のフェスティバルタワーへ昇る。
予想はしていたけれど、展望デッキには出られなかった。ココから見る風景は最高なのに残念。
しばらく時間調整して18時10分ごろ会場入り。相変わらずの豪華な造りに気分があがる。
今日の席は1階7列40番。ステージ上手、1~2列目が潰されているので実質5列目。
珍しく映像収録するということで、フロアのあちこちに固定カメラが見られる。
ステージはどこかの国のアーケード街という感じ。海辺に近い繁華街というところか。
「Bistro」「GERATO GALLERIA」「BAR」「COMPARI」「Caffe」「OSTERIA」の看板が見える。
開演予定時間の18時30分ちょうどに場内アナウンスがあり、それから5分ほどして開演。
フロアが暗転すると、アカペラのオープニングSEが流れて、メンバーがステージに登場。
Drums:小笠原拓海、Bass:伊藤広規、Guitar:佐橋佳幸、Keyboards:難波弘之、
Keyboards:柴田俊文、Sax:宮里陽太、Chorus:ハルナ・ENA・三谷泰弘、
そしてブルージーンズにオレンジ色のシャツをインした達郎が、ステージ下手から登場。
「SPARKLE」から始まり、「こんばんは大阪!三年ぶり!」という挨拶をはさんで「あまく危険な香り」。
そしてニューアルバム「Softly」から「RECIPE (レシピ)」「人力飛行機」を続けて演奏。
「人力飛行機」のイントロでは、「三年ぶりにようやくフェスティバルホールに戻って参りました。
昨日は台風でしたけど、私は持っております。昨日やらなくて良かった」と達郎が挨拶。
9月ということもあり、竹内まりやの「September」の一節を口ずさむ場面も。
ここでMCとなり、「今日・明日でちょうどツアーの折り返し地点。自分が演りたい曲をやりたいようにやる」と宣言。
明るめの曲を中心にということで、達郎がお気に入りだというミディアムテンポのナンバー「MUSIC BOOK」。
曲の途中で、お客さんと一緒にハンドクラッピング。手拍子が空から降ってくる感じ。ものすごい臨場感。
続いてスローな「僕らの夏の夢」。ステージバックの空の色が鮮やかに変化していく。
私の席からはメンバーの表情までよく見える。なんてったって前から7列目、ステージがものすごく近い。
次に「カバーソングの中で今まで一番ウケた曲」という紹介で、大瀧詠一のカバー「君は天然色」を演奏。
そして「みんなのソロをフィーチャーしていると、誰のライブかわからなくなるので」ということで、
各パートのソロ合戦を交えながら「PAPER DOLL」。達郎のテレキャスを使ったギターソロから始まり、
難波さんのピアノ、柴田さんのキーボード、佐橋さんのギター、宮里さんのサックスの順でソロまわし。
ここでバンドメンバーはステージを後にして、達郎はステージ上手のYAMAHA MONTAGE 8に向かう。
達郎が本当に目と鼻の先の位置。思っていたよりも、ふっくらとしているような気がする。
竹内まりやの「Quiet Life」が初アナログ化されたということで、レコード盤を手にインフォメーション。
そして「シャンプー」をじっくりと弾き語り。宮里さんのサックスが、その唄声にそっと寄り添う。
アカペラのコーナーに突入して、まずは鈴木雅之のために書いたという「おやすみ、ロージー」。
「I ONLY HAVE EYES FOR YOU」を唄ったあと、「Joy To The World」が流れて、
バンドメンバーが再び登場して「クリスマス・イブ」が始まり、ステージ後方に巨大なクリスマスリースが輝く。
曲のエンディングには、ステージバックの夜空に流れ星がキラリ。
続いて始まったのは「蒼氓」。ステージ上空からのライトに照らされ、達郎が神懸かって見える。
曲の後半には「People Get Ready」「Blowin' In The Wind」「希望という名の光」が挿入される。
そのまま難波さんのピアノのイントロから「さよなら夏の日」。達郎はハンドマイクでステージを左へ右へ。
達郎は「City Popが最近流行っているようで、転売ヤーを儲けさせないよう再発を考えている」と発表。
そして「BOMBER」が始まり、これまで座っていたお客さんがじわじわと立ち上がる。
間奏で広規さんのベースソロから、佐橋さんの超絶ギターソロ。客席へピックを投げ入れるサハリン。
そして達郎のギターカッティング・ソロが炸裂。これまた至近距離で観られて大興奮。
演奏はそのまま「SILENT SCREAMER」に変化し、「LET'S DANCE BABY」へと続いていく。
ここで総立ちになったお客さん。鳴り響くクラッカーに「よく三年間ガマンした!」と達郎。曲の後半は、
「LOVELAND, ISLAND」「踊ろよ、フィッシュ」「高気圧ガール」「ヘロン」「CHEER UP! THE SUMMER」のメドレー。
「これも道楽の一環です」と達郎は言って「ハイティーン・ブギ」。アイドルのコンサートのような盛りあがり。
