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2022年9月25日 (日)

VA「Char×カルメン・マキ&OZ」昭和女子大学人見記念講堂

今日は昭和女子大学人見記念講堂へ、「Char×カルメン・マキ&OZ」を観に行く。
二日続けての人見記念講堂、本日はCharと“カルメン・マキ&OZ”との歴史的共演。
昨日とは打って変わった晴天の中、世田谷線で三軒茶屋へと向かう。
三軒茶屋ならではのお楽しみ、お土産は「包包」の中華まん。「Fujiyama」にもちょっと寄る。
開演時間が近づいて来たのでいそいそと会場へ。16時40分ごろ会場入り。
プレミアムシート特典のパンフレットとステッカーを受け取り、自分の席:1階7列17番へ。
ステージ下手の端だけど、ステージがものすごく近くてゴキゲンなポジション。
なだらかなスロープになっている客席は、見事なぐらいにお客さんで埋まっている。

ほぼ予定通り、17時過ぎに開演。まずはCharの演奏。
ステージ下手からBass:澤田浩史、Drums:古田たかし、Vocal&Guitar:Char、Keyboards:小島良喜がスタンバイ。
軽い感じのセッションから始まり、「Shinin' You Shinin' Day」「空模様のかげんが悪くなる前に」「かげろう」と、
初期ナンバーの連続で客席を沸かせる。久しぶりにしーたかのドラムで聴くCharの曲、やっぱりイイね。
Charはペイズリー柄のバーガンディのストラトを使用。相変わらず凛としていてカッコいい。
そして「Future Child」「All Around Me」とミディアムテンポのナンバーを続けて演奏したあと、
スローナンバー「The Leading Of The Leading-Loneliness」。ねっとりとしたCharのフレーズが美しい。
「For Your Love」をはさんで「Tokyo Night」。ここらへんでお客さんも立ち上がって踊り出す。
今夜のCharはMCも演奏の遊びも一切なく、演奏にとことん集中している感じ。
それでも「Tokyo Night」を「Sancha Night」と替えて唄うところは、いつも通りの展開。
そして早くも最後の曲「Smoky」。こちらもストレートなアレンジがとても良かった。
18時ちょうどに終了。短い演奏だったけど、満足感はもの凄かった。

30分のインターバルをはさんで、18時30分から“カルメン・マキ&OZ”の演奏が始まる。
「Introduction」が流れる中、ステージ下手からGuitar:春日博文、Drums:武田"Chappy"治、
Keyboards:厚見玲衣、Bass:川上茂幸がスタンバイ。シゲの歪んだベースから「崩壊の前日」。
Vocal:カルメン・マキが赤と黒を基調にした衣装で唄い出す。圧倒的な存在感に空気がピリッと引き締まる。
続いて「六月の詩」。厚見さんが弾くキーボードに乗せて、マキさんの唄が次第に熱を帯びていく。
インストナンバーの「Blue-Tange」をはさんで「閉ざされた町」。雷鳴が響く中、重厚で濃密な演奏が繰り広げられる。
プログレッシブな構成の曲が見事に再現されていく。これまで観たマキOZの中でも、最高のレベルかもしれない。
「午前1時のスケッチ」の後半では「君が代」がフィーチャーされ、「国葬反対!」のシュプレヒコール。
いろいろな意見があるのかもしれないけれど、僕はこういうアグレッシブな姿勢は大好きだな。
ここでマキさんは、「音がデカ過ぎて何をやっているかわからないので、音を下げてください」とクレーム。
確かにもの凄い爆音で、クラシック向けの会場ということもあって音がクリアに聴こえてこない。
そして最後は「私は風」。こちらもオリジナルを忠実に再現している感じがして、個人的にはお気に入りの演奏。
エンディングではメンバー紹介を行い、マキさんは「時には母のない子のように」のフレーズを口ずさむ。
こちらも1時間05分ほどの演奏、19時35分ごろ終了。

アンコール、ステージにはしーたかのドラムとCharのアンプがセッティングされる。
この顔合わせならではの夢の共演。何と言ってもしーたかは、マキOZの初代ドラマーでもあるわけで。
Charはステージに上がるやいなや、ハチと二人羽織りのようにしてギターを弾きあう。
50年近い、ものすごく長い付き合い。いろいろな恩讐を越えて、ステージに立っている様子に心が揺さぶられる。
「昔のヒット曲をカバーしてみます」と言って始まったのは、“Jefferson Airplane”の「Sombody To Love」。
マキさんのヴォーカルが圧倒的な迫力。貴重な歴史の1ページを見ているような感覚。
新旧OZドラマーによるソロ合戦もあり、ハチとCharのギターバトルもあり、見どころ満載の演奏。
最後に恒例の記念写真を撮って、20時ごろライブはすべて終了。

規制退場のあと、今夜もまた栄通りに繰り出す。
日曜日だからか、街は昨日に比べて若干空いているような気がする。
今夜は「串屋横丁もつ焼きセンター」という店をチョイス。カウンター席で呑み始める。
こじんまりとした店内。常連さんに話しかけられて、ちょっとだけお喋りする。
こういう感じも久しぶりだなー。なんだかんだで、楽しかった。
22時前にはおひらきにして、世田谷線に乗って帰宅。

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