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2022年11月12日 (土)

JOY POPS「Special Live 2022 NEXT DOOR-夜更けの王国-」Billboard Live YOKOHAMA

今日はBillboard Live YOKOHAMAへ、JOY POPS「Special Live 2022 NEXT DOOR-夜更けの王国-」を観に行く。
11月5日から始まった今回のSpecial Live、“JOY POPS”がライブを行うのは2020年12月の渋谷以来。
HARRYと公平が大変な状況になって心配していたけど、見事に復活してライブを行う・・・それだけで嬉しい。
11月5日・12日は横浜、19日は大阪、26日・29日は青山というちょっと変わったスケジュール。
5日の初日は他と予定が重なってしまったので、本日ようやく観に行くことが出来る。
個人的には今年最後のプチ遠征ということで、ちょっと早めに家を出て元町中華街駅を目指す。
そして山下公園へ。土曜日ということもあり、たくさんの人出。それでも天気がイイので気分爽快。
海を見ながらブラブラと歩き、馬車道方面へと向かう。1時間足らずの短い散策。それでも楽しかった。

そして16時半ごろ、会場のBillboard Live YOKOHAMAへ。
今回は紙チケットなので、受付でチェックインして入場。1st Stageと一緒に2nd Stageも手続きしてもらう。
1st StageはサービスエリアS指定席6c番。ステージ上手のHARRY側、二列目という好ポジション。
ステージにはHARRYのテレキャスターカスタムと、公平のSGが置かれている。それだけで絵になる。
久しぶりに会う友達と再会を喜びながら、持ち寄った物を渡し合う。懐かしいやり取りが戻って来た感じ。
そして席に戻って、「暗い月のブルーズ」と題されたアーティストカクテルを吞みながら開演を待つ。

ほぼ予定通り、17時ごろ開演。
SEが流れる中、フロア後方の楽屋から客席の間を通って、HARRYと公平がステージに登場。
ステージ上手にHARRY、下手に公平、いつものポジション。そんな二人を観ているだけで感涙。
「曇った空に光放ち」から演奏はスタート。ザクザクと刻まれるリズムが心地良い。
「どうもこんばんわぁ~ JOY POPSです」とHARRYが挨拶したあと「デルタのスー」。
アルバム「INNER SESSIONS」からのナンバーが続いたところで、「新しいのを少し」ということで、
最新アルバム「夜更けの王国」から「泥沼の妖精」「空虚のブルーズ」「暗い月のブルーズ」。
“JOY POPS”はなんとなくスライダーズのアコースティック・ユニットという印象だったけど、
HARRYも公平もエレキを中心にしたプレイ。これが2022年型の“JOY POPS”なんだろうなぁ~。

だけどここでHARRYはアコースティックギターを手に取り、穏やかに「Midnight Sun」を唄い出す。
HARRYのソロのナンバーに、公平のギターがフィーチャーされる。たまらない瞬間・・・泣きそうになる。
公平が演りましょうと提案したのか、HARRYが演ると言ったのか、それはわからないけど、
二人の思いがこの一曲に凝縮されているような気がした。「道さえあれば、充分だろう」と・・・。
ここでようやくMC。公平が「二年振りです。久しぶり!」と言うと、HARRYも「久しぶり~」と応える。
そしてメンバー紹介。公平のお茶目な紹介に微笑むHARRY。それに対してHARRYは「蘭丸!」と叫ぶ。
公平のアコースティックギターに、HARRYがテレキャスで音を重ねる「かえりみちのBlue」。
曲が終わった後、HARRYへ何やら耳打ちする公平。微笑みあう二人・・・たまらないシーン。
続いて「カメレオン」。オープンチューニングのテレキャスをかき鳴らし、ポーズを決めるHARRY。
それから「サテン・ドール」「ミッドナイト・アワー」を続けて演奏して本編は終了。

アンコール、「お客さんの前で演るのは、その空気感もあってやっぱり気持ちいね。
みなさん楽しんでくれていると思うけど、一番楽しんでいるのは僕の横のシンガーじゃないかな」と公平。
「またこうして音が出せて嬉しいよ。ありがとう」と応えるHARRY。本当にしみじみとそう思う。
そして始まったのは「新しい風」。これは二人の高らかな復活宣言。これからも続けていく決意。
最後は「Boys Jump The Midnight」。公平とHARRYがステージ前方にやってきてギターを弾きまくる。
黙々とバッキングに徹するHARRYも、取り憑かれたようにギターソロを弾く公平もたまらなかった。
客席に向かって手を振りながら去っていくHARRYと公平。ライブは18時15分過ぎに終了。

2nd Stageまでには少し時間があるので、友達と会場の上のテラスでプチ打ち上げ。
観たばかりのステージの話、音楽の話、真面目な話・・・短い時間だけど、じっくりと話すことが出来て良かった。
プチ打ち上げが終わって、19時半ごろ再び会場入り。今度の席はサービスエリア指定席7a番。
1st Stageよりひとつ上手側。それでも最前列という好ポジションなので文句は無い。
横浜でこの時間という事もあって、少しばかり空席が目立つ。それなりの時間がかかるから仕方ない。
今回もアーティストカクテル「暗い月のブルーズ」を吞みながら開演を待つ。

予定より少し遅れて、20時過ぎに開演。
SEが流れる中、フロア後方の楽屋から客席の間を通って、HARRYと公平がステージに登場。
HARRYは1st Stageと同じ鳥や魚が刺繍されたトップス、公平は1st Stageと色違いのナポレオン・ジャケット。
「曇った空に光放ち」から始まり、「デルタのスー」「泥沼の妖精」「空虚のブルーズ」「暗い月のブルーズ」。
1st Stageと同じ感じでライブは進行していく。私の席の位置によるものか、音の輪郭が少しぼやけている印象。
それでも演奏はバッチリと決まっている。“JOY POPS”ならではのザクザクとしたサウンドがたまらない。
HARRYはギターテックがエフェクターを操作するスタイルに戻っている。私の席からはその動きがよく見える。

HARRYのソロナンバー「Midnight Sun」を演奏したあとメンバー紹介。
なんとなくぎこちない感じがHARRYと公平らしくてイイ。1st Stageよりも若干くだけた感じ。
お客さんの声援も自然に聞こえて、なんだか昔に戻ったみたい。それで良いんだと思う。
「かえりみちのBlue」のあと「マスターベーション」「No More Trouble」。1st Stageとは違う選曲。
しかも良いところ持ってくるなぁ~。熱演するステージの二人に釣られて、客席も一気にヒートアップ。
最後に「ミッドナイト・アワー」を演奏して本編は終了。

アンコール、まずは公平がMC。公平のちょっとしたHARRYいじりみたいなところも微笑ましい。
演奏されたのは1st Stageと同じく、「新しい風」と「Boys Jump The Midnight」。
ギターソロでHARRYがステージ前方に出てくると、私の席からは本当に目の前で大興奮。
HARRYとはしっかりとアイコンタクトも出来たし、本当に嬉しかった。たまらないひととき。
客席に向かって手を振りながら去っていくHARRYと公平。ライブは21時20分過ぎに終了。

終演後は電車に飛び乗り、そのまま代々木公園駅まで戻る。
お腹が空いたので「富士そば」でカツ丼とせいろを食べて帰宅。

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