そして最後はいつものように「アトムの子」でフィナーレ。まさに達郎のコンサートを満喫している。
アンコール、チェックのシャツに着替えて達郎が再びステージに登場。
そしてニューアルバム「Softly」の大きなパネルを掲げて、丁寧にインフォメーション。
「行く夏を惜しんで、この一曲」という紹介で始まったのは「THE THEME FROM BIG WAVE」。
続いて「RIDE ON TIME」。曲の途中でメンバー紹介をして、エンディングでは恒例のアレが始まる。
達郎は「一番の問題点は、ここからの数分間であります」と言って、ステージ後方のお立ち台で生声シャウト。
演奏が終わり、ひとまずメンバーがステージ中央に集合。「お達しにより手を繋げない」ため、直立不動で一礼。
そして再びスタンバイして、「この会場に来ている、おひとりおひとりのために」と「いつか (SOMEDAY)」。
バンドメンバーが退場し、「今日は珍しくエヘン虫が出てしまったお詫びに」と達郎は言って「LAST STEP」。
いつまでも鳴りやまない拍手に、「いいお客はんや!」と達郎。「コロナのあとの方が調子がいい」とも。
最後の曲は「YOUR EYES」。宮里さんのサックスをバックに、しっとりと唄いあげる達郎。
「THAT'S MY DESIRE」が流れる中、達郎はミニタンバリンを客席に投げ入れ、コンサートは21時30分に終演。
終演後、せっかくなので「あこがれの北新地」で呑む。
東京で言うと銀座みたいな感じなのかなぁ~。クラブのホステスさんみたいな女性が行き来する。
高級店ばかりのイメージだけど、それなりにリーズナブルな大衆店もあるわけで。
串カツで有名な「だるま」が有ることを知り、コンサートの余韻に浸りつつ一目散に駆け付ける。
幸いにも店内は空いている。カウンター席で串カツをつまみながら、ビールと酎ハイ。
今回は弾丸ツアーだったけど、しっかりと喰い倒れすることが出来て良かった。
23時に閉店というのでおひらきにして、御堂筋線に乗って再び西中島南方駅へ。
そのままホテルに戻って呑み直す。日本酒がグイグイと進んでしまった。
午後からは仲井戸麗市「FC[Gallery] Only live streaming [安らぎCafe]」を配信で観る。
「そのカフェは自分で飲み物を準備して(笑)店主の仲井戸kunの近況報告を聞いたり、
お気に入りのCDの話しやらを聞いたり・・・朗読なんかもしてもらったり、配信チャットでのやりとりを試したり、
CDを流したり、ミニギターで演奏・歌ったり の、ゆったり空気と時間が流れる配信CAFEです」という企画。
ファンクラブ限定イベントということで、ゆったりとした内容になるであろう事は間違いない。
15時06分ごろ配信開始。
SE「僕らのR&B」が流れる中、南青山MANDALAのステージにCHABOが登場。
「本日の配信は一般庶民は観ていません」ということで、最小限のスタッフで[安らぎCafe]」がスタート。
「雑談をメインに、生唄を数曲交えながら、DJスタイルでいくつか曲もかけていく」と説明するCHABO。
一曲目はオープニングSEでお馴染みの「僕らのR&B」。続いて、いきなり生唄で「安らぎCafe」を弾き語る。
チャットで流れてくるメッセージや質問にリアクションしながら、仕組みがよくわかっていないとボヤくCHABO。
時期的には少し早いけど、今年一年を振り返る。配信でも共演した新谷祥子の「アトムの飛んだ空」をプレイ。
続いて「アフタヌーン・ティーにピッタリの曲」という紹介で“古井戸”の「ねえ君」。まさに気の向くままという感じ。
チャットの質問に答えて、最近観た映画を紹介するCHABO。そして“麗蘭”のインスト「Eden.」をかける。
ここでCHABOは自身へのトリビュートアルバムから、 “TRICERATOPS”が演奏する「ポスターカラー」をかける。
そして最近観たテレビ番組の話をしたあと、このところ聴いているCDの話。いつもながらにマニアックなチョイス。
「昨今の僕はこんなフィーリング。気楽にいこうぜ・・・いけないけどさ」と言って、“麗蘭”の「SONG for J.J.cale」。
DJタイム恒例の紅茶とクッキーの差し入れを受けたあと、CHABOが2008年に出した絵本「猫の時間」を朗読。
CHABOの愛猫キーちゃんの日常を描いた作品。そして猫つながりで「Dessin vol.7」から「CAT WALK」をかける。
「子供のころは猫が飼えない環境だった」という話など、CHABOの猫にまつわる話は尽きない。
CHABOはここでフェスや配信ライブ、テレビ放送への思いなどを話す。CHABOの本心が見え隠れする。
そして「いろんなところへ行きたいよ」という思いを込めて、アコースティックギターを弾きながら「ホーボーへ」を唄う。
雑談が中心の内容だったけれど、CHABOの前向きな思いが垣間見られて、とっても素敵なひとときだった。
最後に「9月の素描」が流れて、17時47分に配信は終了。
