亜無亜危異「CHARGE INTO THE LOCAL TOUR 2022」F.A.D YOKOHAMA
今日はF.A.D YOKOHAMAへ、亜無亜危異「CHARGE INTO THE LOCAL TOUR 2022」を観に行く。
「東京・名古屋・大阪以外のローカル地方都市9箇所を廻るツアー」として9月17日から始まった今回のツアー。
ところが9月末にシゲルが心筋梗塞のため緊急手術を受け、新潟・岐阜・仙台のライブが延期になってしまった。
しかし、シゲルは驚異の回復力で見事に復活を果たし、10月15日の札幌からツアーは再開。
延期となったライブの振替公演は残っているものの、本日の横浜でひとまずはツアーファイナルを迎える。
会場のF.A.D YOKOHAMAは、みなとみらい線の元町中華街駅から中華街を通り抜けたところにある。
土曜日ということもあって、ものすごい人の数。先日のソウル梨泰院の群衆事故を思い出してしまう。
開場まで時間があるので、横浜スタジアムへ行ったりして時間調整。もうすっかり日は暮れている。
18時30分に開場して、整理番号37番で入場。ステージ下手の二列目を確保。なかなかの好ポジション。
フロアはほど良い感じで埋まっている。今日はBGMがそれほど爆音でないから助かる。
ほぼ予定通り、19時過ぎ開演。
SEが流れる中、Drums:小林高夫、Bass:寺岡信芳、Guitar:藤沼伸一、Vocal:仲野 茂がステージに登場。
もちろん全員、紺色のナッパ服。元気そうなシゲルの姿を見られただけで、なんだか感無量という感じ。
最新曲の「第二の悪者」から始まり、「馬鹿とハサミは使いYO!」「洗脳ごっこ」「3・3・3」「缶詰」を立て続けに演奏。
フロアはモッシュ寸前の盛りあがりだけど、守るべきものは守るところはさすが。ものすごくイイ感じ。
「仮病じゃねぇぞ、このヤロー! いつまで観れるかわからないからね。観ておかないと!」とシゲル。
そんな悪態をつきながらも、どこか嬉しそうに見える。それを見ているこちらも、嬉しくてたまらなくなる。
今回のセットリストは新旧織り交ぜた選曲。ライブ中盤は最新アルバム「パンク修理」のナンバーが中心。
「偽善者ワロタ」「パンクのオジサン」「ノー天気の子」「プレイランド」「総理大臣」・・・これがバンドの最新型。
コバンはずっしりと重たいビートを刻み、テラオカはぶっとい音で気合の入ったベースを弾く。
シンイチは激しく動き回りながらストラトを弾きまくり、シゲルはモニターの上に立ってシャウトする。
続いて、「戦争真っ只中の時代になにが『戦争小唄』だ!」とシゲルは言って「戦争小唄」。
そしてライブ終盤はキラーチューンのオンパレード。「デラシネ」「団地のオバサン」「叫んでやるぜ」
「屋根の下の犬」「パンクロックの奴隷」「ホワイト・ライオット」・・・ステージ前はかなりの密度で大盛りあがり。
最後はもちろん「ノット・サティスファイド」で爆発して本編は終了。
自然と沸き起こる「アナーキー!」コール。みんなマスクをしているから許してね。
メンバーが再びステージに登場して記念撮影。「ライブをキャンセルして、みんなに迷惑をかけたから」とシゲル。
続いて、12月に行われるライブのインフォメーション。東京では“THE ROCK BAND”との対バンとのこと。
ツアーグッズの老眼鏡をかけて、手元に持った資料を読み上げるシゲルが微笑ましい。
そして「READY STEADY GO」を演奏して、20時10分ごろライブは終了。
久しぶりに汗をかいた。これまでと変わらない“亜無亜危異”を体感できて、本当に良かった。
せっかくココまで来たのだから、中華街で食事!といきたいところだけど、
人気の店は混んでいるだろうし、目をつけていた店は既に閉まっている・・・
というわけで、そのまま電車に乗り込んで代々木公園駅まで戻る。
「鶏と麺と」で呑み始めたけど、あっという間にラストオーダー。
喰い足りなかったので、「松屋」の牛丼でシメてから帰宅。
| 固定リンク
コメント