« 文化の日 | トップページ | 亜無亜危異「CHARGE INTO THE LOCAL TOUR 2022」F.A.D YOKOHAMA »

2022年11月 4日 (金)

鳴瀬喜博「ナルチョ presents Naru Koki シリーズ3RD 爆ROCK ll」目黒 BLUES ALLEY JAPAN

今日は目黒 BLUES ALLEY JAPANへ、鳴瀬喜博「ナルチョ presents Naru Koki シリーズ3RD 爆ROCK ll」を観に行く。
今月の13日で73歳の誕生日を迎えるナルチョ。還暦(ナルチョの場合は「宴歴」)ライブは10年間続いたから、
70歳の古希も10年間続く・・・はずだったのに、コロナ禍で2019年以来の開催となった「Naru Koki」。
久しぶりのナルチョのライブを、これまた久しぶりのBLUES ALLEYで観られるチャンス! 行くしかないでしょう。
定時に仕事を切り上げて、山手線で目黒駅へと向かう。山手線は相変わらず混んでいて、ちょっとした緊張感。
18時40分ごろ会場入り。P6のテーブルに案内される。ステージ上手、前から二列目のテーブル。
ステージを右斜め横から観る感じだけど、前に人が居ないのでステージはよく見える。
間隔を広めにとった座席配置だけど、フロア後方までギッシリとお客さんで埋まっている。
アーティスト・メニューの「3つのRとDが入ったフルーツアイスティーカクテル」を吞みながら開演を待つ。

予定より遅れて、19時05分過ぎに開演。
Drums:Grace、Bass:鳴瀬喜博、Guitar:北島健二、Guitar:Rie a.k.a. Suzaku がステージに登場。
Graceは割烹着、Rieは七色の髪の毛、北島さんはロングヘアー、ナルチョは赤い帽子とバラバラのビジュアル。
何が始まるのだろう?と固唾を飲むお客さんに、「シーンとしなぁ~い!」とナルチョが一言。
まずはインストの曲からということで、Rieの「Across the Sky」から北島さんの「ギター犯罪美学」。
Rieの変形フライングVと北島さんのレスポールが、絶妙なアンサンブルを織り成している。
「俺の場合は演奏よりMC」とナルチョは言い、今夜もメチャメチャ喋りまくる。本当に絶好調という感じ。
そしてVocal:田村直美が呼び込まれる。「全然呼ばれないから、ずっとPA卓のところで待っていた」とSHO-TA。
ここからは“PEARL”のナンバー。本人も「いろいろあったのよ~」と言うだけに、このあたりの曲はあまり知らない。
だけどそれが目当てのお客さんもかなり居るようで、曲に合わせてリアクションする様子がとてもイイ。
ナルチョは唄物のバックということで地道なプレイに徹していたけれど、要所要所にベースソロをぶち込む。
“PEARL”ファンならみんな大好きという「Harvest Moon」を演奏して、20時20分ごろ1st stageは終了。

休憩時間をはさんで、20時40分ごろ2nd stageが始まる。
「第1部はしゃべり過ぎちゃって、20分オーバー。みんなに怒られた」とナルチョ。
それでも「あと二つネタがある」と言いながら、ナルチョのしゃべりは止まらない。まぁ~それでいい。
まずはバンドだけでインストを二曲。凄腕ぞろいのメンバーによる演奏は、さすがにド迫力。
Graceのドラムがパワフルでものすごい。メンバーも言っていたように、まさに“重戦車”という感じ。
それに呼応するように、Rieと北島さんがギターバトル。北島さんのレスポールが奏でる音の説得力が凄い。
そして再びSHO-TAが呼び込まれ、“PEARL”のナンバーを中心にライブは進んでいく。
「哀しみの恋人達」は北島さんのレスポールが泣いていた。ヴォーカル入りの演奏は珍しいかも。
控えると言いつつ、相変わらず長いMC・・・それがナルチョの魅力だし、それが楽しいのだから文句は無い。
演奏は次第に熱を帯びて、Graceとナルチョのバトルが繰り広げられ、SHO-TAの唄も冴えわたる。
ラストの「Bhaja Ma Na」では振付のレクチャーもあり、大盛りあがりの中を第2部は終了。

ナルチョの「アンコール! やっちゃおう!」という一言で、そのままアンコールに突入。
「また演りたいと思います。もっとしゃべりますよ!」とナルチョ。しゃべれるライブは久しぶりらしい。
ここで北島さんの音頭でバースデイケーキが運び込まれ、一足お先にナルチョの誕生日を祝う。
今月の13日で73歳・・・これからもずっとFunkyなベースと楽しいおしゃべりを聴かせて欲しいな。
「Everybody Tears」を演奏して記念撮影タイム。客席にキチンと目線を送ってくれるところはさすが。
みんなで「Happy Birthday to You」を唄いながら、22時15分ごろライブは終了。

けっこう遅くなってしまったので、そのまま電車に乗り込む。そういうご時世。
山手線で新宿駅まで戻って、ブラブラと歩いて帰る。ちょうどいい季節。
それでもお腹が空いたので、「麺屋武一」で鶏まぜそばを食べながら打ち上げ。

|

« 文化の日 | トップページ | 亜無亜危異「CHARGE INTO THE LOCAL TOUR 2022」F.A.D YOKOHAMA »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 文化の日 | トップページ | 亜無亜危異「CHARGE INTO THE LOCAL TOUR 2022」F.A.D YOKOHAMA »