今日は後輩と久しぶりに吞む。
いったいいつ以来だろう? 7月に呑む予定が流れてしまったので、そのリベンジでもある。
13時に新宿パレットで待ち合わせ。台風の影響でものすごい雨、ズボンはあっという間にびしょ濡れ。
「鳥園」に駆け込んで、昼吞み開始。同じような考えの人が多いのか、店内はお客さんでイッパイ。
おもしろい話、くだらない話、まじめな話・・・いろいろな話をしながら吞むお酒は美味しくて楽しい。
人と話をするということは、やっぱり大切なんだな。そんなひとときを過ごせるヤツが居ることに感謝。
入店時は2時間制と言われたのだけど、なんだかんだでけっきょく4時間半以上経っていた。
18時前におひらきにして、新宿駅地下の「さがたに」でざるそばを食べて帰宅。
今日は下北沢 440(four forty)へ、“金子マリpresents 5th element will”のライブを観に行く。
毎月第三土曜日に行われているマンスリーライブ、5月以来今年三度目の参加。
少し早めに出かけて「GENERAL RECORD STORE」「disk union」でレコードを掘ったあと会場へと向かう。
予定通り18時ちょうどに開場。整理番号は1番。いつものお気に入り、ステージ真正面最前列の席に座る。
なかなかお客さんが集まらずちょっとヤキモキしたけど、開演時間になる頃にはほどよく埋まってイイ感じ。
予定より少し遅れて、18時35分を過ぎたころ開演。
まずはマリちゃんがひとりステージに登場し、「私の次に好きなシンガー」と小川美潮をステージに呼び込む。
美潮さんは吉森 信さんのピアノをバックに、伸びやかで素敵な唄声を聴かせていく。
曲はすべて吉森さんが作曲しているとの事で、クラシックというかヨーデルというか独特なタッチ。
とにかくひたすら唄うことに集中して、何の混じり気も無く唄う姿を観ているうちに、心が洗われる気分になる。
マリちゃんの唄とはまた違う素晴らしさ。こんな唄をこんな近くで聴ける幸せをしみじみと噛みしめる。
およそ45分という短いステージ、19時20分ごろ終了。
19時40分ごろ、“金子マリpresents 5th element will”のステージが始まる。
機材のセッティングやチューニングをしているうちに、いつの間にかバンドメンバーがステージに勢ぞろい。
Drums:松本照夫、Bass:大西 真、Keyboards:石井為人、Guitar:窪田晴男、Guitar:森園勝敏・・・
相変わらずのカッコ良さ。演奏は「Green Onions」から始まり、森園さんが唄う「ZIPPOのライター」へ続く。
そしてVocal:北 京一、Vocal:金子マリが加わって、アフリカンビートが印象的な「CRY~雨ニモマケロ」。
美潮さんの唄を聴き込んでしまい、セットリストが決められていないということで、選曲しながら演奏は進む。
それでも久しぶりに演奏するという「Stand Alone」から、窪田さんヴォーカルの「おやすみGood night」、
そしてマリちゃんが唄いあげる珠玉のバラード「星」と、たまらないナンバーが続いていく。
北さんとマリちゃんの夫婦漫才のうような掛け合いトークを交えながらステージは進行。
そのやり取りを遮るような形で、森園さんが曲を始めるところが何とも言えずおもしろい。
中でも「Cry Baby」のイントロのギターは、しびれるほどのカッコ良さ。森園さんのプレイはキーボードに隠れて、
相変わらず客席からは見えにくいけど、その音はしっかりと自己主張してバンドをグイグイと引っ張っている。
北さんが演りたいと言う曲はマリちゃんにことごとく否定されるけど、ようやくリクエストが通って「わからない」、
今夜の440は次のライブがあるらしく、しきりに時間を気にするマリちゃん。「時計が見えない」とボヤく。
「忘れ物音頭」からの「税」でコール&レスポンスして、「ワタシハスゴイ」で本編は終了。
そのままアンコールに突入して、美潮さんが加わってアルバム「江戸屋百歌撰 丑」の収録曲「犬の日々」を唄う。
マリちゃんと美潮さん、どちらの唄声も魅力的。そんな二人の唄声が重なり合うと、たまらなく素敵。
最高のヴォーカリストの共演を堪能したひととき。21時ちょうどにライブは終了。
いつもより早めに終わったので、下北沢の街をブラブラ。
それでも「かつ良」は既に閉店していて、他の吞み屋もなんとなく気が乗らず。
というわけで打ち上げはあきらめて、「東京油組総本店」で油そばを食べて帰宅。
今日は出社日。
まだまだ外は暑い。直射日光を浴びると、真夏のようにジリジリする。
昼は「はま寿司」で寿司を廻す。この「廻す」という行為は、寿司を食べる以上の何かがある。
調子に乗って、デザートにモンブランを廻す。ピンク地に白ドットの皿が、なんとなく聖子ちゃん。
15時前には職場をあとにして、在宅勤務に切り替える。移動には、なんだかんだで1時間かかる。
仕事のピークは越えたけど、なんだかワサワサした毎日。安息の日はいずこ?
