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2022年9月10日 (土)

伊藤 蘭「CONSERT TOUR 2022 Touch this moment & surely Candies!」Sendai PIT

今日はSendai PITへ、伊藤 蘭「CONSERT TOUR 2022 Touch this moment & surely Candies!」を観に行く。
8月20日の横浜から始まった蘭ちゃんの2022年コンサートツアーも、今日の仙台でちょうど折り返し地点。
回を重ねる毎に進化していく蘭ちゃんのステージ、今回はいったいどんな風に進化しているのか楽しみ。
久しぶりに乗る東北新幹線はやぶさ。東京駅を9時半過ぎに出発して、仙台駅へ11時過ぎには到着。
東北ということもあり、少しは涼しいことを期待していたのに普通に暑い。照り付ける陽射しに汗ばむ。
せっかくなので牛たんを食べようという作戦。アーケード街を通って、本町にある「利久」へ直行する。
開店時間11時30分の少し前に到着。既に4組ほどのお客さんが並んでいる。ずいぶんと人気なんだな。
店内はあっと言う間に満席。ビールを吞みながら料理が出てくるのを待ったけど、30分ぐらいかかった。
それでも美味しい塩牛たんとサガリを堪能。思った以上に満腹になって、結果的には大満足。
腹ごなしを兼ねて、勾当台公園~国分町~クリスロード~ハピナ名掛町と、仙台の街を散策。
「ストリートジャズフェスティバル」が行われているせいか、どこもかしこもたくさんの人。

15時前に地下鉄に乗って、長町一丁目駅まで行く。いつも思うけど、地方都市の地下鉄は独特な雰囲気。
そこから歩いて会場方面へ。XEBIO ARENAを横目に見ながら、今夜の会場「Sendai PIT」に到着。
15時30分からグッズの先行販売開始。今回は特に買いたいものは無いので、その様子をしばし眺める。
それからしばらく時間調整。あたりをブラブラを散策しつつ、疲れたらベンチに座って初秋の空気を感じる。
17時10分ごろ会場入り。Sendai PITは初めて来る会場。建物の造りはToyosu PITと同じような感じ。
2階席は無く、ほぼフラットなフロア。キャパシティは椅子席536人と広くないので、どこからでも観やすそう。
私の席は6列3番。ステージ下手の端だけど、これだけステージが近ければ何も文句は無い。
今回は当日券が出ていたみたいだけど、客席はギッシリと埋まっていてイイ感じ。
ステージにはアメリカのダウンタウンの街並みを模したセット。「Ran」と「Candies」の文字が目を引く。

予定より遅れて、17時35分ごろ開演。
オープニングのナレーションが流れる中、ステージ下手からKeyboards:佐藤 準、Chorus:高柳千野+渡部沙智子、
Drums:そうる透、Guitar:是永巧一、Bass:笹井BJ克彦、Sax:竹野昌邦の並び順でスタンバイ。
一曲目「You do you」のイントロと共に、黒を基調としたセットアップを着た蘭ちゃんがステージに登場。
続いて「あなたのみかた」を唄ったところでMC。「二年前の仙台公演は中止になってしまったけど、
こうしてSendai PITのステージに立てているのは嬉しい」と、仙台ならではのエピソードを交えて話す。
「娘はずんだシェイクがおススメで、夫は『仙台はルーズソックス発祥の地』と言っていた」というのが可笑しい。
そしてコーラスの二人と楽し気に踊りながら「shalala ♪ Happy Birthday」「愛して恋してManhattan」。
横浜公演よりも三人のフォーメーションが洗練されていて、観ているだけで楽しくなってしまう。

ここで「後半戦に向けてのエネルギー保存タイム」ということで「恋とカフェインとスイーツと猫舌」。
ふわりとしたカラフルなロングスカートに早着替えして、ステージ中央のソファに座って唄う。
続いて「walking in the cherry」。ソファは自宅で使っているものらしく、どうりでリラックスムード満点。
ボサノバタッチの「ヴィブラシオン」、ロッカバラードの「名前のないChristmas Song」を唄い終わると、
蘭ちゃんはステージから退場。是方さんの幻想的なギターソロが繰り広げられる中、
黒地に赤くきらめくスワロフスキーが施されたジャケットスタイルに衣装チェンジして「ひきしお」を唄う。
そしてメンバー紹介をはさんで「ICE ON FIRE」。唄い終わると、蘭ちゃんは再びステージサイドへ退場。

ドラムとベースがFunkyなビートを刻み出し、粘っこいサックスが唸って「SUPER CANDIES」が始まる。
「C・A・N・D・I・E・S! C・A・N・D・I・E・S!」、声は出せないけど赤いペンライトで盛りあがるお客さん。
これまで光っていたステージ中央の「Ran」の文字に代わり、ステージ右上の「Candies」の文字が点滅し始める。
お待ちかねのキャンディーズ・コーナー。蘭ちゃんは横浜とは違う、ブルーのスパンコールが輝くミニの衣装。
「その気にさせないで」から始まって早くも「哀愁のシンフォニー」。サビで一斉にペンライトがステージに向けられる。
それから「悲しきためいき」「夏が来た!」「ハート泥棒」「ハートのエースが出てこない」「やさしい悪魔」と続く。
選曲は横浜と同じだけれど、曲間のMCがちょっとずつ変わっているところに蘭ちゃんの心遣いを感じる。
「年下の男の子」「暑中見舞い申し上げます」を、コーラスの二人と唄い踊ったところでMC。
「キャンディーズの唄は懐かしいだけでなく、今のグルーヴで演奏してくださるバンドと皆さんの応援で
成り立っていると思っています」と蘭ちゃんは言い、「春一番」で本編は終了。

アンコール、紫色のワンピースに着替えた蘭ちゃん。
まずは「歌詞がイキイキと輝いているような曲」という紹介で、新曲の「美しき日々」を披露。
そしてそのまま壮大なスローバラード「家路」をしっとりと唄いあげる蘭ちゃん。
これで終わりかと思いきや、「最後はやはりこの歌で元気に」という紹介で「恋するリボルバー」。
コーラスの二人が巧みに操るペンライトに合わせて、客席のペンライトもゆらゆらと揺れる。
蘭ちゃんも「このステージから見たペンライト、心がこもっていて美しかったです」とポツリ。
「PLEASE COME AGAIN」が流れる中、ひとりひとりバンドメンバーを紹介してフィナーレ。
終演後の場内アナウンスも蘭ちゃん。大きな拍手と共に、19時40分ごろライブは終了。

思ったより終わり時間が遅かったけど、帰りの新幹線の時間まで呑んでいくことにする。
駅前に見つけておいた「魚がし」という店に入り、カウンターでひとり打ち上げ開始。
フォロワーさんに教えて頂いたホヤの刺身が旨い。東京で食べると生臭かったりするけど、ぜんぜん平気。
他の料理も安くて旨くて、最高のお店。今回はあまり時間が無かったけれど、またゆっくりと来たい。
長町駅20時53分発の常磐線で仙台駅まで戻り、21時31分発のはやぶさに乗り込む。
セキスイハイムスーパーアリーナで“なにわ男子”のコンサートがあったらしく、車内は女子率高し。
スマホのバッテリーも切れてしまったし、本を読む気にもならないので、ひたすら爆睡して過ごす。

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