まぁ、働いてる以上、仕方ないんだけどね。。。
そんなことを考えながら、駅前の「東秀」で軽く呑む。
今日は渋谷 LOFT HEAVENへ、KERA「『逃亡者K』解説トーク付き試聴会」を観に行く。
9月21日に発売されるKERAさんのアルバム「逃亡者K」のアナログ盤試聴会。
3年前の「LANDSCAPE」発売時にも開催された試聴会、どんな話が聴けるのか楽しみ。
今回は昼の部と夜の部の二回公演。仙台からの帰り時間を考慮して、夜の部を選択した。
けっきょく仙台は日帰りにしたので関係なかったけど、PLEASURE PLEASUREではHARRYの
復活ライブが行われているので、ちょっと気が気ではない感じだったのは事実。
早めに渋谷へ行ってPLEASURE PLEASUREの様子を伺い、スマホにかじりついて配信を観る。
会場のLOFT HEAVENには開場時間ギリギリに到着。ココへ来るのも久しぶり。
18時30分に開場。Livepocketとイープラスの並列入場、整理番号6番なので10番目ぐらいに入場。
ライブではないので前へ行くことにはこだわらず、フロア中央の一段高くなっているところに座る。
ステージはよく見えるし、スピーカーの位置もバッチリ、通路際というのも最高。
お客さんは30人ちょっとという感じ。ほど良い感じにフロアが埋まっている。
予定通り19時ちょうどに開演。
帽子を深々とかぶり、エスニックな感じの上着を着たKERAさんがステージに登場。
出来たばかりの「逃亡者K」のアナログ盤をかけながら、一曲ずつ解説していく。
レコードの盤面がホワイトなので、曲間の溝がわかりにくいとボヤくKERAさん。
解説をするときは立ち上がってハンドマイクで話し、曲を聴いている間は座って曲に集中する。
「LANDSCAPE」のようなエピソードはあまりないそうで、音に込められたコンセプトやミュージシャン紹介、
レコーディングにまつわる話が中心で、デモテープやアイデア音源をたくさん聴かせてくれた。
「KERAさん逃げて!」30周年記念アルバムということもあり、当時の話を改めて説明する場面も。
このアルバムの発想は遠藤賢司の「東京ワッショイ」というのも、なんとなくわかるような気がした。
一番印象的だったのは「わたしの家」。舞台「砂の女」で緒川たまきさんが唄っていた劇中歌。
その場面を観たあとで聴くと、曲のイメージが広がったような気がして良かった。
アルバムを全曲紹介したあと、いくつかインフォメーションをして21時30分ごろ終了。
帰り際に店員さんから「逃亡者K」のアナログ盤を受け取り、会場をあとにする。
9日は呑めなかったので、今日こそ渋谷で呑もうと決めて「多古菊」へ。
23時閉店と言われたけど、バスの時間を考えると丁度いい感じ。
カウンター席に座って、美味しい料理を食べながら黒ホッピーを吞む。
閉店時間となり、店を出る。渋谷はぶっ飛んでるかと思いきや、もう閉店っていうのはね。
いつの間にか深夜バスが無くなっている・・・それでも23時06分の終バスに間に合った。
今日はSendai PITへ、伊藤 蘭「CONSERT TOUR 2022 Touch this moment & surely Candies!」を観に行く。
8月20日の横浜から始まった蘭ちゃんの2022年コンサートツアーも、今日の仙台でちょうど折り返し地点。
回を重ねる毎に進化していく蘭ちゃんのステージ、今回はいったいどんな風に進化しているのか楽しみ。
久しぶりに乗る東北新幹線はやぶさ。東京駅を9時半過ぎに出発して、仙台駅へ11時過ぎには到着。
東北ということもあり、少しは涼しいことを期待していたのに普通に暑い。照り付ける陽射しに汗ばむ。
せっかくなので牛たんを食べようという作戦。アーケード街を通って、本町にある「利久」へ直行する。
開店時間11時30分の少し前に到着。既に4組ほどのお客さんが並んでいる。ずいぶんと人気なんだな。
店内はあっと言う間に満席。ビールを吞みながら料理が出てくるのを待ったけど、30分ぐらいかかった。
それでも美味しい塩牛たんとサガリを堪能。思った以上に満腹になって、結果的には大満足。
腹ごなしを兼ねて、勾当台公園~国分町~クリスロード~ハピナ名掛町と、仙台の街を散策。
「ストリートジャズフェスティバル」が行われているせいか、どこもかしこもたくさんの人。
15時前に地下鉄に乗って、長町一丁目駅まで行く。いつも思うけど、地方都市の地下鉄は独特な雰囲気。
そこから歩いて会場方面へ。XEBIO ARENAを横目に見ながら、今夜の会場「Sendai PIT」に到着。
15時30分からグッズの先行販売開始。今回は特に買いたいものは無いので、その様子をしばし眺める。
それからしばらく時間調整。あたりをブラブラを散策しつつ、疲れたらベンチに座って初秋の空気を感じる。
17時10分ごろ会場入り。Sendai PITは初めて来る会場。建物の造りはToyosu PITと同じような感じ。
2階席は無く、ほぼフラットなフロア。キャパシティは椅子席536人と広くないので、どこからでも観やすそう。
私の席は6列3番。ステージ下手の端だけど、これだけステージが近ければ何も文句は無い。
今回は当日券が出ていたみたいだけど、客席はギッシリと埋まっていてイイ感じ。
ステージにはアメリカのダウンタウンの街並みを模したセット。「Ran」と「Candies」の文字が目を引く。
予定より遅れて、17時35分ごろ開演。
オープニングのナレーションが流れる中、ステージ下手からKeyboards:佐藤 準、Chorus:高柳千野+渡部沙智子、
Drums:そうる透、Guitar:是永巧一、Bass:笹井BJ克彦、Sax:竹野昌邦の並び順でスタンバイ。
一曲目「You do you」のイントロと共に、黒を基調としたセットアップを着た蘭ちゃんがステージに登場。
続いて「あなたのみかた」を唄ったところでMC。「二年前の仙台公演は中止になってしまったけど、
こうしてSendai PITのステージに立てているのは嬉しい」と、仙台ならではのエピソードを交えて話す。
「娘はずんだシェイクがおススメで、夫は『仙台はルーズソックス発祥の地』と言っていた」というのが可笑しい。
そしてコーラスの二人と楽し気に踊りながら「shalala ♪ Happy Birthday」「愛して恋してManhattan」。
横浜公演よりも三人のフォーメーションが洗練されていて、観ているだけで楽しくなってしまう。
ここで「後半戦に向けてのエネルギー保存タイム」ということで「恋とカフェインとスイーツと猫舌」。
ふわりとしたカラフルなロングスカートに早着替えして、ステージ中央のソファに座って唄う。
続いて「walking in the cherry」。ソファは自宅で使っているものらしく、どうりでリラックスムード満点。
ボサノバタッチの「ヴィブラシオン」、ロッカバラードの「名前のないChristmas Song」を唄い終わると、
蘭ちゃんはステージから退場。是方さんの幻想的なギターソロが繰り広げられる中、
黒地に赤くきらめくスワロフスキーが施されたジャケットスタイルに衣装チェンジして「ひきしお」を唄う。
そしてメンバー紹介をはさんで「ICE ON FIRE」。唄い終わると、蘭ちゃんは再びステージサイドへ退場。
ドラムとベースがFunkyなビートを刻み出し、粘っこいサックスが唸って「SUPER CANDIES」が始まる。
「C・A・N・D・I・E・S! C・A・N・D・I・E・S!」、声は出せないけど赤いペンライトで盛りあがるお客さん。
これまで光っていたステージ中央の「Ran」の文字に代わり、ステージ右上の「Candies」の文字が点滅し始める。
お待ちかねのキャンディーズ・コーナー。蘭ちゃんは横浜とは違う、ブルーのスパンコールが輝くミニの衣装。
「その気にさせないで」から始まって早くも「哀愁のシンフォニー」。サビで一斉にペンライトがステージに向けられる。
それから「悲しきためいき」「夏が来た!」「ハート泥棒」「ハートのエースが出てこない」「やさしい悪魔」と続く。
選曲は横浜と同じだけれど、曲間のMCがちょっとずつ変わっているところに蘭ちゃんの心遣いを感じる。
「年下の男の子」「暑中見舞い申し上げます」を、コーラスの二人と唄い踊ったところでMC。
「キャンディーズの唄は懐かしいだけでなく、今のグルーヴで演奏してくださるバンドと皆さんの応援で
成り立っていると思っています」と蘭ちゃんは言い、「春一番」で本編は終了。
アンコール、紫色のワンピースに着替えた蘭ちゃん。
まずは「歌詞がイキイキと輝いているような曲」という紹介で、新曲の「美しき日々」を披露。
そしてそのまま壮大なスローバラード「家路」をしっとりと唄いあげる蘭ちゃん。
これで終わりかと思いきや、「最後はやはりこの歌で元気に」という紹介で「恋するリボルバー」。
コーラスの二人が巧みに操るペンライトに合わせて、客席のペンライトもゆらゆらと揺れる。
蘭ちゃんも「このステージから見たペンライト、心がこもっていて美しかったです」とポツリ。
「PLEASE COME AGAIN」が流れる中、ひとりひとりバンドメンバーを紹介してフィナーレ。
終演後の場内アナウンスも蘭ちゃん。大きな拍手と共に、19時40分ごろライブは終了。
思ったより終わり時間が遅かったけど、帰りの新幹線の時間まで呑んでいくことにする。
駅前に見つけておいた「魚がし」という店に入り、カウンターでひとり打ち上げ開始。
フォロワーさんに教えて頂いたホヤの刺身が旨い。東京で食べると生臭かったりするけど、ぜんぜん平気。
他の料理も安くて旨くて、最高のお店。今回はあまり時間が無かったけれど、またゆっくりと来たい。
長町駅20時53分発の常磐線で仙台駅まで戻り、21時31分発のはやぶさに乗り込む。
セキスイハイムスーパーアリーナで“なにわ男子”のコンサートがあったらしく、車内は女子率高し。
スマホのバッテリーも切れてしまったし、本を読む気にもならないので、ひたすら爆睡して過ごす。
今日は渋谷 La.mamaへ、有頂天「結成40周年記念ワンマンライブ」を観に行く。
大好きな有頂天が結成40周年! もちろん全てを観てきたわけではないけど、なんだか感慨深い。
結成40周年記念ライブがLa.mamaというのは、いささかキャパが少ないような気がするけど、
何はともあれプラチナチケットを無事にゲットして、馳せ参じることにした。
定時で仕事を切り上げて、バスに乗って渋谷へ。開場時間には余裕で間に合うことが出来た。
予定通り19時ちょうどに開場して、整理番号37番で入場。ステージ真正面、3列目をキープ。
KERAさんとちょうど目線が合う位置。ある意味では最高のポジションだな。
フロアはあっという間にお客さんでギッシリ。こんなに入っているのを見るのは久しぶり。
開演予定時間の19時30分を少し過ぎたころ、「ゲバゲバ90分のテーマ」と共にメンバーがステージに登場。
黒と黄色を組み合わせたお馴染みの衣装。「一週間」「ホワイトソング」という懐かしめのナンバーでスタート。
続いてアルバム「でっかち」から「待ちたい人」を演奏したところでMC・・・と思いきや、
KERAさんはマイクと譜面台の位置を直したいと言って、お客さんやメンバーの協力でベスト・ポジションに。
「有頂天は今年で40周年というのをTwitterの書き込みで知り、今日のライブは40周年記念にした」と話す。
今日は配信が無いので、KERAさんのトークは絶好調。統一教会の話から「壺」へ繋げるところは笑った。
すっかりお馴染みになった新曲「令和元年」を演奏した後、クボさんのベースの調子が悪くなるハプニング。
MCの流れからThe Ventures「Diamond Head」のセッションが始まり、クボさんも何故か参加する始末。
「ナチュラル・カタストロフィー」「キーマニア」とハードな曲を続けて演奏したあと「カイカイデー」。
そのまま「アローン・アゲイン」からの「世界は笑う」で、第1部は70分ほどで終了。
20分の休憩をはさんで、21時ごろ第2部が始まる。
まずは「心の旅」から、40周年らしく初期ナンバーのメドレー。「赤いゲタの女の子」「女子大生'81」
「困るぜカリアゲ」「WHY」「七色シャックリ」「EAST」「D-SIDE」「おすもうさんの唄」と続いて、
始まったのはラフィンノーズの「GET THE GLORY」。何故だか異常に盛りあがるお客さん。
メドレーは「カラフルメリイ」で終わり、「カラフルな新曲」と題された古い新曲を披露。
KERAさんのMCは第2部も絶好調で、同世代のバンドの話やメンバーが使っている楽器の話まで。
続いてコウさんヴォーカルで「Not Departure」。いつもならここでKERAさん一時退場だけど、今夜はそのまま。
「2090年のク-デタ-テ-プ」「テントの外のふたつの革命」とアッパーチューンを続けて演奏したあと、
これまた長めのMCをはさんで「べにくじら」から「墓石と黴菌」。まさに有頂天の歴史をたどるような選曲。
そして最後の曲は「愛のまるやけ」。歌詞なのか曲調なのか、有頂天らしさを感じる一曲でフィナーレ。
アンコールは、「千の病を持つ男」「B.C.」とハードなナンバーの連続。
フロアは一気にヒートアップ。「お客さんも声が出せるようになるとイイね」とKERAさん。
2回目のアンコール、本日発売されたクボブリュてぬぐいを頭に巻いているメンバーがちらほら。
「元気でいればまた会えるからね。元気でいようね」と話す。こういう事をサラリと言うところが最近のKERAさん。
最後は「フューチュラ」。途中でメンバー紹介が入るアレンジ。ライブは22時20分ごろ終了。
金曜日ということもあり、渋谷の街は大賑わい。
その一方、そろそろ閉店の時間という店も多く、明らかに需要と供給が合っていない。
久しぶりに渋谷で吞みたかったけど、仕方なくあきらめてバスに乗って帰宅。
今日は出社する予定だったけど、在宅勤務にした。
そのほうが業務に集中できるから・・・価値観がすっかり変わってしまった。
だけど実際に仕事がはかどり、今日は19時に業務終了することが出来た。
変ないざこざにも巻き込まれたけど、なんとかヤマは越えたみたい。
仕事はいよいよ忙しくなってきて、今日と明日が第一のヤマ。
それでも前の作業が終わらないと出来ないので、待ち時間が多くて手持ち無沙汰。
そういう役割だから仕方ないけど、もうちょっとなんとかならないものか。
まさに忙中閑あり。。。
朝からなんとなく喉の調子が悪い。痛いというより、違和感がある。
ひょっとしてコロナに罹ってしまったか?と思ったけど、抗原検査の結果は陰性。
マンションの臨時総会はもともと欠席するつもりだったし、一日中ゴロゴロしながらのんびり過ごす。
今日は日本武道館へ、松田聖子「Seiko Matsuda Concert Tour 2022 "My Favorite Singles & Best Songs"」を観に行く。
聖子の夏コン2022、追加公演にしてツアーファイナル。今年の夏もこれでおしまいと思うと、ちょっと寂しい。
ちょっと早めに家を出て、14時40分ごろ九段下駅に到着。会場前には既にたくさんの人。グッズ売り場も長蛇の列。
開演まであと1時間以上ある。北の丸公園を散策するのはちょうどいい陽気。それでも日があたると暑い。
15時35分ごろ会場入り。今日の席は、S席 スタンド1階 南東A列31番。1階スタンド最前列。
やや上手寄りだけど、アリーナ越しにステージがよく見えて、最高のポジショニング。
2階スタンド席は立ち見まで入って、完全フルハウスという感じ。とってもイイ雰囲気に出来上がっている。
「聖子!チャチャチャ!」の手拍子が沸き起こる中、16時10分ごろフロアが暗転してコンサート開始。
ステージを覆っている幕にタイトルロゴが映し出され、幕が開くとステージ中央のお立ち台に聖子ちゃん。
黒のテレキャスを弾きながら「チェリーブラッサム」を唄い、続いてドラムセットで「Strawberry Time」。
そしてダンサーと一緒に「I Want You So Bad!」。9人のダンサーと聖子ちゃんのフォーメーション。
ブリッジをはさんでステージはいつものように、お城をバックにしたお姫様と王子様のおとぎの国の世界。
聖子ちゃんはフリフリのドレスで「渚のバルコニー」「秘密の花園」「野ばらのエチュード」「天国のキッス」と、
シングルヒット曲を立て続けに唄い踊る。「天国のキッス」では、ステージサイドの花道へ。
私の席からはステージ全体を見渡すことが出来て、そのうえ聖子ちゃんの表情までバッチリ見える。
関係者が座ることも多いこの席、日本武道館の中ではやはり最高のポジションだと思う。
もう一度ブリッジをはさんで衣装替え。ドレッシーな黒のドレスでSAYAKAのデビュー曲「ever since」を唄う。
沙也加ちゃんへの想いとお客さんへの感謝を述べながら、客席に向かって何度も何度も深々とお辞儀をする。
そしていつものようにアコースティック・コーナーに突入。バンドメンバーがステージ中央にスタンバイ。
「今年は今まで唄ったことが無い曲をお送りしてみようかなと思います」ということで、「とんがり屋根の花屋さん」。
曲の途中でバンドメンバー紹介。Drums:鈴木邦明、Bass:水野雅章、Keyboards:野崎洋一、
Guitar:佐々木秀尚、Guitar:坪井 寛、Sax:竹上良成、ツアー千穐楽だけあって、いつもよりソロに熱が入る。
それから「風立ちぬ」「Marrakech」を続けて唄い、「Human nature」は手拍子に合わせてサビの部分をリフレイン。
これでアコースティックコーナーは終了になったけど、当然のようにアンコールの拍手が沸き起こる。
聖子ちゃんが「今日は121回目の武道館公演」と言うと、「祝 121回公演 おめでとうございます」の文字がステージに。
そして客席からリクエストのプラカードが挙がり、このところ定番となっているリクエスト・コーナーに突入。
聖子ちゃんはステージ上手から下手へ、読み上げながら移動してアカペラで唄っていく。
「制服」「林檎酒の日々」「硝子のプリズム」「ガラスの林檎」「Canary」「瑠璃色の地球」「流星ナイト」
「Sleeping Beauty」「チェルシー・ホテルのコーヒー・ハウス」「ボン・ボヤージュ」「白いパラソル」「ひまわりの丘」
「抱いて…」「SUNSET BEACH」「Only My Love」「マイアミ午前5時」「星空のドライブ」「SQUALL」「水色の朝」
「ピーチ・シャーベット」「Dancing Cafe」「蛍の草原」「AQUARIUS」「雨のコニー・アイランド」「ハートをRock」
「Kimono Beat」「冬の妖精」「マンハッタンでブレックファスト」「哀しみのボート」「LOVE SONG」
「いちご畑でつかまえて」「花一色」「Star」「銀色のオートバイ」・・・今夜は2階スタンドのリクエストにも応える。
それでもなかなか下がらないプラカードに、「いま挙がっているのは対応できない曲なんです」とポツリ。
そしてそのままリクエストに応える形で「蒼いフォトグラフ」。この流れは初めてのパターン。
次に「時間旅行」「セイシェルの夕陽」を続けて唄って、アコースティック・コーナーはひとまず終了。
ダブルアンコールがかかり、「皆さん、お時間大丈夫?」と言いながら「ファイナルですからね」と聖子ちゃん。
バンドメンバーと何やら打ち合わせをして始まったのは「瞳はダイアモンド」、そのまま「小麦色のマーメイド」に続く。
トリプルアンコールに突入し、「この展開は初めてです」と聖子ちゃんは言って「SWEET MEMORIES」。
これで本当にアコースティックコーナーは終了。ツアー集大成という感じの内容に早くも大満足。
クリスマス・ディナーショーのインフォメーションをしたあと、「ご準備のほど」を合図に「赤いスイートピー」。
お客さんと一緒に聖子ちゃんもスイートピー・スティックをフリフリ・・・なにもかもスペシャル・バージョン。
ダンサー紹介をはさんで、いよいよ終盤の大盛りあがりタイム。「時間の国のアリス」からスタート。
キラキラと輝くコーヒーカップに乗った聖子ちゃんが唄い出す。スタンド席のお客さんも一斉にスタンディング。
ところが最前列の自分は怖くて立てない。手すりが太ももの位置ぐらいなんだもの・・・ちょっと無理。
それでもステージはよく見えるわけだし、ガンガンに盛り上がることは出来るので大丈夫。
そのままメドレーの時間となり、「青い珊瑚礁」「風は秋色」「ハートのイアリング」「未来の花嫁」
「ピンクのモーツァルト」を続けて唄う。聖子ちゃんはピンクをベースに白のアクセントが入ったミニスカート。
「風は秋色」でステージ下手、「ピンクのモーツァルト」でステージ上手の花道で唄う聖子ちゃん。
ラストは「Rock'n Rouge」から、スモークが立ちのぼる中を「夏の扉」で終了。
アンコール、ピンクのTシャツに白いスコートの聖子ちゃんが「素敵にOnce Again」を唄う。
竹上さんがステージ前方に出てきてサックスを吹きまくり、聖子ちゃんと腕タッチ。
そして「今年は最後、この曲でお別れです」と聖子ちゃんは言って「大切なあなた」。
佐々木さんのギターがフィーチャーされ、ギターソロを弾き終えたところで聖子ちゃんと腕タッチ。
曲の途中でリボンキャノンが炸裂。アリーナへ降りそそぐピンク色のリボン、この位置から見ると壮観。
唄い終わるとダンサーと横一列に並んでお辞儀。当局からのお達しで手をつないではいけないと聞いたけど、
ツアーファイナルということで特別。みんなで手をつないで深々とお辞儀。それでイイんだと思う。
聖子ちゃんはステージを右に左に駆け回りながら、「支えてくださり、本当にありがとうございました」と涙声。
感謝の気持ちでいっぱいになったステージ、コンサートは18時40分過ぎに終了。
終演後はそのまま初台まで戻って、オペラシティの「鍛冶屋文蔵」で打ち上げ。
土曜日ということもあり、店内はそれほど混んでいない。カウンター席で呑み始める。
この店は焼酎を自らソーダで割って吞むスタイル。杯を重ねるごとに中身の量が増えていく。
21時前にはおひらきにして、「吉野家」のカレーでシメて帰宅。
今日はBillboard LIVE YOKOHAMAへ、増田惠子「40th Anniversary & Birthday Live “そして、ここから・・・”」を観に行く。
ケイちゃんソロデビュー40周年、そして今日は65歳の誕生日ということで、早めに仕事を切り上げて横浜へ向かう。
一回の乗り換えで行けるとはいえ、微妙に遠いんだよなー。だけど横浜へ行くのは、何故だか心が躍る。
馬車道駅から会場のBillboard LIVE YOKOHAMAは直結。開演まで少し時間があるので、夜景を見て過ごす。
19時10分ごろ会場入り。今日の席は、S指定席13C。ステージほぼ中央、前から三番目のテーブル。
ちょっと後だけど、うまい感じにレイアウトされているので、意外とステージは観やすい。
19時30分開演のセカンドステージだけあって、客席はほぼ埋まっていてイイ感じ。
予定より少し遅れて、19時30分過ぎに開演。
ピアノ、チェロ、ギター、パーカッション、コーラスという、ちょっと変わった編成のバンドがスタンバイ。
そして白を基調にしたワンピースを着たケイちゃんがステージに登場。一曲目は「奇蹟の花」。
「みなさん元気ですか? 良かったです。会いたかった!」と、いきなり涙ぐむケイちゃん。
2年と9ヶ月ぶりのライブということで、その喜びが全身からみなぎっている。観ているこちらも嬉しい。
今回はソロデビュー40周年記念アルバム「そして、ここから…」の発売記念ライブという意味合いもあり、
ここからはアルバムに収録された新曲を次々に披露していく。まずはアップテンポの「Del Sole」。
既にテレビで何回か観たけど、上品な雰囲気ながらもノリノリで唄い踊るケイちゃんが素敵。
バンドメンバー紹介をはさんで、「観覧車」「Et j'aime la vie」「向日葵はうつむかない」を続けて披露。
大人のポップスというか、上質なシャンソンというタッチ。こういう感じのシンガーって、他にあまり居ない。
ここからはソロになってからの名曲集という感じで、阿木燿子作詞・宇崎竜童作曲の「愛唱歌」、
越路吹雪で有名なシャンソンの名曲「愛の讃歌」、ケイちゃんが30代の時に書いてもらったという「Key」。
ケイちゃんのハスキーで伸びのある唄声が胸に沁みる。ケイちゃんと僕たちの歴史を感じさせる。
今回のアルバムのプロモーションは全て断らずに頑張った話、始球式で悔しい思いをした話、
いろいろなエピソードを交えながら楽しそうに話すケイちゃん。その様子を見ているだけで楽しい。
そしてお待ちかねの“ピンク・レディー”コーナー。初のソロナンバー「インスピレーション」から始まり、
「UFO」からの「渚のシンドバッド」。座ったままだけど、一緒に踊るお客さん。この感じ、懐かしい。
「配信ライブで『カメレオン・アーミー』を演った」という話をしたところ、「今日も演ってくれるんでしょ」という
感じで盛り上がるお客さん。思わず押し切られそうになりながら、なんとか切り抜けるケイちゃん。
そしてアルバム「そして、ここから…」に収録された新曲5曲のうち、残り1曲となった「こもれびの椅子」を唄う。
「みなさまとホントに楽しく過ごしてきましたこの時間、そろそろお別れの時間になりました。
またすぐやりたい・・・またみんなに会いたい」とケイちゃんは言い、ソロデビュー曲「すずめ」で本編は終了。
アンコール、ピアノの音色とともにケーキが運び込まれ、みんなでケイちゃんの誕生日をお祝いする。
「もう65歳で止まっていたいぐらいに嬉しい」と、顔をほころばせるケイちゃん。
体力の衰えを感じて不安に思ったけど、もっともっと元気になってやっていきたいと涙ぐむ。
「みんな大好き!」とケイちゃんは思い切り叫んだあと、「Del Sole」を唄ってフィナーレ。
なんだかものすごく心温まるライブ、21時05分過ぎに終了。
微妙な時間ではあるけれど、そのまま電車に乗り込んで代々木公園駅まで戻る。
食事が出来る店はほとんど終わっていたので、「松屋」で軽く呑み喰いして帰宅。
今日から9月。早い・・・早すぎる。
仕事はあいかわらずで、バタバタとこなして18時半に切り上げる。
駅前の「東秀」でちょっとだけ吞む。このパターンもすっかりお馴染み。
ひとり呑みは好きだけど、こればかりだとちょっと寂しい。
最近のコメント